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日時 | 平成25年8月8日(木曜日)14時~16時 | |
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場所 | 札幌エルプラザ(男女共同参画センター)2階1~2号会議室 | |
参加者 | 32名 |
パネラー
★北海道コカ・コーラボトリング(株)執行役員 広報・CSR推進部 上島 信一氏から
・2006年からレポートを作成
「役に立つ会社でありたい」、お客様にほめてほしいという気持ちからスタート
・結果
営業の役に立つことができた
・ただし
1回、2回は褒めてもらえるが、3回目は自慢話になる
自慢話にならないように作り続けること
・メッセージ性が大切
・コンセプトワークとして、キーワードを探す
★北海道テレビ放送(株) 役員待遇 CSR広報室長 國本 昌秀氏
・社員に意義を知らせたい、読ませたいと思い、社員の名前を貼って配布
・本業の強みを生かして活動(衛星放送によるアジア向けの番組を16年継続したことにより、台湾からの観光客が5倍に)
・社会の側から見た価値を伝える
・その年の力点を伝える
・楽しそうに見えること
・写真の多用
お二人のお話から、CSRレポートを作成し情報開示することによって、企業への信頼性、企業ブランド価値が向上する、消費者とのコミュニケーションがとれる、事業内容を把握することによって社員の教育教材になるなどのメリットがあることが分かりました。
講師:NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構 理事長 谷越 律夫氏
・現代社会において、「色」はとても重要な情報伝達手段
・パソコンの普及で、誰でも自由に簡単に「色」を扱えるようになって、色があふれている。
・電光掲示板、操作画面や家電製品などのパイロットランプ
・共施設や展示施設、誘導サインや路線図・時刻表
さまざまな色が線や文字で使われている。だが、これらの色使いは一般の色覚の人の見え方だけを考えて作られている場合がほとんどで、色弱者が情報を読み取れずに不便を感じるケースが見逃されている。
■色弱者はどのくらい
・日本人男性の20人に1人(5%)
・女性の500人に1人(0.2%)
・女性の保因者も多く(10人に1人)、遺伝的にはかなりの確率で発現する
・色弱は、障がいというより、色の見え方の特性
だから、多様な色覚を持つさまざまな人に配慮した、すべての情報が正確に伝わるように利用者側の視点に立って作られたデザイン「カラーユニバーサルデザイン」が必要
カラーユニバーサル機構のアドバイスにより、一般の色覚の人にも見やすくなったバス路線図など、多くの事例を知るとともに、色弱者の見え方を体験できるメガネ「バリアントール」を着用して模擬体験という貴重な経験もしました。
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