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円山動物園では、「世界ゾウの日」を多くの人に知ってもらい、アジアゾウの生態や生息地が抱える問題について学び、自分たちができることを考え、行動してもらうことを目的として、令和8年8月8日土曜日から12日水曜日まで、特別イベントを実施します。
このうち、8月12日水曜日に行われる「特別ガイド~森の中のゾウたち~」では、森林整備現場から収穫された枝葉を円山動物園のゾウ舎に設置し、アジアゾウの生息地である「森」を再現します。
林業の現場を追ったドキュメンタリー映画『FORESTTAIL』の上映会とトークセッションも開催されます。
詳しくは、円山動物園のホームページをご覧ください。


里山地域は、札幌市緑の保全と創出に関する条例において「緑を保全・創出し
ながら市街地の周辺(市街化調整区域)にふさわしい土地の活用を図る山岳丘陵地域」と位置づけられている、街と奥山の中間にある地域です(右図薄緑色部分)。
里山地域の中でも、森林と農地が連なり、人と自然が共生し、優れた景観が形成されている地域(以下、里山)では、森林と農地が一体となって国土保全・水源涵養機能などの多面的機能を発揮するなど、森林と農地の強い結びつきがみられます。
しかし近年、農業従事者の高齢化や後継者不足等により、農地および森林の管理不足や景観の悪化、地域コミュニティの希薄化が進行しており、里山の魅力の向上・再発見や情報発信など、活性化に向けた取組が急務となっています。
地域の方と一緒に、西区小別沢の取組をリーフレットにまとめました(2023年3月)。
リーフレット「里山地域の活性化~西区小別沢~」(PDF:2,392KB)
小別沢では以前から、地域活性化に向けて町内会や有志が活動していました。2019年度からは、札幌市も地域の輪に加わり、地域の魅力や価値の向上に取り組んできました。
詳しくは、ファイル「小別沢の取組」(PDF:761KB)をご覧ください。
【森林】森を育てる管理を行い、森林整備現場から収穫された木材を薪やホダ木として、枝葉を円山動物園のゾウのエサなどとして販売しています。2026年3月には、ホテルグレイスリー札幌(北4西4)に、間伐材を活用した「五感で”森”呼吸(しんこきゅう)するフロントロビー」が誕生しました。


今後も、木材の流通や商品化など「資源の活用」だけでなく、林業研修や散策など「場の活用」についても検討・試行していきます。
【農地】農地を活用し、小麦など粗放管理でも収穫できる作物の模索や、体験農園(さとやま農園)における地域外の方(都市部に住む大人や子ども、学生、企業など)との交流、小麦や大豆などの加工にも取り組んでいます。資源の循環を象徴する取組として、円山動物園と連携し、小別沢など市内の山の枝葉をゾウのエサとして提供し、その糞からできた堆肥を活用して土づくりを行うとともに、子どもたちに循環を体験してもらう機会を作っています。


写真:さとやま農園の様子

図:円山動物園と連携した取組
(写真と図:株式会社やまのかいしゃ提供)
【つながり】畑との関わり方は、「農業や自然を体験したい」「自分で野菜を育てたい」など、人によって様々です。人手不足の農業者を手伝う「援農」という関わり方もあります。小別沢で活動されている「援農おやつ部」さんは、札幌市をはじめ、石狩管内でボランティアとして援農活動をされています。
詳しくは、援農おやつ部のホームページをご覧ください。



(写真:援農おやつ部提供)
今後も、取組につながる活動や団体を紹介していきます。
2026年度から、石山六区の里山について地域の方と対話をはじめています。南区の農地は、小規模で傾斜地、森林を背後に控えて果樹園や野菜畑が多いなど、共通の特徴があります。石山六区における里山活性化の取組が、南区全体に波及・展開されていくことを目指しています。
里山魅力アップ支援事業は、森林と農地という里山ならではの資源を活用し、地域の魅力や価値の向上につながる地域主体の取組を支援するための補助制度です。
詳しくは、札幌市里山魅力アップ支援事業のページをご覧ください。
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