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更新日:2025年9月17日
CTとはエックス線を使用して身体の断面を撮影する検査です。様々な角度の画像から、病気の早期発見や手術後の再発、治療効果判定などの診断に役立っています。ヨード造影剤の使用の有無は検査目的によって異なりますが、造影剤を使用することにより、血管や血行動態、病変の描出などの情報を得ることができます。
CT検査では放射線を用いるため医療被ばくがあります。被ばくによる不利益より診断による利益が大きいと医師が判断した場合に、国際基準に基づいた適切な放射線量で検査を行っております。
PHILIPS社製 64列デュアルエナジーCT
2019年9月に導入された2層検出器搭載デュアルエナジーCT装置です。従来のCT画像に加え、収集されたデュアルエナジーデータから、仮想単色X線画像、ヨード密度画像、実効原子番号画像などの様々な情報を持った画像を取得でき、診断能の向上に役立ちます。また、造影剤量を低減してもコントラストを向上させることが可能となります。
Canon社製 320列CT
2011年に導入された装置です。短時間で広範囲のボリューム撮影が可能であり、造影剤量の低減や息止め時間短縮の他、血行動態の描出に優れています。
Canon社製 80列マルチスライスCT
主に救命救急センターに搬入された患者さんや、夜間・休日などの緊急時の検査に使用しています。
当院では、原則予約制でCT検査を行っておりますが、必要に応じて緊急・臨時の検査にも対応しております。そのため、緊急を要すると判断した場合にはその検査を優先することもあります。患者さまをお待たせしないことを心がけておりますが、その際には多少の待ち時間が発生する場合がございますので、ご了承ください。
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