市立札幌病院公式ホームページ > 診療科・部門 > 部門 > 放射線部について > CT検査 > 主なCT検査
ここから本文です。
更新日:2025年9月17日
脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患の診断に有用で、救急医療においても重要な役割を果たしています。造影剤を使用することで、脳腫瘍や脳血管の細かい評価も可能となります。
くも膜下出血
呼吸器疾患の診断に有用な検査です。胸部レントゲン写真では見つけにくい小さな病変も発見することができます。
左肺の結節
胃、肝臓、膵臓、腎臓、消化管などの腹部臓器の診断に適しています。造影剤を使用することで、血管や病変部位の状態をより詳しく評価することが可能になります。
腹部単純CT画像
腹部造影CT画像
造影剤を使用し、冠動脈の状態を評価する検査です。心拍数を抑える必要があるため、検査前に薬の内服などの準備をします。そのため準備から検査終了まで1時間から1時間半ほどお時間をいただく場合があります。従来のカテーテルを手や足に挿して検査をする方法よりも非侵襲的であり、外来検査として行うことも可能です。
心臓の撮影データをもとに作成した全体像・冠動脈の形態
造影剤を使用して、血管を描出する検査です。主に体幹部や頭部、頸部の血管を評価する為に行っています。他にも下肢血管や上肢血管などの撮影を行うことができます。
炭酸ガスを注入し大腸を膨らませた状態で検査を行い、実際に大腸カメラを使用したような画像を作成できます。この検査を受ける際には、検査前日から下剤の服用等の処置がございますので、詳しくはスタッフにお尋ねください。検査当日は専用の検査着に着替えていただきます。炭酸ガスを大腸内に十分入れた状態で撮影を行う必要があるため、お腹の膨満感があります。炭酸ガスは検査終了後10~15分ほどで体内に吸収され、腹部の膨満感は軽減されますのでご安心ください。
撮影データをもとに作成した3D画像
椎体、上肢・下肢の関節を対象とした検査です。レントゲンでは分かりにくい微小な骨折や術前の評価に用いられます。検査は5分ほどで終了しますが、関節や骨格をより明瞭に描出するために、部位に応じて体位を変える必要があります。痛みがある方はお知らせください。
関節・骨格撮影のデータをもとに作成した3D画像
手術のシミュレーションや切除部位決定の補助等を行うための画像です。CT・MRI・血管造影などの検査で得られた画像データから様々な3D画像を作成し、手術に役立てています。また、患者さまへの説明のために用いることもあります。
脳(下垂体)
肝臓
肺
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.