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エゾバイ科のエゾボラ属及びエゾバイ属の巻貝を総称して「ツブ」又は「バイ」と呼んでおり、市場に流通しているものは30種を超えます。
エゾボラ(マツブ)やヒメエゾボラ(青ツブ)などのエゾボラ類の「唾液腺(通称:アブラ)」には、「テトラミン」という毒が含まれています。
札幌市内では、平成20年にツブ貝によるテトラミン食中毒が2件発生しています。
左:エゾボラ(マツブ)/右:ヒメエゾボラ(青ツブ)
食べてから30分くらいで、物が二重に見えるなどの視覚異常やめまい、頭痛、船酔い感などが現れます。
これまで死亡例はなく、通常数時間で回復しますが、人によっては症状が重くなることもあります。
調理の際、必ず唾液腺を除去してください。
唾液腺は、乳白色から淡黄色の器官で1対あり、肉質部位に内包されています。手でしごくと簡単に取り除けます。
(1)殻を取り外して中身を取り出し、内臓と身の部分に切り分ける。
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(2)貝蓋のある面を下にして置き、中心に切り目を入れる。
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(3)切り目から左右に開く。
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(4)指で押し出して、唾液腺を取り出す。 左右二か所とも取り出したことを確認後、流水で洗浄して調理しましょう。 |
ツブ貝のテトラミンによる食中毒にご注意を!(PDF:773KB)
食中毒については、札幌市保健所食の安全推進課、広域食品監視センター又は各区保健センター健康・子ども課にご相談ください。
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