アズマヒキガエル

*無尾目

ANURAS

（カエル亜目NEOBATRACHIA）

*ヒキガエル科

Bufonidae

*英名

Eastern-Japanese common toad

*学名

Bufo japonicus formosus

日本の固有種であり、東日本に広く分布しています。生息環境も農耕地、自然林、草原など様々で、海岸付近から標高の高い地域まで幅広く生息しています。

体長は最大で15㎝ほどで、体には大小のイボがあり、耳腺からは神経系の毒が分泌されます。

アズマヒキガエルのオタマジャクシにも毒があることが知られています。

北海道には元々生息していませんでしたが、およそ40年前に人為的に持ち込まれとされています。北海道では「国内外来種」として、北海道の在来生物（昆虫や両生類）への影響が懸念されています。現在は石狩川流域周辺の地域で定着が確認されており、札幌市内でも生息が確認されています。

札幌市では在来の生物や生態系を守るため、市民団体と協力をして防除などを行っています。

動物食であり、地表に生息する昆虫（アリやダニなど）、ミミズやクモなどを食べます。