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約70種450点のは虫類・両生類を展示しています。
植栽や擬岩、演色性の高い照明等の導入により、展示しているは虫類・両生類それぞれの生息地にあったレイアウトを施し、来園者の高揚感を創出するとともに、美術品を鑑賞するような静かで落ち着いた空間構成になっています。
展示スペースは、熱帯、亜熱帯、日本・温帯と生息地に合わせた展示を行う「小中型展示ゾーン」と大型の動物を展示する「大型展示ゾーン」からなります。さらに、バックヤードを「センターラボ」としてガラス越しに公開することで、動物が孵化する様子なども観察することが可能です。
動物種それぞれが必要とする光・温熱・空気・水環境の変化を、年間を通じて適切に管理することで、展示しながら冬眠・繁殖などが可能となり、種本来の生態を伝えることができます。特に、温熱・空気環境の制御については、これまで強制対流型空調システムが一般的でしたが、本施設では、活き活きとした生態展示・繁殖計画に配慮した「放射暖房システム」を採用しています。
また、太陽光発電パネル、通路空間におけるLED照明、ペレットボイラーの設置に加え、ハイサイドライトによる昼光照明、太陽熱による自然暖房、外断熱工法・低温放射暖房による冬季の暖房負荷低減、円山地域の季節風を利用した夏季の高窓換気システムなど、省資源・省エネルギー技術を積極的に採用しています。
地上2階部分は、バックヤード及び植栽管理を行うキーパールーフ、地下1階部分は、動物の餌となるコオロギとネズミの飼料室及び検疫室などからなります。
構造:RC造一部鉄骨造、地上2階地下1階建
延床面積:約924平方メートル(1階展示部分630平方メートル)
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