定期購入トラブル

内容

「初回無料」「初回お試し価格」などの広告を見て、1回きりのお試しのつもりで商品を購入したが、実際は定期購入契約になっていたというトラブルです。

広報さっぽろ5月号（2020年）の「しっとくさっぽろ」より

相談事例

• インターネットの広告で知った酵素入りダイエット食品を、初回500円と書いてあったので購入。試して効果があればまた購入しようと思っていたが、1回目の商品が届いてから数週間後に同じ商品が届き、4,400円の請求書が入っていた。
• 販売店に問い合わせたところ、「4回以上の継続が必要な定期購入で、ホームページや注文画面にも記載があり、了解欄にもチェックが入っている」と言われた。
• 「1回だけと思って申し込んだ。2回目は返品したい」と伝えると、「返品は不可。ただし、初回と2回目をそれぞれ通常価格5,000円で購入するなら、届いた分までの解約はできる」と言われた。

トラブルの防ぐためのポイント

1. 定期購入が条件になっていないか、契約内容を確認！
2. 解約・返品ができるかどうか、解約条件（申し出先、方法、期間なども）を確認！
3. 注文画面を印刷するなど、記録をしっかりと残す！

通信販売ではクーリング・オフは適用されず、返品や解約の条件などが記載されていれば、原則その条件を守らなければなりませんのでご注意ください。

実際にトラブルに遭った場合や、通信販売事業者に電話をかけてもつながらない場合など、不安に思うことがあれば、札幌市消費者センター等に相談しましょう。

 

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