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更新日:2023年8月25日

騒音・振動の単位dB(デシベル)について

 デシベル(dB)騒音】

音に対する人間の感じ方は,音の強さ、周波数の違いによって異なります。騒音の大きさは、物理的に測定した騒音の強さに、周波数の違いによる人間の耳の感覚の違いを加味して、dB(A)で表します。

実際には、騒音計のA特性(聴感補正)で測定した値を騒音レベルとして、dB(A)で表示します。

※従来騒音レベルの単位として使われていたホンとdB(A)は同じ意味ですが、計量法の改訂により騒音レベルの単位がdB(A)に統一されました。

騒音の大きさの例

騒音の目安

出典:全国環境研協議会 騒音調査小委員会

 デシベル(dB)振動】

振動の大きさの感じ方は、振幅、周波数などによって異なります。

公害振動の大きさは、物理的に測定した振幅の大きさに、周波数による感覚補正を加味して、dBで表します。

振動による影響

振動レベルとその影響の概要
振動レベル

振動の影響

震度の解説 震度

85dB~95dB

【90dB】有意な生理的影響が生じ始める かなりの恐怖感があり、一部の人は身の安全を守ろうとする。

4

75dB~85dB

【75dB】深い眠りに対して影響が出始める 屋内にいるほとんどの人が揺れを感じ、恐怖を覚える人もいる。

3

65dB~75dB

【65dB】浅い睡眠に影響が出始める

【70dB】過半数の人が振動をよく感じる

屋内にいるほとんどの人が揺れを感じ、眠っている人の一部が目を覚ます。

2

55dB~65dB

【55dB】振動を感じ始める 屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。

1

55dB未満

 

人は揺れを感じない。

0

出典:振動規制の手引き ー振動規制法逐条解説/関連法令・資料集ー(2003)

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