ここから本文です。
音に対する人間の感じ方は,音の強さ、周波数の違いによって異なります。騒音の大きさは、物理的に測定した騒音の強さに、周波数の違いによる人間の耳の感覚の違いを加味して、dB(A)で表します。
実際には、騒音計のA特性(聴感補正)で測定した値を騒音レベルとして、dB(A)で表示します。
※従来騒音レベルの単位として使われていたホンとdB(A)は同じ意味ですが、計量法の改訂により騒音レベルの単位がdB(A)に統一されました。
振動の大きさの感じ方は、振幅、周波数などによって異なります。
公害振動の大きさは、物理的に測定した振幅の大きさに、周波数による感覚補正を加味して、dBで表します。
振動レベル |
振動の影響 |
震度の解説 | 震度 |
---|---|---|---|
85dB~95dB |
【90dB】有意な生理的影響が生じ始める | かなりの恐怖感があり、一部の人は身の安全を守ろうとする。 |
4 |
75dB~85dB |
【75dB】深い眠りに対して影響が出始める | 屋内にいるほとんどの人が揺れを感じ、恐怖を覚える人もいる。 |
3 |
65dB~75dB |
【65dB】浅い睡眠に影響が出始める 【70dB】過半数の人が振動をよく感じる |
屋内にいるほとんどの人が揺れを感じ、眠っている人の一部が目を覚ます。 |
2 |
55dB~65dB |
【55dB】振動を感じ始める | 屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。 |
1 |
55dB未満 |
人は揺れを感じない。 |
0 |
出典:振動規制の手引き ー振動規制法逐条解説/関連法令・資料集ー(2003)
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.