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更新日:2023年11月10日
栄養科では、常に患者さんの視点にたち、美味しく安全な食事を提供するとともに、患者さんの早期回復、早期退院につながるよう、ベッドサイドに訪問し食事の調整を行ったり、多職種と連携し栄養管理を実施するなど、栄養改善にも積極的に取り組んでいます。また、退院後の食事や栄養に関する相談を実施し、不安のない生活に戻るサポートをしています。
治療食の種類は約200種で、食物アレルギーやきざみ、肉抜きなどの個別対応を行っています。入院生活でも家庭的な雰囲気を感じていただけるよう強化磁器食器を使用し、セレクトメニューや学校給食・郷土食メニュー、行事食で食事を楽しんでいただいています。また、日々患者さんの喫食状況を把握し、よりよい食事提供に努めています。
個別指導は、糖尿病、腎臓病、消化器疾患、低栄養、摂食嚥下障害、がんなどを対象に、予約制で行っています。継続して受講される場合は電話での栄養相談も可能です。集団指導は糖尿病教室、腎臓病教室、母親教室を実施しています。
栄養指導を希望される場合は、診療科医師にご相談ください。
食が進まない、硬いものが食べられないなどの患者さんに必要な栄養をとれるよう食事の工夫をしたり、輸液、栄養剤の調整を行い、必要な栄養がとれるようサポートしています。
栄養サポートチーム(NST)では医師、歯科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、言語聴覚士、臨床検査技師などの多職種が連携して患者さんの栄養管理を行っています。
令和2年度からNSTを進化させ「口から食べる」ことを大切にした『摂食栄養サポートチーム(KNST)』を立ち上げ活動を始めています。
病状の早期回復につながるよう各病棟に病棟専任栄養士を配置し、日々食欲不振の対応や食事形態の相談などを実施しています。また、治療食の説明や必要に応じて栄養指導を実施し、栄養教育にも力をいれています。
様々な病態に合わせて、多くの患者さんの栄養管理・栄養指導を行っている実績が認められて北海道知事賞(最良給食施設)を平成29年10月に受賞しました。今後も患者さまの栄養状態の改善・維持に努めてまいります。
日本糖尿病協会に加入する札幌アカシア会は、糖尿病患者さんやそのご家族、医療スタッフの会で、糖尿病の新しい情報を学んだり、語り合ったりして、療養を支え合っています。患者さんご家族、糖尿病をもっと知りたい方、どなたでも入会できます。入会していただくと日本糖尿病協会の会員となり、月刊誌「さかえ」が無料で届きます。年数回の勉強会も開催しています。
入会のお問い合わせは栄養科まで。
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