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更新日:2023年3月30日

9価ワクチンの定期接種化について

HPVワクチンの定期接種について、9価ワクチンを使用可能とするとして、予防接種実施規則の一部を改正する省令が公布され、令和5年4月1日から施行されます。

また、9価ワクチンの2回接種も可能とするとして、予防接種実施規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令が公布されました。

札幌市においても、法令に従い、令和5年4月1日から9価ワクチンの定期接種を実施いたします。

令和5年1月30日 予防接種実施規則の一部を改正する省令の公布について(PDF:754KB)

令和5年3月24日 予防接種実施規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令の公布について(PDF:151KB)

定期接種開始年月日

令和5年4月1日

対象者

9価ワクチンの接種対象者は、HPVワクチンの接種対象者と同じです。

  • 小学6年生~高校1年生の年齢に相当する女性
  • キャッチアップ接種対象者の方(令和5年度は平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性)

接種方法

9価ワクチンで接種を開始する場合

3回接種の場合

※15歳以上で1回目を接種する場合には3回接種となります。

 15歳未満で1回目を接種する場合にも3回接種することは可能です。

【標準的な接種方法】

2か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種

【上のとおり接種できない場合】

2回目の接種は1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて、3回目の接種は2回目接種から3か月以上の間隔をおいて接種することができます。(1年以内に3回の接種を完了することが望ましいとされています。)

2回接種の場合

※15歳未満で1回目を接種する場合に限ります。

【標準的な接種方法】

1回接種後、6か月の間隔をおいて2回目を接種

※通常6か月~12か月の間隔をおいて接種しますが、6か月以上の間隔をおいて接種できない場合、2回目の接種は1回目の接種から少なくとも5か月以上の間隔をおいて接種することができます。(13か月後までに接種を完了することが望ましいとされています。)

※5か月未満で2回目を接種した場合には、3回目の接種を実施します。

 

2価・4価ワクチンと9価ワクチンの交互接種の場合

HPVワクチンは、同じ種類のワクチンで接種を完了すること原則としますが、2価または4価ワクチンを用いて1回または2回接種した方が、9価ワクチンにより残りの回数の接種を行う接種方法(交互接種)についても、安全性と免疫原性が一定程度明らかになっていることや海外での取扱いを踏まえ、適切な情報提供に基づき、医師と被接種者等がよく相談した上であれば、実施して差し支えありません。

2価ワクチンと9価ワクチンでは接種間隔が異なっていますが、交互接種を行う場合、9価ワクチンの接種間隔で行います。

【例】1回目を2価ワクチンで接種した方の場合

1回目から2か月の間隔をおいて2回目接種、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目接種

※上のとおり接種できない場合、2回目の接種は1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて、3回目の接種は2回目接種から3か月以上の間隔をおいて接種することができます。(1年以内に3回の接種を完了することが望ましいとされています。)

参考資料

医療従事者の方へ ~HPVワクチンに関する情報をまとめています~(PDF:911KB)

 

 

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このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局保健所感染症総合対策課

〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階

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