令和5年度夏期食品一斉監視の実施結果

夏期に多発しやすい食中毒を予防するとともに、食品の適正表示の徹底や違反食品の流通防止を図り、食の安全を確保するため、毎年度、7月の1か月間、食品関係施設に対する立入検査や食品の収去検査を強化しています。

このたび、令和5年度夏期食品一斉監視の実施結果をとりまとめましたので、お知らせします。

実施結果の概要

実施方法

1. 実施期間
   令和5年7月1日（土曜日）～7月31日（月曜日）
2. 実施機関
   札幌市保健所、札幌市衛生研究所

立入検査結果

飲食店、スーパーなどの食品販売施設、食品製造施設、給食施設など、延べ3,701施設に対し立入検査を実施しました。
立入検査の結果、15施設に対し改善を指導しました。
主な指導内容は、施設設備の整備、食品の期限管理の徹底及び食品表示の適正化などでした。

1.食品衛生法の許可を要する施設

	立入検査 施設数	改善指導 施設数
飲食店	1,029	4
食品販売施設	925	7
食品製造施設	178	4
合計	2,132	15

2.食品衛生法の許可を要しない施設

	立入検査 施設数	改善指導 施設数
集団給食施設	9	0
食品販売施設	1,560	0
食品製造施設	0	0
合計	1,569	0

収去検査結果

中央卸売市場やスーパーなどの食品販売施設、食品製造施設から、国内食品72検体、輸入食品14検体を収去（※）し、食中毒菌などの細菌検査、食品添加物検査、残留農薬検査、放射性物質モニタリング検査などを実施しました。
収去検査の結果、食品衛生法や食品表示法の基準に違反した食品はありませんでした。

	国内食品 検査数	輸入食品 検査数	合計
魚介類	4	2	6
アイスクリーム類・氷菓	4	0	4
穀物	1	0	1
菓子類	0	8	8
穀類加工品	4	0	4
生鮮野菜及び果物	12	0	12
漬物	9	3	12
そうざい及びその半製品	32	0	32
弁当	5	0	5
清涼飲料水	1	1	2
合計	72	14	86