令和4年度夏期食品一斉監視の実施結果

夏期に多発しやすい食中毒を予防するとともに、食品の適正表示の徹底や違反食品の流通防止を図り、食の安全を確保するため、毎年度、7月の1か月間、食品関係施設に対する立入検査や食品の収去検査を強化しています。

このたび、令和4年度夏期食品一斉監視の実施結果をとりまとめましたので、お知らせします。

実施結果の概要

実施方法

1. 実施期間
   令和4年7月1日（金曜日）～7月31日（日曜日）
2. 実施機関
   札幌市保健所、札幌市衛生研究所

立入検査結果

飲食店、スーパーなどの食品販売施設、食品製造施設、給食施設など、延べ3,244施設に対し立入検査を実施しました。
立入検査の結果、28施設に対し、文書や口頭により改善を指導しました。
主な指導内容は、手洗い設備の整備、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の不備及び食品表示の適正化などでした。

1　食品衛生法の許可を要する施設

	立入検査 施設数	改善指導 施設数
飲食店	1,426	13
食品販売施設	785	11
食品製造施設	109	2
合計	2,320	26

2　食品衛生法の許可を要しない施設

	立入検査 施設数	改善指導 施設数
集団給食施設	47	0
食品販売施設	876	2
食品製造施設	1	0
合計	924	2

収去検査結果

食品販売施設や食品製造施設から、国内食品67検体、輸入食品4検体を収去（※）し、食中毒菌などの細菌検査、残留農薬検査、放射性物質モニタリング検査などを実施しました。
収去検査の結果、食品衛生法や食品表示法の基準に違反した食品はありませんでした。

	国内食品 検査数	輸入食品 検査数	合計
魚介類及びその加工品	11	0	11
穀類・その加工品	4	0	4
野菜・果物及びその加工品	16	2	18
弁当類・そうざい	34	0	34
その他	2	2	4
合計	67	4	71