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更新日:2019年7月17日

医療関係の方へ

委員長ご挨拶

                                                         市立札幌病院長 向井 正也

 市立札幌病院レジデント教育委員長(病院長)

向井 正也(リウマチ免疫内科・北海道大学医学部卒)

 

 レジデント教育委員会の委員長として、このサイトにお越しいただいた研修医の皆さん、学生の皆さんに一言ごあいさつ申し上げます。

 市立札幌病院は一般病床以外にも、救命救急センター、精神医療センター、周産期センター等を併設している道内でも有数の高度急性期病院です。当院には診療科が32科あり、それぞれが専門性の高い診療を行っております。当院のみでほぼすべての疾患に対処可能であり、幅広い分野から専門的な知識を得ることが可能です。病院としては、がん診療拠点病院、周産期母子医療センター、災害拠点病院などの指定を受けており、さらに地域医療支援病院として地域の中核をなし地域完結型の医療を推進している病院です。当院の使命は、市民のため、「最後のとりで」として地域の医療機関を支えることです。

 私たちは臨床研修制度に最初から取り組み、研修医の先生たちの希望もいれて柔軟な研修プログラムを作成することを目指しています。ローテーションを決める際にも各研修医の先生たちの希望をできるだけ叶えられるようにしています。(具体的には各プログラムの一覧表をご覧ください。)また、他の病院では経験できないような診療科での研修(病理診断科、腎臓移植外科、緩和ケア内科、放射線診断科、新生児内科など)が可能です。また、地域医療の経験を得るため、主に2年目に道内の連携施設にて4週間研修できます。

 現在当院には、前期研修医が22名(1年目10名、2年目12名)在籍しています。専攻医は19名在籍しており専門医を目指して研修しています。皆さん臨床研修センターに所属していただき、研修医と専攻医が一つの大きな部屋を共有し、そこで研修医同士また専攻医を含めて様々なディスカッションをすることが可能です。上級医には診療科と関係なくメンターとして研修医に1対1-2程度に対応して様々な相談に乗れるようにしております。医学以外のことも相談できますので、社会的なことなども相談していただければと思います。さらに臨床経験のファーストタッチを増やすために日中の臨床研修外来(直ちに診断のつかないような例が多い)を2年目の研修医と指導医で、また夜間の救急対応を上級医の先生とペアで行っていただいております。夜間に数例の患者さんを経験することが多いです。困難例については各科の専門医がオンコールで待機する体制としております。

 特に前期研修医の先生たちが有意義に当院で研修を積んでいただくために、取り組んでいることがあります。以下にその内容を列挙します。

 ①Simulation Centerの利用:

 当院の隣のビルにあるSimulation Centerを月1回利用することができます。消化器内視鏡のトレーニング、腹腔鏡トレーニング、ロボット手術トレーニングなどが可能です。上級医とともにトレーニングができるようにしています。

 ②優秀論文賞授与:

 市立札幌病院医誌を年2回発刊していますが、そのうち前期研修医の論文で特に優秀と認められたものに優秀論文賞(金一封)を授与しています。

 ③CPC:

 月1回剖検例について臨床医、放射線診断医、病理医とディスカッションするものです。2年目で放射線診断科や病理診断科を回っている場合は担当医として発表しています。

 ④ACLS for Residents (Advanced Cardiovascular Life Support):

 救命センターの医師あるいは2年目の研修医が中心となって、新人研修医に救急蘇生のABCを教育するものです。

 ⑤Surgery Tonight in SCGH:

 外科系診療科が共同して外科的治療の特徴を説明する会です。Hands-on Seminar形式となっており、実際の各外科系診療科の手技が体験できます。

 ⑥モーニングレクチャー:

 月曜日午前7時半から各専門科から30分ほどの研修医のための講義があります。実践的な内容で当直の際に出会うような症例についての説明もあります。可能な限り私、臨床研修センター長、臨床研修担当部長も出席して一緒に講義を受けます。軽食と飲み物を用意しております。

 上記以外にも当院で取り組んでいるものはたくさんありますが、是非見学に来ていただき、私たちの取り組みを評価していただきたいと思います。

 私たちは最後まで責任を持って2年間の初期研修を行います。医師としてだけではなく、社会人としての第一歩を当院で始めませんか。ここでの出会いは一生続く大事な出会いになると思います。是非当院で多くの仲間を作ってください。市立札幌病院でお待ちしています。