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更新日:2017年6月22日

医療関係の方へ

委員長ご挨拶

市立札幌病院レジデント教育委員会(副院長)関利盛

 


 レジデント教育委員会の委員長として、このサイトにお越しいただいた研修医の皆さん、学生の皆さんに一言ごあいさつ申し上げます。

 

 市立札幌病院は一般病床以外にも、救命救急センター、精神医療センター等を併設し、747床を運営している道内でも有数の急性期病院です。当院には診療科が32科ありまして、それぞれが専門性の高い診療を行っております。したがって幅広い分野から専門的な知識を得ることが可能です。対象とする疾患も、いわゆるcommon diseaseから特殊なケースまで幅広い疾患を対象にしています。病院としては、がん診療拠点病院、周産期母子医療センター、災害拠点病院などの指名を受けており、地域の中核をなしている病院です。

 私たちは臨床研修制度に最初から取り組み、研修医の先生たちの希望もいれて柔軟な研修プログラムを作成することを目指してきました。特に2009年に研修制度が一部変更になったことを受けてプログラムの変更に取り組んできました。ローテーションを決める際にも各研修医の先生たちの希望をできるだけかなえられるようにしています。(具体的には各プログラムの一覧表をご覧ください。)また、他の病院では経験できないような診療科での研修(病理診断科、腎臓移植外科、緩和ケア内科、放射線診断科など)が可能です。

 現在当院には、前期研修医が24名(1年目12名、2年目12名)在籍しています。後期研修医は23名在籍しており専門医を目指して研修しています。特に前期研修医の先生たちが有意義に当院で研修を積んでいただくために、病院全体で取り組んでいることがあります。以下にその内容を列挙します。

Simulation Centerの利用
今年度から月1回Simulation Centerを利用することにしています。消化器内視鏡のトレーニング、腹腔鏡トレーニング、ロボット手術トレーニングなどが可能です。上級医とともにトレーニングができるようにしています。
優秀論文賞授与
市立札幌病院誌を年2回発刊していますが、そのうち前期研修医の論文で特に優秀と認められたpaperに優秀論文賞(金一封)を授与しています。
M&M Conference
Mortality & Morbidity Conferenceを年4回ほど行うことにしています。この会は、臨床の現場でうまくいかなかったことを、医師はもちろん看護師、検査技師などの医療従事者、事務職も参加して検討を行う会です。
ACLS for Residents (Advanced Cardiovascular Life Support)
救命センターの医師あるいは2年目の研修医が中心となって、新人研修医に救急蘇生のABCを教育するものです。
Surgery Tonight in SCGH:
外科系診療科が共同して外科的治療の特徴を説明する会です。Hands-on Seminar形式となっており、実際の各外科系診療科の手技が体験できます。

 上記以外にも当院で取り組んでいるものはたくさんありますが、是非見学に来ていただき、私たちの取り組みを評価していただきたいと思います。
 最後に、市立札幌病院で研修を積まれる際には是非人とのつながりを大切にしていただきたいと考えています。前期研修2年間は医師としてのstart lineです。横のつながりを特に大切にして、仲間を拡げていってください。市立札幌病院でお待ちしています。

市立札幌病院レジデント教育委員長(病院長)
関利盛(泌尿器科・北海道大学医学部卒)