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令和4年度、清田消防団は各分団の活動能力向上を目的として月に1回以上、清田消防署職員の支援のもと訓練を行ってきました。
今回は各分団の上半期の訓練成果を消防団長に披露しましたので、その様子をご紹介いたします。
各分団の実状に応じて必要な訓練や研修を管轄消防署の職員と相談をしながら検討し、年間の訓練計画を立て取り組んだ訓練の成果を披露しました。
北野分団及び里塚分団は新入団員が多いことなどを踏まえ、基本となる儀礼的な動作の習得や団結力を高める効果のある小隊訓練(行進間)の成果を披露しました。
小隊訓練(行進間)は、約20名の集団が指揮者の号令に合わせて行進しながら方向変換や隊形変換を行うものです。(体育の集団行動のようなものです。)
一見、簡単に見えますが約20人が指揮者の指示を聞きながら動きを揃えて行進するには多くの訓練が必要となり、訓練を通じて分団内の団結力が養われます。
<消防団長から訓示を受ける北野分団員>
<指揮者の指示により息のあった行進>
<整列する里塚分団員>
<2列から4列に隊形変換しての行進>
ロープ結索や小隊訓練を披露したほか、地震などの大きな災害を想定した放水、救出、救護を連携して行う総合的な訓練を披露しました。
<消火班による放水訓練>
<救助班が救出した傷病者に救急班が応急手当を行う。>
清田分団は消防団専用の車両を担当していることから、消防車を活用した訓練を披露しました。
<消防車で出動し、放水準備を行う様子>
<重量物を持ち上げ、挟まれた要救助者を救出>