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更新日:2024年2月13日

山菜採りなどでの道迷い、遭難、事故に注意しましょう

お知らせ

道内で山菜採りによる遭難が続発しています。山へ出かけるときは、必ず水や食料、防寒衣(雨具)、携帯電話やラジオなどを携行し、行き先や帰宅時間を家族などに伝えましょう。

高齢者だけでの入山や1人での入山は危険です。複数で入山し、夢中になり過ぎずにお互いの声が聞こえる範囲内で行動しましょう。

北海道山岳遭難防止対策協議会からの啓発ポスター。山菜取り遭難の死亡リスクは交通事故の約110倍。9件に1人が死亡。出かける前に確認。家族に行先と帰宅時間を知らせましたか。天気予報は見ましたか。仲間と一緒ですか。体調が悪い時は入山は止めましょう。軽装で入山は危険!寒さ対策していますか。自分の位置を知らせるための発煙筒、鏡、地図アプリ等は持ちましたか。目立つ色の雨具、食料、飲料水、携帯電話とバッテリー、ホイッスルは持ちましたか。ダニ等による感染症に注意。山に入るときは、長袖、長ズボン、手袋を着用し、肌の露出を避けましょう。ダニなどに刺された後に体調を崩した時は、速やかに医療機関を受診しましょう。もし道に迷ったら。むやみに歩かず、雨風が裂けられる場所で救助を待ちましょう。ホイッスルで大きな音を出したり、携帯電話のライトで周囲や捜索隊に自分の居場所を知らせましょう。ヒグマに遭わないために。ヒグマの目撃情報をテレビやラジオなどで確認しましょう。出没情報のある場所、出没注意の看板がある場所へは立ち入らない。一人にならない。鈴を鳴らし、音で人の存在や接近をヒグマに知らせる。薄暗い時は山に入らない。ゴミは持ち帰りましょう。

北海道山岳遭難防止対策協議会からの啓発ポスター。山岳遭難の死亡リスク、交通事故の約90倍、11件に1人が死亡。登山の前にチェック。自分の体力、技能、健康状態に合った登山ですか。日数合わせのために無理な行程を組んでいませんか。気象状況と山岳の気候特性を正しく理解しましたか。登山計画書は提出しましたか。緊急時の逃げ道。パーティー全体で検討、理解する。非常時のことも想定した適切な装備を持ちましたか。低体温症予防の防寒着。携帯電話、無線機など緊急時連絡手段。冬山ではビーコンなど雪崩に対する装備。連絡、通報のための通信手段はありますか。山の気候は変化が激しいので、最新の情報を気象庁のホームページなどで確認しましょう。登山計画書は必ず提出しましょう。提出先。家庭、山岳会、職場、学校、警察署、交番、駐在所。インターネットでも公益財団法人山岳ガイド協会や北海道警察に提出できます。登山計画書を提出していれば、捜索活動がスムーズに行われます。少しでも無理があるときは登山を中止しましょう。事故に遭わなければ、またいつでも登れるのです。

北海道庁のホームページに、山菜採りに関する注意事項が掲載されていますので、山へ出かける前に必ず確認して事故防止を心掛けましょう。

外部リンク

北海道総務部危機対策局「山菜採りでの遭難に注意しましょう。」

https://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/iburisansaitori.html

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