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札幌市の人口はこれまで増加傾向が続いてきましたが、減少局面を迎えており、人口構造に変化が生じることが予想されています。また、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大による人々の行動変容やデジタル化の進展など、世界の社会経済情勢も大きく変わっていくことが見込まれており、こうした状況を的確に捉え、様々な環境の変化を見通しながら、北海道や道内他市町村とも連携して危機感を持ち対応していくことが求められています。
また、札幌市は、令和4年(2022年)に市制施行100周年を迎えました。魅力的なこのまちを次の世代に引き継いでいくため、SDGsの視点を踏まえ、持続可能なまちづくりを進めていくとともに、都市としての価値を創造し、高めていくことが必要です。
そこで、市民、企業、行政などの多様な主体が札幌市の目指すべきまちの姿とまちづくりの方向性を共有し、共に取り組んでいくために、次の新たな100年の礎となる今後10年のまちづくりの基本的な指針として、「第2次札幌市まちづくり戦略ビジョン」を策定しました。
第2次戦略ビジョンは、まちづくりの基本的な指針として、札幌市の計画体系では最上位に位置し、様々な分野における個別計画はこれに沿って策定されます。
また、第2次戦略ビジョンは、「ビジョン編」と「戦略編」で構成します。「ビジョン編」では、札幌市の魅力・特徴などを基に、札幌市の現在と将来に関する考察を行うとともに、この考察を踏まえ、私たちが目指す札幌市の将来のまちの姿である「目指すべき都市像」やこの都市像の実現に向けた「まちづくりの基本目標」(政策の基本的な方向性)を定めます。「戦略編」では、ビジョン編に掲げる「まちづくりの基本目標」の達成に向けて札幌市(行政)が取り組む手法(施策)を定めます。
第2次戦略ビジョン(ビジョン編)は、令和4年第3回札幌市議会定例会における議決を経て、同日策定されました。第2次戦略ビジョン(戦略編)は、令和5年10月、策定いたしました。
第2次戦略ビジョンの策定にあたっては、基礎資料として「資料編」を作成しています。資料編では、第1次戦略ビジョンの成果指標の概況等の「データで見る札幌市」のほか、「審議会・市議会における審議結果」、「市民参加事業」や「パブリックコメント手続」等の概要を掲載しています。
概要版 |
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第2次札幌市まちづくり戦略ビジョン(ビジョン編)概要版(PDF:887KB) |
第2次札幌市まちづくり戦略ビジョン(戦略編)概要版(PDF:1,210KB) |
第2次戦略ビジョンを題材としたデジタル教材を作成しております。
第2次戦略ビジョンで定めるまちづくりの方向性を、市民の皆様と共有するためのイメージ映像です。
まちづくりの基本的指針である第2次戦略ビジョンを、市民・企業等と共有し、さらに双方向の対話を行って、アイディアもいただきながら、協働の輪を広げていく考えです。
より多くの人に札幌市まちづくり戦略ビジョンを知ってもらうためのPRキャラクターとして「センちゃん」と「ビーくん」が誕生しました。今後は札幌市まちづくり戦略ビジョンに関わる様々な場面で、「センちゃん」と「ビーくん」が活躍し、札幌市の目指す将来のビジョンについて市民のみなさまと共有していきます。
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センちゃん | ビーくん |
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