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札幌市が実施したがん対策に関するアンケート調査について公表しています。
札幌市では、平成29年度から令和5年度までを計画期間として、「札幌市がん対策推進プラン」を策定し、市民一人ひとりが、がんに関する正しい知識を身につけ、がん予防、早期発見・早期治療に取り組むとともに、がん患者やその家族等への支援を含めたがん対策を、市民・地域・関係機関と連携して取り組むことにより、がんになっても安心して暮らすことのできるまちづくりを進めてまいりました。
令和5年度に当該プランの計画期間が満了することから、当該プランの評価及び次期札幌市がん対策推進プラン策定の基礎資料とするため、市民のがん、その検診及び治療に関する意識について、令和4年9月に調査を行いました。
札幌市が定めた、がん検診制度の対象となる40〜74歳の男性と、20〜74歳の女性を対象とし、5,000人を無作為抽出により選定し、アンケート調査を実施しました。
1,677件(回収率:約33.5%)
回答者自身の項目、がん予防に関する知識、健康診断・がん検診、がんに関する情報・相談先、がんにかかった場合の対応等
札幌市内に事業所を有する1,500社・団体を無作為抽出により選定し、アンケート調査を実施しました。
537件(回収率:約35.8%)
事業所に関する項目、従業員等へのがん検診の実施、導入している制度、従業員の長期休職・がん罹患、仕事と治療を両立できる職場づくり、がんについての知識・情報、職場での喫煙状況等
内容 | ファイル |
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表紙、目次 | 表紙、目次(PDF:40KB) |
市民向け意識調査結果 | 1~122ページ(PDF:2,258KB) |
事業所向け意識調査結果 | 123~153ページ(PDF:668KB) |
資料 |
現在、日本人の2人に1人は生涯のうちにがんと診断され、3人に1人が、がんによって死亡すると推計されており、札幌市においても、がんは昭和51年から死因の第1位となっています。
一方、令和元年度の国民生活基礎調査によると、国が推奨する胃・大腸・肺・子宮・乳がん検診の本市における受診率はいずれも50%未満となっており、全国や他政令指定都市と比較して低い傾向にあり、受診率の向上が課題となっています。
そこで、本調査は、札幌市民を対象としたアンケート調査を実施し、がん検診受診率の実態と受診率に関連する要因を分析することで、今後の受診率向上を図るための施策につなげる基礎資料とすることを目的に実施したものです。
「がん対策推進基本計画(第2期)」で定めたがん検診受診率の対象年齢である40~69歳の男性3,000人、20~69歳の女性4,000人を無作為抽出により選定しました。
男性 | 女性 | 全体 | |
発送数 | 3,000 | 4,000 | 7,000 |
回収数 | 906 | 1,357 | 2,265 |
回収率 | 30.2% | 33.9% | 32.4% |
本調査では、がん検診受診に関連のある性別、年代、就労状況、加入している医療保険の種類、飲酒習慣、喫煙習慣、がんの既往歴、入院歴の有無、胃・大腸・肺・子宮・乳がん検診受診の有無を調査項目としました。その他、検診・検査を受診した理由・きっかけ、がんに罹患した場合の就労意向、がんについて知りたい情報などを調査しました。
他政令市と比較し本調査の結果を評価するため、がん検診受診に関する質問は、厚生労働省が実施している国民生活基礎調査の健康票のうち、がん検診受診に関する内容を引用しました。
調査結果については、単純集計のほか、性別、就労の有無別、加入している医療保険の種類別に分けたクロス集計や統計解析を行いました。
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