再譲渡を目的とした動物の譲渡（保護ボランティア譲渡）及び一時預託を希望する場合

平成26年4月1日より、一般市民への再譲渡を目的とした収容動物の譲受及び一時預託を希望する場合（保護ボランティア譲渡）については、登録制としております。

保護ボランティア登録のない個人又は団体に対しては、本人による終生飼養を前提とした愛玩目的の譲渡のみの対応としております。

保護ボランティア登録の条件

次のいずれかに該当すること
1. 札幌市動物愛護管理の推進に関する市民団体登録要綱（平成31年３月15日保健福祉局医務監決裁）に基づく登録がなされている団体であって、犬又は猫の取扱いを行っている者
2. 札幌市内において営業している伴侶動物の診療を専門とする動物病院（往診業のみを行う者を除く）
3. 札幌市内に保護ボランティアの活動に係る飼養施設を有する者であって、獣医師又は愛玩動物看護師の免許を有する者
次のいずれにも該当しないこと。
1. センターから、動物の適正飼養に係る改善指導等を受けたことがあり、かつ改善が認められない者
2. これまでに当センターに対し飼い犬又は飼い猫の引取りを求めたことがある者
3. 生活保護法の規定に基づき保護の決定を受けている者
4. 申請書又は添付書類のうちに虚偽の記載がある場合
5. 本要領に基づくボランティア登録を取り消されたことがある者
6. その他、保護ボランティアの登録を受ける者として不適格であると当センター所長が判断した者
保護ボランティアの活動として使用する各飼養施設が要領で定める基準を満たすこと
飼養している動物について要領に定める取り扱いがなされていること
誓約書（様式２）の内容を理解し遵守できること

参考：ボランティア譲渡実施要領　PDF（PDF：304KB）

保護ボランティアの登録申請

申請先

札幌市動物愛護管理センター（札幌市中央区北22条西15丁目3-6）

提出書類

保護ボランティア登録申請書（様式1） word（ワード：34KB）　PDF（PDF：153KB）
誓約書（様式2）　word（ワード：30KB）　PDF（PDF：103KB）
飼養施設に配置される動物取扱責任者の要件を示す書類（資格証等の原本の提示）
飼養施設の図面、ケージ等の詳細を説明する書類
飼養施設の権限を示す書類の写し（札幌市内で第一種動物取扱業の登録のある施設は不要）
- 自己所有施設の場合：登記事項証明書、権利証、固定資産税納税通知書など
- 借り受け施設の場合：賃貸契約書又は管理規約（動物の飼育、保管等について明記してあるもの）、賃貸人からの使用承諾証明書
団体で申請する場合には以下の書類
- 団体の規約
- 団体の役員名簿（氏名及び住所）
- 団体の会員名簿

保護ボランティアの遵守事項

飼育・保管について
1. 動物の愛護及び管理に関する法律や狂犬病予防法等の関係法令を遵守すること
2. 定期的な清掃・消毒を行い、飼養施設の清潔を維持すること
3. 周辺地域の住民の生活環境が損なわれる事態が生じないようにすること。
4. ボランティア譲渡された動物について、不妊・去勢手術又はこれに代わる繁殖制限措置により、繁殖させないこと。
5. 猫は室内飼養すること。
6. ボランティア譲渡された動物の疾病、負傷にあたっては適宜動物病院を受診し、適切な処置を受けること。特に猫パルボウイルス感染症又はエキノコックス症等の感染症の罹患が判明した場合にあっては、隔離等によりまん延防止に努めること。
団体等に関する文書の提出
1. 保護ボランティアは、その登録内容に変更がある場合、保護ボランティア登録内容変更届出書(様式８)により届け出るものとする。
2. 保護ボランティアは次の項目を具備したボランティア譲渡台帳を備え、ボランティア譲渡等を受けた犬猫について、適切に記録をするとともに、当該台帳を年１回以上センターに提示し、飼養管理や顛末の状況について報告するものとする。
3. 保護ボランティアは、登録の廃止を希望する場合、保護ボランティア登録抹消届出書 (様式９)により届け出るものとする。
新たな飼い主への譲渡について
1. 新たな飼い主に対し、その犬猫の性格・健康状態・登録状況などの個体情報及び遵守すべき法令等について十分な説明を行うこと。
2. 新たな飼い主に対し、譲渡を受けた動物に係る適正飼育の方法等について教示すること。
3. 譲り渡しに際し、当該動物のワクチン接種歴・病歴等の証明書や診断書がある場合には、動物と併せて交付すること。
4. 譲り渡しの際に、新たな飼い主に対し、台帳に記載する事項についてセンターに情報提供することに関して、譲渡誓約書等の文書により承諾を得ること。
動物愛護管理センターへの協力
1. センターからのボランティア譲渡の実施依頼に対し、可能な範囲で協力すること。
2. センターからの指導に従うこと
3. センターが実施する立入検査等に協力すること