市立札幌病院ステージアッププラン

　市立札幌病院におきましては、新パワーアッププラン（計画期間：平成21～23年度）を含めた、これまでの病院改革の取組によって、医療の質の向上と効率的な経営の推進による収支改善など、この数年着実に成果をあげ、平成22年度には桑園地区に新築移転後、初めて黒字となりました。
　今後につきましては、人口減少などの社会構造の変化や市内における急性期病院の高度な集積、医療制度改革に伴う医療法や診療報酬の改定動向など、当院を取り巻く経営環境の変化に適切に対応する必要があります。
　さらに、当院は、新築移転後17年が経過しており、施設・設備の老朽化が進んでいることから、本格化する施設の改修や設備の更新を計画的に行うとともに、将来を見据えた新たな病院機能の充実に向けた検討も必要です。また、東日本大震災の教訓を踏まえて、災害に強い病院を目指す必要があります。
　以上のことから、新たな財政見通しと経営目標のもと、健全で計画的な病院運営を図るため、「市立札幌病院ステージアッププラン」を策定しました。

　プランの策定に当たって、札幌市パブリックコメント手続に関する要綱に基づき、平成24年9月19日から10月18日までの30日間、プラン案に対する市民の皆様のご意見を募集しました。お寄せいただいたご意見の概要とそれに対する札幌市の考え方は下記からご覧いただけます。

　プラン策定に当たって、有識者の助言を得るために、札幌市営企業調査審議会病院部会で審議を行いました。審議を踏まえたプラン（案）からの修正内容は下記からご覧いただけます。

　なお、部会資料や会議録は以下のページからご覧いただけます。