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市立札幌病院公式ホームページ > 病院の概要 > イベント・講演会のご案内 > 市立札幌病院 市民公開講座 開催報告【過去開催分】

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更新日:2023年8月15日

市立札幌病院 市民公開講座 開催報告【過去開催分】

令和4年度

第3回

テーマ:“ホスピスのこころ”

日時:令和4年12月17日(土曜日)13時30分~15時00分

第1部:今日からできる食事の工夫 合言葉は「さあ、にぎやかにいただく」
 講師:市立札幌病院 栄養担当課長 小林 ゆかり管理栄養士

第2部:ホスピスのこころー20年の歩みを振り返ってー
 講師:札幌南徳洲会病院総長 前野 宏先生

 今回も第2回に引き続き、オンライン・現地でのハイブリットで開催いたしました。当日は現地46名、オンライン68名の計114名にご参加いただき、感染対策を取りながら無事開催することができました。

20230111_第3回市民公開講座開催報告

 

 第1部では、講師の小林ゆかり管理栄養士より、短時間でおいしくバランスよく食事がとれるレシピの紹介や、チェックシートを用いて、わかりやすい食事の工夫についてお話しいただきました。会場に参加の皆さまも楽しく参加されている様子でした。

20230111_第3回市民公開講座開催報告2

 第2部では、講師の前野宏先生より、ご自身の緩和ケア医へのあゆみ、現在の札幌南徳洲会病院での緩和ケアへの取り組み、ホスピスについて、豊富なご経験からわかりやすくお話しいただきました。

 「ホスピスケアの根底にあるのは『平等(対等)意識』である」こと、「ホスピスのこころとは弱さに仕えるこころであり、医療の原点である」こと、「ケアする立場の私たち医療者が患者さんやご家族からの言葉でケアされることも多い」など、出会われた患者さん・ご家族とのかかわりや、多くの書籍を紹介されながらお話しいただきました。


 終了後に実施したアンケートでは、「食事についてのお話は、最近食への関心も無くなり、薬を飲むために何かを食べる、と言う状態だったので、見直す良い機会になった」「第1部・2部ともにとてもわかりやすく興味深いお話で、大変楽しく参加できた。自分の最期の時を過ごす場所を選択するいい機会になった」「緩和ケアのメインテーマは、がん患者だけではなく全ての病人、または、関わる全ての人に対する、本来あるべき態度だと思う」といったご意見など多数いただきました。

 ご参加いただいた皆さま、講師の小林管理栄養士、前野先生、ありがとうございました。

 

なお、当日の講演につきましては、札幌市公式YouTube(公開URL:https://youtu.be/_d-5s0fEono)に掲載しておりますので、ぜひご視聴ください。

第2回

テーマ:『人生会議の日』~人生最期の日まで「どう生きるか」考えてみませんか~

日時:令和4年11月17日(木曜日)10時30分~11時30分

講師:北海道医療大学名誉教授 石垣 靖子先生

20221206_第2回市民公開講座開催報告石垣名誉教授

石垣靖子 北海道医療大学名誉教授

 

 

 

 

 

 今回はオンライン・現地でのハイブリットで開催いたしました。当日は現地44名、オンライン61名の計105名にご参加いただき、感染対策を取りながら無事開催することができました。
 講師の石垣先生からは、「人生会議の日」や「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」とは何か、「思いやり」とは他者へだけでなくまずは自分自身を思いやることが大切、といったお話しを多くの書籍や実体験を交えて、ご講演をいただきました。

 終了後に実施したアンケートでは、「先生の熱意に感動しました」「これからの人生を楽しく生きていくためには、これまでの自分の人生を明らかにしていくことが大事。自分のことを理解していなかったことに気づけた」「両親と残り少ない時間をたくさん話して話を聞ける余裕を持ちたい」「意思は変わることがある。その時、その時で確認することが大事」「高齢の母と同居しているが、色々なことに何故?と思っていましたが、わからなくても良いことがあるのだと心が軽くなった」といった、たくさんのご意見をいただきました。
 ご参加いただいた皆さま、講師の石垣先生、ありがとうございました。

 

なお、当日の講演につきましては、札幌市公式YouTube(公開URL:https://youtu.be/pSlYecJfrhI)に掲載しておりますので、ぜひご視聴ください。

第1回

テーマ:「上手に医療とつながろう~乳がん治療を通して考える早期発見から治療まで~」

日時:令和4年6月25日(土曜日) 10時30分~11時30分
       (オンライン開催)

講師:市立札幌病院
   地域連携センター 部長 矢田 美奈子 「かかりつけ医をもちましょう」
   乳腺外科 部長 大川 由美  「これからの乳がんとの付き合い方」

今回はオンライン・現地でのハイブリット開催予定でしたが、院内感染状況を鑑みて急遽オンラインのみの開催となりました。そのため、現地参加のみの希望者数名の方が残念ながら参加できませんでしたが、当日21名の方々にご参加いただきました。

地域連携センター 矢田部長からは、「かかりつけ医をもちましょう」という演題で講演がありました。「かかりつけ医」とは何か、「かかりつけ医」をもつメリットと安心、上手な病院との付き合い方について、実体験を交えてわかりやすいお話しをしていただきました。

第1回市民講座スライド

第1回市民講座スライド

(講演スライドより一部抜粋)

乳腺外科 大川部長からは、「これからの乳がんとの付き合い方」という演題で講演がありました。コロナ禍によるがんの早期発見への影響や、乳がんとはどのような疾患なのか、現在の乳がん治療、これからの乳がんとの付き合い方について、具体的な例を交えてわかりやすくお話しをしていただきました。

第1回市民講座スライド
(講演スライドより一部抜粋)

終了後に実施したアンケートでは、「とてもわかりやすかった」「必要時にすぐ総合病院と連携を図り、患者を安心させてくれるかかりつけ医がたくさん増えるといいと思った」「今回の講座と同様の形で、他の部位のがんのお話しも今後ぜひ聞きたい」といったご意見をいただきました。
また、今回は急遽オンライン開催のみとなってしまいましたが、実施後のアンケートより、現地開催とオンライン開催どちらも実施して欲しいというご意見を多くいただきました。今後の開催につきましても、できる限り現地・オンライン双方での開催予定です。
なお、次回第2回市民公開講座は、11月17日(木曜日)10時30分より、「ACP(アドバンス・ケア・プランニング:人生会議」についての講演を予定しています。詳細が決定しだいお知らせいたします。
ご参加いただいた皆様、講師の矢田部長、大川部長、ありがとうございました。

令和3年度

第2回

テーマ:自分らしく生きるために大切な人と話し合おう~人生会議の日~

日時:令和3年11月17日(水曜日) 10時30分~11時30分

(市立札幌病院(2階講堂)、オンラインでのハイブリット開催)

講師:市立札幌病院
がん看護専門看護師      松山 茂子 「よりよく生きるための人生会議」
急性・重症患者看護専門看護師 木村 禎 「身近な人の生き方を尊重するために」
急性・重症患者看護専門看護師 小池 千佳子 「事例で考える人生会議」

第2回市民公開講座会場の様子

当日は現地参加:16名、オンライン参加:29名、2団体の方々にご参加いただきました。
現地では60歳代以上、オンラインでは50歳代以上の方が多く参加されました。

(写真 当院会場の様子)

松山がん看護専門看護師からは、「よりよく生きるための人生会議」という演題で講演がありました。「人生会議」とは何か、今後の人生をよりよく生き抜くために身近な人やご家族と常日頃話し合っておくことの大切さについて、お話しがありました。

木村急性・重症患者看護専門看護師は、「身近な人の生き方を尊重するために」というテーマで、医療現場を想定した講演でした。患者・ご家族・医療者がそれぞれ何を話し合うことが多くあるのか、何を大切に話し合っていけばよいのか、具体的な場面での考え方が示されました。

最後は小池急性・重症患者看護専門看護師が、「事例で考える人生会議」という演題で、いつどのタイミングで、今後の人生について身近な人やご家族等と話し合っておくことが必要なのか、実際の事例を用いた具体的な内容の講演でした。

講演スライド抜粋1

講演スライド抜粋2

(講演スライドより一部抜粋)

終了後に実施したアンケートより、「人生を楽しく生き抜くために家族と話し合っておく重要性を事例から現実感をもって感じた」「人生最期の時に限らず、医療を受ける際は『受け身』ではダメなんだと思った」「対話の大切さを切に感じた。医療者側と患者家族が話しやすい環境にあることが大事。信頼関係が大切」「多くの方に知っていただきたいセミナーだったと思う」といったご意見をいただきました。
1時間の講演時間でしたが「短い」というご意見もありました。

コロナ禍において、令和3年度の市民公開講座の開催方法に関しては感染状況を鑑みながら実施いたしましたが、実施後のアンケートより、現地開催とオンライン開催どちらも実施して欲しいというご意見を多くいただきました。また、今後の開催時間に関しては「平日の午前中」での開催希望が最も多い結果となりました。次年度に向けて、市民の皆様が参加しやすい開催方法を検討していきたいと考えております。

令和3年度の市民公開講座は今回で終了ですが、今後も市民の皆様の関心が高い疾病やその予防法等に関する市民公開講座を開催し、市民の健康増進や疾病予防に寄与するとともに、当院をより身近に感じていただける機会としていきたいと考えております。

ご参加いただいた皆様、講師の3名の方々、ありがとうございました。

第1回

テーマ:“新型コロナウイルスワクチン″~今、知っておきたい効果や副反応について
日時:令和3年6月23日(水曜日) 10時30分~11時30分 (ZOOMオンライン開催)

講師:市立札幌病院 リウマチ・免疫内科 部長 片岡 浩 医師

 令和3年度第1回市民公開講座
(第1回市民公開講座よりスライド抜粋)

第1回市民公開講座(PDF:4,643KB)

令和3年度は市民公開講座初のZOOMオンライン開催となり、36名の方々にご参加いただきました。
当日はリウマチ・免疫内科 片岡医師より新型コロナウイルスワクチンの効果や副反応について、実際の事例やデータを示しながら解説がありました。
終了後に実施したアンケートでは、内容もわかりやすく時間も適切であったと高評価が得られました。また、今後もオンライン開催で参加したいという回答が多い結果となりました。
令和3年度は11月に2回目の開催を予定しております。内容が決定しだいお知らせいたします。
今後も、市民の関心が高い疾病やその予防法等に関する市民公開講座を開催し、市民の健康増進や疾病予防に寄与するとともに、当院をより身近に感じていただける機会としていきたいと考えております。
またこのコロナ禍において今回はオンライン開催の形としましたが、開催方法についても市民の方々がより参加しやすい方法を今後も検討していきたいと考えております。

令和元年度

令和元年度は、6月と8月に2回実施しておりますので、概要についてお知らせいたします。

第2回

テーマ医療費について学ぼう~安心して治療を受けるために~
日時:令和元年8月30日(金曜日) 14時30分~15時30分

演題及び講師

  1. 「高額療養費・医療費助成制度について」
    経営管理部医事課長 菊地 智昭
  2. 「健康寿命延伸のための運動と栄養~いますぐ貯金プラス筋を増やしませんか?」
    リハビリテーション科 理学療法士 杉浦 宏和

第1回

テーマ認知症予防のポイントを学ぼう~生活の質を高め、良質な睡眠を得るために~
日時:令和元年6月30日(日曜日) 14時00分~15時00分

演題及び講師

  1. 「眠れない~睡眠薬を飲む前に知っておきたいこと」
    精神科医長 松永 力
  2. 「脳が喜ぶ?~習慣を見つめ直す~」
    リハビリテーション科 作業療法士 石井 陽史

平成30年度

「人はなぜ転ぶのか?~医師と理学療法士が教える予防のイロハ~」 開催報告

11月25日(日曜日)、当院講堂において「人はなぜ転ぶのか?~医師と理学療法士が教える予防のイロハ~」をテーマとして、転倒予防に関する市民公開講座を開催し、約90名の方々にご参加いただきました。
当日は、リハビリテーション科の高橋理学療法士より加齢により転びやすくなる原因やバランス機能についての解説があり、その後、神経内科部長の田島医師から、転倒のリスク因子や、歩行障害をきたす疾病についての講演がありました。最後に、真屋理学療法士による転ばない身体づくりをするための運動の紹介があり、参加された方にも実際に体験していただきました。
終了後に実施したアンケートの結果では、「動画や画像を多く使って専門的な内容を分かりやすく講演していただき大変参考になった」、「紹介のあった運動は自宅でも実践したい」など、概ね高い評価を多くいただいています。
今後も、市民の関心が高い疾患や、その予防法等に関する公開講座を開催し、市民の健康増進や疾病予防に寄与するとともに、当院をより身近に感じていただく機会としていきたいと考えております。

演題及び講師

  1. 加齢による転倒について
    市立札幌病院リハビリテーション科 理学療法士 高橋 拓真
  2. どうしてころぶの?神経内科に聞いてみよう その理由(わけ)と対策(ふせぎかた)
    市立札幌病院 神経内科部長 田島 康敬
  3. 転びにくい身体と環境づくり
    市立札幌病院リハビリテーション科 理学療法士 真屋 大気

当日の模様

田島医師
田島医師

高橋理学療法士
高橋理学療法士

真屋理学療法士
真屋理学療法士

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