文字サイズ
縮小
標準
拡大

色合いの変更

お探しの情報は何ですか。

  • Foreign language
  • 音声読み上げ
  • 館内・病棟のご案内
  • 交通アクセス

ここから本文です。

更新日:2025年9月30日

令和6年度市立札幌病院病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

病院指標

1.年齢階級別退院患者数

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

5.脳梗塞の患者数等

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

1.リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

2.血液培養2セット実施率

3.広域スペクトル抗菌薬使用時の細胞培養実施率

4.転倒・転落発生率

5.転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率

6.手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

7.d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率

8.65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合

9.身体的拘束の実施率

病院指標

1.年齢階級別退院患者数 

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

患者数

1,381 371 445 669 1,063 1,711 2,553 4,315 2,505 524

市立札幌病院を退院した患者さんの数を年代別に集計したものです。
当院は、地域医療支援病院、救命救急センター、地域がん診療連携拠点病院、総合周産期母子医療センターなど多くの指定を受けており、「最後のとりで」として地域の医療機関を支え、幅広い年齢層の患者さんの診療を行っております。

 

ページの先頭へ戻る

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) 

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2なし 120 3.13 3.07 0.83% 71.88  
050170xx03001x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病あり 111 6.49 9.29 9.01% 73.05  
050070xx03x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 95 5.09 4.47 1.05% 63.47  
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 92 3.79 5.15 2.17% 73.86  
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2なし 83 4.82 4.18 2.41% 72.34  

狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や、心不全、不整脈、下肢閉塞性動脈硬化症などの循環器疾患全般の診療を行っております。カテーテル治療や埋込み型除細動器、低侵襲治療(経カテーテル的大動脈弁置換術やバルーン大動脈弁形成術)など、高度医療に積極的に取り組んでおります。2021年4月からは、北海道で初めて心筋虚血を非侵襲的に評価することができるFFRCTを導入致しました。質の高い循環器診療を行うことを目標に、院内の他の診療科やコメディカルスタッフと連携しチーム医療の推進に努めております。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 920 2.14 2.49 0.22% 74.55  
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 167 3.69 4.29 0.60% 72.93  
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 159 5 5.47 0.00% 68.4  
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 124 7.17 7.53 0.00% 59.49  
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし 片眼 50 5.58 5.89 0.00% 55.88  

網膜硝子体疾患を中心に、白内障、緑内障などの診療を行っており、薬物、手術、レーザー治療は全国有数の治療実績があります。レーザー治療については、疼痛軽減と治療時間が短縮できるマルチカラースキャンレーザーを始め、各種レーザーを備えており、多種多様な疾患の治療に対応可能です。各診療科と連携し遅滞なく治療が出来るよう取り組むと共に、安全確実で低侵襲な手術をモットーに、入院期間の短縮と早期の社会復帰ができるよう努め、地域の医療機関と連携し信頼される眼科を目指しております。

産婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 89 9.04 9.4 0.00% 33.73  
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 83 5.77 5.88 0.00% 45.29  
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 51 4.71 4.07 0.00% 62.1  
120170x101xxxx 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 子宮破裂手術等 47 32 35.98 0.00% 33.13  
120170x199xxxx 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 手術なし 46 20.17 19.47 4.35% 32  

胎児期から更年期、老年期に至るまでの女性の一生を対象として治療を行っております。産科では、総合周産期母子医療センターとして市内外から数多くのハイリスク妊婦や精神疾患を合併する妊婦さんの受け入れを行い、各診療科、各部門と連携して対応しております。婦人科では地域がん診療連携拠点病院として、婦人科悪性腫瘍の集学的治療を行っているほか、良性腫瘍には低侵襲治療を目指し治療に取り組んでおります。また、子宮脱センターを開設しており、骨盤臓器脱の個別化した治療を行っております。

リウマチ・免疫内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス

070560xxxxx00x

重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術・処置等2なし 副傷病なし 64 13.61 14.93 12.50% 67.33  
070470xx99x4xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2-4あり 34 2 2.72 0.00% 60.53  
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2なし 23 11.78 15 8.70% 74.04  
070560xxxxx01x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術・処置等2なし 副傷病あり 21 14.05 24.07 4.76% 56.71  
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし 16 19 20.06 25.00% 73.38  

関節リウマチや全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、多発性筋炎、血管炎症候群などのリウマチ膠原病診療を行っております。国際的なエビデンスや診療経験に基づいた科学的な初期治療に重点を置き、病状や治療方針のご同意に基づき、安全性に留意した最新の治療を提供いたします。アレルギー疾患、特にアナフィラキシーショックの診療については、救急部と連携し、原因究明を含め積極的に取り組んでおります。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 152 6.35 6.81 0.66% 76.76  
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 103 2.04 2.45 0.00% 70.82  
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 64 8.33 10.12 1.56% 65.05  
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 47 9.23 13.66 12.77% 71.72  
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 40 10.23 11.11 0.00% 71.65  

膀胱癌、前立腺癌などの悪性腫瘍、前立腺肥大症、尿路結石症、女性や小児の泌尿器疾患など、泌尿器科疾患全般の診療を行っており、主に手術的治療を中心に精力的に取り組んでおります。中でも患者さんの負担が少ない腹腔鏡下手術に力を入れており、一部の手術では腹腔鏡下の特性を生かしたロボット支援手術も行っております。また、腎臓移植外科と共同で腎移植にも積極的に取り組んでおり、腎血管の異常に対しても自家腎移植術を含めた総合的な治療戦略で対応しております。

新生児内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 32 2.5 6.11 0.00% 0  
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2なし - - 11.83 - -  
050210xx9902xx 徐脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-2あり - - 14.1 - -  
140010x297x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) 手術あり 手術・処置等2-1あり - - 28.55 - -  
140010x497x30x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1000g未満) 手術あり 手術・処置等2-3あり 副傷病なし - - 89.05 - -  

産科部門と新生児部門からなる総合周産期母子医療センターは、道央圏における周産期医療の基幹病院として機能しており、新生児内科は生まれてすぐの赤ちゃん(早期新生児期)を対象として診療を行っております。最近では若い週数かつ体重の小さい児の入院が多い傾向にあり、低出生に伴う低体温療法や一酸化窒素吸入療法などの集中治療を要する場合は、NICU(新生児集中治療室)及びGCU(新生児回復期病床)にて、専任医師及び看護師が24時間常駐体制で新生児の治療を行っております。
※患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)としています。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 55 7.22 8.16 0.00% 66.73  
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 53 2.89 3.03 0.00% 71.09  
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 42 7.93 13.41 7.14% 74.12  
040110xxxx00xx 間質性肺炎 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 27 24.74 18.68 29.63% 74.89  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 25 23.76 20.78 28.00% 81.56  

気管支炎から気管支喘息、COPD(肺気腫や慢性気管支炎)、間質性肺炎など呼吸器疾患全般の診療を行っており、地域がん診療連携拠点病院として肺癌治療にも注力しております。難治性癌の代表格である肺がんは、抗癌剤のみでは完治に至らないため、呼吸器外科や放射線治診断科、病理診断科、リハビリテーション科、緩和ケア内科など多くの部門と連携し、カンファレンスや治療を行っております。

脳神経内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 31 18.19 15.45 19.35% 55.48  
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 27 16.26 17.95 44.44% 73.74  
010170xx99x00x 基底核等の変性疾患 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 24 14.13 14.97 12.50% 71  
010130xx99x4xx 重症筋無力症 手術なし 手術・処置等2-4あり 22 9.91 15.11 0.00% 57.5  
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 17 17 16.89 47.06% 71.88  

脳、脊髄、末梢神経、筋肉の領域における症状について内科的に診療を行っております。脳神経内科疾患は神経特異的な症状のみならず、多彩な身体症状を来すことがあり、診療には広範な医学的知識が必要とされます。当科では、疾患ごとの診療ガイドラインに準拠し、患者さんの状況に合わせたきめ細やかな医療の提供を心がけております。入院病棟には各種、検査機器が整備されており、ベッドサイドでの検査や診療に迅速に対応することが可能です。診療にあたっては、内科的薬物治療のほか、神経、筋機能回復のためのリハビリテーション、在宅医療支援、地域医療連携にも注力しております。

耳鼻咽喉科・甲状腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院 日数(自院) 平均在院 日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 40 4.83 5.63 0.00% 40.88  
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 37 6.43 6.68 0.00% 59.27  
030240xx01xx0x 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 副傷病なし 36 7.75 7.65 0.00% 44.42  
03001xxx99x0xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 30 3.73 12.16 0.00% 70.93  
03001xxx99x70x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-7あり 副傷病なし 30 3.03 6.52 0.00% 54.07  

耳(難聴、中耳炎、顔面神経麻痺など)、鼻(副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎など)、口腔(舌炎、味覚障害など)、咽頭喉頭(扁桃炎、声帯ポリープ、嚥下障害など)、頸部(頭頸部癌、甲状腺、副甲状腺疾患など)の疾患の診療を行っております。一般的な耳鼻咽喉科手術から専門的な甲状腺外科手術まで幅広く対応しております。また、頭頸部癌については、進行頭頸部癌に対する再建手術を形成外科や外科と合同で行っており、経過観察を目的とした専門外来も放射線診断科と合同で開設しております。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院 日数(自院) 平均在院 日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2なし 61 16.05 15.41 3.28% 70.38  
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 59 29.34 25.29 71.19% 76.46  
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2なし 56 21.32 19.6 0.00% 73.8  
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 45 22.42 18.76 13.33% 68.84  
160690xx01xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 脊椎、骨盤脱臼観血的手術等 24 38.92 30.34 54.17% 76.46  

脊椎、手、上下肢関節など、ほぼすべての分野について、治療を行っております。患者さんのお話を基に適正な治療方針を立て、手術が必要な場合には、最先端の治療を安全に行うことを基本方針としております。高齢者の大腿骨近位部骨折例が増加していますが、大腿骨近位部骨折地域連携パスに則り、患者さんがよりスムーズに社会復帰ができるよう、医師、リハビリテーション技師、医療ソーシャルワーカーが速やかに連絡を取り合い、回復期病院での適切なリハビリテーションが継続できるよう、体制の維持に努めております。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院 日数(自院) 平均在院 日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 47 14.6 14.81 2.13% 74.13  
060335xx0200xx 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 42 6.9 7.05 0.00% 64.57  
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 38 4.58 4.54 5.26% 72.58  
060040xx0300xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 直腸切除・切断術 切除術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 16 17 14.91 0.00% 71.69  
060020xx02xxxx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 15 21.73 18.48 6.67% 76.6  

手術が必要な腹部の疾患を対象に診療を行っております。他科、多職種とのカンファレンスやチーム医療を通して、患者さんに最適で継続的な医療を提供することを目指しており、高齢者や心疾患、慢性腎不全など術前合併症を有するハイリスクの患者さんでも、安心、安全に手術を受けていただけるよう努めております。

血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99xBxx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2-Bあり 103 14.47 12.23 1.94% 71.09  
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2-5あり 94 16.31 19.3 1.06% 66.88  
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2-4あり 47 9.77 8.65 0.00% 72.74  
130030xx99x7xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2-7あり 43 9.28 12.54 0.00% 68.77  
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2-5あり 副傷病なし 35 24.83 27.53 5.71% 70.31  

急性白血病、悪性リンパ腫、骨髄異形性症候群などの造血器悪性腫瘍をはじめ、各種貧血(再生不良性貧血、溶血性貧血、悪性貧血など)、特発性血小板減少性紫斑病や血友病など、血液疾患に幅広く対応しており、無菌管理が可能な病床も有しております。長期寛解あるいは治癒を指向した治療を行うよう努め、総合病院の強みである各診療科との連携のもと、高齢者や合併症を有する患者さん個々の状況に応じた最適な治療を行っております。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院 日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 254 2.26 2.57 0.00% 68.86  
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 93 10.37 8.88 8.60% 73.47  
060035xx99x0xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 35 5.89 7.91 2.86% 69.86  
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 32 7.53 7.45 0.00% 75.84  
060035xx99x4xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-4あり 31 3.03 4.18 0.00% 71.87  

消化管(食道、胃、小腸、大腸)、肝臓、胆嚢、膵臓など、消化器系疾患全般に診療を行っております。内視鏡治療やラジオ波焼灼療法、血管内治療、放射線治療、化学療法など、各種疾患に応じた最適な治療を行っております。また、化学療法については、安全で質の高いがん治療が受けられるよう医師、看護師、薬剤師などが連携し、患者中心の医療と看護の提供に努めております。

糖尿病・内分泌内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院 日数(自院) 平均在院 日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2-1あり 87 12.56 13.77 5.75% 62.89  
100140xx99x2xx 甲状腺機能亢進症 手術なし 手術・処置等2-2あり 32 10.19 8.07 0.00% 51.63  
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 19 4.37 5.35 0.00% 53.58  
10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2-1あり 17 11.12 12.6 5.88% 59.94  
100180xx991xxx 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 16 3.06 3.88 0.00% 58.63  
糖尿病などの生活習慣病と多彩な内分泌疾患の診療を行っております。内分泌疾患は間脳、下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、膵内分泌、性腺など多岐にわたり、その確定診断には複雑な検査を要することがありますが、総合病院の特性を活かし取り組んでおります。当科では、伝統的にチーム医療による糖尿病診療を行っており、眼科、腎臓内科、形成外科などと連携し、合併症のある糖尿病や妊娠糖尿病も対応しております。各部門には多数の糖尿病療養指導士が在籍しており、積極的に患者さんに携わっております。

腎臓内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院 日数(自院) 平均在院 日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 83 7.87 11.35 3.61% 54.72  
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし 65 5.83 7.38 0.00% 64.63  
110280xx991xxx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり 59 5.95 6.01 1.69% 49.34  
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 50 12.86 13.75 2.00% 64.96  
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2-1あり 33 38.18 33.81 9.09% 69.18  

IgA腎症、ネフローゼ症候群、ANCA関連腎炎、糖尿病性腎症などの内科的腎疾患に対する診断、治療や慢性腎不全の患者さんへの透析(血液透析、腹膜透析)を精力的に行っております。また、腎臓移植外科と共同で、生体腎移植、献腎移植における透析も当科で担っております。特に、透析前の保存期腎不全患者さんが多く、年間100~130名の患者さんが当院で透析を導入されており、年間導入患者数は道内でも有数です。透析患者さんの手術、検査の際の入院透析も年間600~700名の実績があり、豊富な経験を活かせるよう努めております。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 44 8.07 12.98 2.27% 65.66  
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 32 6.59 9.33 6.25% 66.78  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 16 2.38 6.92 0.00% 79.13  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 16 2 3.77 0.00% 54.63  
100100xx99x0xx 糖尿病足病変 手術なし 手術・処置等2なし 12 13.67 21.46 41.67% 73.58  

皮膚だけではなく粘膜・爪・毛なども対象とし、日本皮膚科学会認定専門医研修施設として、あらゆる皮膚・粘膜疾患の治療に精力的に取り組んでおります。重症のアトピー性皮膚炎の患者さんには、教育入院プログラムを用意しております。尋常性乾癬に対する治療も充実しており、最新の全身型の紫外線照射装置やレミケード・ヒュミラ・ステラーラ・コセンティクスRといった生物学的製剤による治療が可能です。その他の皮膚疾患も幅広く診療しており、重症皮膚疾患の患者さんには他診療科と密接に連携しながら集学的治療を行っています。初期治療の迅速かつ正確さと治療期間の短縮に努め、ガイドラインと医学的根拠に基づいた、専門的な治療を行っております。

呼吸器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院 日数(自院) 平均在院 日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 72 7.9 9.59 1.39% 39.5  
040040xx02x10x 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等 手術・処置等2-1あり 副傷病なし 59 13.44 16.34 0.00% 74.15  
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 55 6.67 9.28 12.73% 54.84  
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等 手術・処置等2なし 16 10.75 9.82 6.25% 73.19  
040150xx97x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2なし 16 26.5 28.41 31.25% 71.56  

呼吸器、縦隔、胸壁、横隔膜などの胸部疾患を中心に手術を行っております。

早期癌に対しては胸腔鏡を使用した低侵襲手術を、進行癌に対しては拡大手術を行い、呼吸器内科や放射線治療科と連携をとり、集学的治療も積極的に行っております。他科との緊密な連携が素早くできるため、併存疾患を多く抱える患者さんも安全に手術することができます。気胸センターでは365日24時間体制で治療を行っており、様々な治療を組み合わせ、ほとんどの気胸を治癒させております。

心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院 日数(自院) 平均在院 日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx03x0xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2なし 96 2.39 3.82 2.08% 69.83  
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし 28 8.64 7.38 10.71% 72.43  
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 23 2.09 2.66 0.00% 72.17  
050163xx03x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2-1あり 19 10.26 14.96 0.00% 78.63  
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 10 25 20.84 0.00% 71.8  

循環器内科医、心臓血管外科医、麻酔科医、臨床工学技士、看護師からなるハートチームにより循環器疾患の診断・治療を行っており、困難な疾患に対しても治療成績を常に向上させ、急性期のみならず10年後に満足のいく最高の医療を提供することを心がけております。透析のシャント作製にも携わり、内シャントセンターを開設後、多くのシャントトラブルに迅速に対応しております。ここ数年、継続して手術総数は年間500例を超えており、患者さん、循環器内科医師共に満足できる質の高い治療を目指し努力を続けております。

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
100100xx97x0xx 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等2なし 38 28.16 24.47 18.42% 63.87  
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術あり 手術・処置等1なし 33 3.55 4.65 0.00% 46.97  
080220xx97xxxx エクリン汗腺の障害、アポクリン汗腺の障害 手術あり 32 5.78 6.41 0.00% 26.47  
070071xx97xxxx 骨髄炎(上肢以外) 手術あり 31 29.9 33.46 6.45% 63.61  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 28 8.04 6.92 7.14% 74.46  

生まれつきの変形や、あざ、やけど(熱傷)、けが(外傷)、手術などによる皮膚の障害(潰瘍)、その後にできた傷あと(瘢痕)や皮膚に生じたできもの(腫瘍)をきれいにする治療を行っております。日本乳房オンコプラスティック学会の認定施設であり、乳腺外科と共同で乳癌術後変形の治療も保険診療で行うことができます。閉塞性動脈硬化症などによる虚血性足病変や、糖尿病性足病変の患者さんの救趾をこころがけ、生活の質の維持に努めております。

放射線治療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x2xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-2あり 21 19.1 25.66 0.00% 77  
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-3あり 12 41.33 26.52 0.00% 58.42  
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-2あり - - 18.87 - -  
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2-2あり - - 19.51 - -  
080006xx99x2xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 手術なし 手術・処置等2-2あり - - 26.24 - -  

がん治療の3本柱の一つである放射線治療は、臓器の機能、形態を残して治療ができる点が最大の特徴です。根治治療の代表例としては、頭頸部癌、肺癌、食道癌、乳癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、前立腺癌、皮膚癌などが主に挙げられます。また、がんによる症状緩和にも放射線治療は有効であり、生活の質の改善が得られる患者さんが多くおります。2021年に放射線治療機器を更新し、より正確に短時間で照射することが可能となりました。
※患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)としています。

小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 161 6.41 6.22 0.00% 1.36  
0400801199x0xx 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 135 6.17 5.61 0.00% 5.18  
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 124 6.71 6.38 0.81% 3.41  
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1あり 120 1.02 2.1 0.00% 4.79  
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 91 5.09 5.55 0.00% 5.67  

一般急性疾患のほか、糖尿病、心臓、神経、腎臓・アレルギーなど各分野の専門外来で慢性疾患も数多く診療しております。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院 日数(自院) 平均在院 日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x01x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病あり 26 14.85 22.15 34.62% 81.27  
010070xx01x2xx 脳血管障害 脳血管内手術等 手術・処置等2-2あり 17 15.24 17.84 5.88% 50.88  
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 15.31 18.68 61.54% 67  
010010xx03x10x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2-1あり 副傷病なし 12 21.42 30.47 8.33% 61.17  
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 12 17.25 16.89 58.33% 68.75  
脳・脊髄領域全般にわたり、主に手術を必要とする疾患に対して最先端の医療を提供しております。診断、治療機器が充実しており、320列面検出器CTや3T-MRI装置が加わったことで、高精細な三次元再構成画像や融合画像、脳機能画像などが作成できるようになり、正確な画像診断や手術支援に貢献しております。“脳機能温存と根治性の両立”をモットーに、個々の患者さんが持つ様々な病態に対し、希望に沿った最適な治療法を公平な立場で選択し、提供することを心がけております。

救命救急センター

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2-2あり 23 17.3 30.9 82.61% 72.74  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 21 11.05 20.78 61.90% 82.24  
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 副傷病なし 10 2.3 3.58 0.00% 45  
010310xx97x1xx 脳の障害(その他) 手術あり 手術・処置等2あり - - 47.46 - -  
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし - - 20.06 - -  

札幌市消防局救急ワークステーションとの連携により、ドクターカー、ドクターヘリなどの病院前医療や、重症外傷や緊急病態に対する初期診療と集中治療を中心に質の高い医療を実施しております。三次救急施設として、院外心肺停止、重症外傷、熱傷、中毒や各種疾病で重篤な病態に陥った患者さんなどを乳児から高齢者まで幅広く受け入れております。2014年4月からは、救命救急センターに薬剤師が配属され、薬物治療における安全性の向上や業務効率化を図るべく共に活動しております。
※患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)としています。

乳腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院 日数(自院) 平均在院 日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 63 10.43 9.77 3.17% 62.08  
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 46 4.43 5.5 6.52% 65.85  
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 44 1.64 6.48 0.00% 58.77  
090010xx97x3xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2-3あり 27 2.93 12.85 0.00% 57  
090010xx99x4xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-4あり 24 1.92 3.64 0.00% 58.5  

総合病院のメリットを活かして、迅速に各科と連携・協力するチーム医療を行っています。乳癌治療、画像診断、放射線治療、病理診断、形成外科、がん薬物療法、緩和医療等すべての専門医が常勤しており、女性技師がマンモグラフィ、エコー検査を担当しますので、道内でも数少ない望ましい環境で乳がん診断・治療が受けられます。

ページの先頭へ戻る

3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数 

  初発 再発 病期分類基準(※) 版数
StageⅠ StageⅡ StageⅢ StageⅣ 不明
胃癌 48 - 11 50 - 13 1 8
大腸癌 37 57 60 98 12 47 1 8
乳癌 82 108 31 - - 18 1 8
肺癌 65 30 62 205 - 128 1 8
肝癌 13 10 - - - 32 1 8

※1:UICC TNM分類 2:癌取扱い規約

胃がん、大腸がん、肺がんではステージⅣ、乳がんではステージⅡの初発が多くみられます。肝がんについては、昨年度と同様に再発の患者さんが多い傾向が続いております。
※患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)としています。

ページの先頭へ戻る

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等 

重症度分類 患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 33 8.76 49.15
中等症 117 14.73 75.21
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -

市中肺炎とは、病院や介護施設外で日常生活を送っていた人に発症する肺の急性炎症です。中等症の患者数が一番多く、重症になるに従い平均年齢が高くなっております。
※患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)としています。

ページの先頭へ戻る

5.脳梗塞の患者数等 

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 79 19.97 74.41 47.31%
その他 14 22.71 62.86 7.53%

脳梗塞とは、何らかの原因で脳に血液を送る血管に血栓が詰まったり、流れが極端に悪くなったりすることで脳が壊死し、手足の麻痺やしびれ、意識障害が起こり最悪の場合、死に至る病気です。発症して早期に入院される患者さんが多く、全体の約80%以上を占めております。当院は、顕微鏡手術だけでなく脳血管内手術や神経内視鏡手術などにも精通しており、公平な立場で最適な治療法を提供できます。

ページの先頭へ戻る

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) 

眼科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 1045 0.31 0.97 0.00 74.55  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 398 0.85 4.08 0.01 64.14  
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) 39 1.08 3.33 0 68.97  
K279 硝子体切除術 30 0.5 2.83 0 60.27  
K2684 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートのないもの) 18 0.83 2.39 0 62.78  

網膜硝子体疾患を中心に、白内障、緑内障など多数の手術を行っています。中でも白内障に対する水晶体再建術を最も多く行っております。水晶体再建術は水晶体を超音波等で砕いて吸引・取り除き、水晶体の代わりに眼内レンズを挿入する手術です。

消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 206 0.15 1.05 0 68.6  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 90 3.84 8.78 0.09 75.69  
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) 48 0.27 1.17 0 70.15  
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 43 1.51 3.16 2.33 68.02  
K654 内視鏡的消化管止血術 42 2.29 12.31 0.26 76.1  

大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術が最も多く、1泊2日(ないしは2泊3日)の入院期間で行っております。次いで、胆管結石症、胆管炎、腫瘍などの胆道の閉塞、狭窄に対してステント留置術や内視鏡的乳頭切開術、内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術などの治療も多く行っております。

産婦人科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 119 9.04 6.55 0 34.13  
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 103 8.13 6.33 0 33.67  
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術(内視鏡手術用支援機器を用いて行った場合) 63 1.17 4.05 0 47.3  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 56 1.43 4.13 0 45.14  
K872-31 子宮内膜ポリープ切除術(電解質溶液利用のもの) 35 0.91 0.43 0 50.26  

産科では、総合周産期母子医療センターとして市内外からハイリスク妊婦を受け入れており、帝王切開手術を多く行っております。各診療科、各部門と連携し、切迫流早産、多胎妊娠、合併症妊娠、産科救急症例など様々な症例に対応しております。婦人科では、地域がん診療連携拠点病院として婦人科悪性腫瘍の集学的治療に取り組んでおります。良性腫瘍には低侵襲治療を目指し、腹腔鏡下腟式子宮全摘術を多く行っております。

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 212 2.08 2.71 0.07 73.43  
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) 75 2.23 3.13 0.01 67.79  
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 62 3.06 2.63 0.05 72.9  
K555-22 経カテーテル弁置換術(経皮的大動脈弁置換術) 37 7.3 11.19 0.14 83.92  
K5461 経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞に対するもの) 35 0.03 13.37 0.06 72.11  

重症虚血肢による四肢動脈の狭窄・閉塞部分の流れを良くする血管拡張術・血栓除去術を最も多く行っております。狭心症や心筋梗塞の原因となっている冠動脈(心臓の筋肉に血液を送る血管)の狭くなった部分を押し広げ、器具を入れて血液の流れを良くする経皮的冠動脈ステント留置術や、頻脈性不整脈の原因箇所を焼灼して治療するアブレーション治療(心筋焼灼術)も行っております。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 166 1.19 4.39 0.01 76.24  
K773-51 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)(原発病巣が7センチメートル以下のもの) 51 2.06 5.55 0.02 66.84  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 46 0.93 3.65 0.07 71.52  
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 40 2 7.23 0 71.65  
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 34 0.35 7.41 0 70.59  

道内有数の手術件数を誇る泌尿器科では、腹腔鏡を用いた手術を最も多く行っております。また、従来不可能とされていた手術操作がロボット支援によって可能となり、ロボットを積極的に用いることで患者さんの負担や合併症の軽減などを達成しております。その他、癌に対する手術も腹腔鏡を用いて数多く行っております。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(椎弓形成) 80 2.09 14.96 0.09 71.94  
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(後方椎体固定) 73 2.81 21.14 0.07 73.03  
K0821 人工関節置換術(股、膝、肩) 65 4.55 19.15 10.77 69.8  
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(後方又は後側方固定) 44 6.25 38.7 0.55 75.91  
K0461 骨折観血的手術(大腿、上腕) 38 6.29 21.11 60.53 76.74  

脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術が上位を占めております。脊椎固定術は、ネジ(スクリュー)を入れて矯正し、椎弓切除術、椎弓形成術は、椎弓の一部を切除して脊柱管を広げ圧迫を解除する手術です。総合病院であることから、他科疾患の合併(透析、糖尿病、肝硬変、循環器・呼吸器疾患など)症例を診ることも多いですが、他科と協力し、より合併症が起きずに治療できるよう努力しております。

外科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 51 2.24 6.57 0.02 64.39  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 49 5.39 11.59 4.08 73.22  
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 22 1.09 2.23 0.05 69.64  
K7162 小腸切除術(その他のもの) 18 1.11 15.83 0.22 73.67  
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 17 1 3 0.06 75.47  

胆嚢炎等に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術、大腸癌に対する腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術を多く行っております。腹腔鏡下手術については、安全性を確認しつつ下部直腸、肝、鼡径ヘルニアにも適応を広げています。手術・周術期の安全性のさらなる向上、癌治療では根治性や病態に合った術式決定が重要と考えております。

乳腺外科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 47 1.02 2.38 0.06 65.85  
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 32 0 1.97 0 57.91  
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 31 1 7.97 0.06 61.29  
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) 20 1.05 9.65 0 65  
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))) 10 1.1 7.1 0 62.5  

乳がんに対する乳腺悪性腫瘍切除術、悪性腫瘍に対する抗悪性腫瘍剤の持続注入用植込型カテーテル設置を多く行っております。

心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 83 0.1 1.22 0.01 70.22  
K617-6 下肢静脈瘤血管内塞栓術 22 0.05 1 0 72.36  
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの) 18 2.28 4.11 0.06 72.39  
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) 17 4.76 7.29 23.53 70.82  
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 14 1.21 14.71 0.07 77.64  

内シャントセンターとしてすべての透析シャント作製に携わっており、困難症例や急なシャントトラブルにも迅速に対応しております。そのため、シャントに関する手術が上位を占めております。ステントグラフト内挿術は、開腹・開胸操作や人工心肺を必要としない、体への負担が少ない治療法です。術後経過に問題がなければ、1週間~2週間程度で退院可能です。

耳鼻咽喉科・甲状腺外科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 44 1.05 5.77 0 34.02  
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 29 0.1 4.66 0 41.97  
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 21 1 4.33 0 59.48  
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除)(頸部外側区域郭清を伴わないもの) 17 1 5.65 0 57.71  
K4571 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) 14 1 4.93 0 59  

扁桃炎や扁桃周囲膿瘍に対する口蓋扁桃摘出術、扁桃周囲膿瘍切開術が多く、次いで、慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下鼻・副鼻腔手術が多く行われております。甲状腺外科を標榜しており、一般的な耳鼻咽喉科手術から専門的な甲状腺外科手術まで幅広く対応しております。

呼吸器外科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)) 77 3.65 3.56 0.01 40.26  
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 34 1.71 11.71 2.94 74  
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 18 1.06 9.94 0 73.56  
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 17 1.12 8.47 0 74.76  
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) - - - - -  
気胸センターとして365日24時間体制で治療を行っており、北海道内の施設から高齢者や合併症を抱えた患者さん、難治性気胸などの治療依頼を受けていることから、気胸に対する胸腔鏡下肺切除術を最も多く行っております。胸腔鏡下手術は、術後の創部痛や肋間神経痛の軽減に有効です。
※患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)としています。

形成外科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹、上腕、肩、前腕、下腿、大腿) 37 0.97 2.62 2.7 52.89  
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 32 0.81 4.38 0 68.56  
K0081 腋臭症手術(皮弁法) 32 1 3.78 0 26.47  
K084 四肢切断術(大腿、下腿、足、前腕) 30 18.73 34.8 73.33 68.4  
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 27 19.89 30.96 0.33 73.63  

脂肪腫に対する四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術を最も多く行っております。形成外科医は創傷治癒の専門家であるため、保存的治療にも長けており、生まれつきの変形やあざ、やけど(熱傷)、けが(外傷)、手術などによる皮膚の障害(潰瘍)、その後にできた傷あと(瘢痕)や皮膚に生じたできもの(腫瘍)をきれいにいたします。

腎臓内科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの) 93 6.09 9.19 0.03 65.69  
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) 11 15.91 14.09 9.09 69.64  
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -  
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) - - - - -  
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) - - - - -  

透析前の保存期腎不全患者さんに対する、透析導入目的の内シャント設置術を最も多く行っており、年間導入患者数は道内でも有数です。内シャント設置術は、患者さん自身の動脈と静脈を皮膚の下でつなぎ合わせ、静脈に流れる血液の量を増やして血液を取り出しやすくする方法で、今後の外来通院で安定的な血液透析を行うことが可能となります。
※患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)としています。

皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 16 0 1.38 0 79.13  
K0052 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝以上,4㎝未満) - - - - -  
K0051 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝未満) - - - - -  
K0061 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3㎝未満) - - - - -  
K0053 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4㎝以上) - - - - -  

皮膚、皮下腫瘍摘出術を最も多く行っております。
※患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)としています。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均術前在院日数 平均術後在院日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 27 0.26 13.63 33.33 81.33  
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 23 5.35 25.04 0.22 65.61  
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 14 3.93 17.14 0.14 64.71  
K6101 動脈形成術、吻合術(頭蓋内動脈) 11 3.27 12.91 9.09 35.73  
K178-4 経皮的脳血栓回収術 - - - - -  

脳動脈瘤頚部クリッピングを多く行っております。脳動脈瘤頚部クリッピングは、動脈瘤の根元を金属でつくられた小さな洗濯ばさみのようなクリップで閉じて動脈瘤への血流を止める方法で、長期の効果が実証されております。顕微鏡手術だけでなく脳血管内手術や神経内視鏡手術などにも精通しており、公平な立場で最適な治療法を提供できます。
※患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)としています。

ページの先頭へ戻る

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率) 

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 103 0.66%
異なる 30 0.19%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 51 0.33%
異なる - -

これらの傷病は、重篤な傷病の合併症として発症することが多いものとして、全国共通で症例数や発生率を示しているものです。急性期医療の役割を担う病院では、臨床上ゼロになるものはありませんが、発症した場合に速やかに専門医療を提供できるよう、日々体制の整備を行っております。手術や処置などを行う際には、合併症を起こさないよう細心の注意を払い行っておりますが、起こり得る合併症については、事前に可能な限り患者さんに説明した上で、手術や処置の実施に同意をいただくよう努めております。
※症例数が10未満の場合は、-(ハイフン)としています。

ページの先頭へ戻る

医療の質指標

1.リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) 分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
1,496 1,429 95.52%
当院では、肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した入院患者さんに対し、高い割合で予防対策を実施しております。

ページの先頭へ戻る

2.血液培養2セット実施率 

血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子) 血液培養2セット実施率
4,057 1,946 47.97%
血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行うことが推奨されています。

ページの先頭へ戻る

3.広域スペクトル抗菌薬使用時の細胞培養実施率 

広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細胞培養同定検査が実施された患者数(分子) 広域スペクトル抗菌薬使用時の細胞培養実施率
1,098 953 86.79%
広域スペクトルの抗菌薬が処方される場合、細菌培養検査を実施し適切に使用することが推奨されております。

ページの先頭へ戻る

4.転倒・転落発生率 

退院患者の在院日数の総和(分母) 退院患者に発生した転倒・転落件数(分子) 転倒・転落発生率(‰)
160,028 416 0.26%

入院患者さんの転倒・転落防止に積極的に取り組んでおります。患者さんの状態に応じた予防策を実施することで、発生率の低減に努めています。

ページの先頭へ戻る

5.転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率 

退院患者の在院日数の総和(分母) 退院患者に発生したインシデント影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数(分子) 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率(‰)
- - -
患者数が全て10未満のため詳細は公表しておりません。

ページの先頭へ戻る

6.手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率 

全身麻酔手術で、予防的抗菌薬投与が実施された手術件数(分母) 分母のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数(分子) 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
2,408 2,389 99.21%
手術後の感染症を予防するため、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬を投与しています。

ページの先頭へ戻る

7.d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率 

退院患者の在院日数の総和(分母) 褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡)の発生患者数(分子) d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
157,421 15 0.01%
患者さん一人ひとりの状態に応じた適切な予防策を実施し、褥瘡の発生予防に努めております。

ページの先頭へ戻る

8.65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合 

65歳以上の退院患者数(分母) 分母のうち、入院後48時間以内に栄養アセスメントが実施された患者数(分子) 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
8,490 1,951 22.98%
高齢患者さんの栄養状態を早期に把握し、適切な栄養管理を行うことで、合併症の予防や回復を早めることを目的としています。

ページの先頭へ戻る

9.身体的拘束の実施率 

退院患者の在院日数の総和(分母) 分母のうち、身体的拘束日数の総和(分子) 身体的拘束の実施率
- - -
患者数が全て10未満のため詳細は公表しておりません。

ページの先頭へ戻る

更新履歴

2025年9月30日
令和6年度病院指標を公開しました。

診療科別患者数上位5位までを掲載する指標について、上位5位すべての患者数が10未満の診療科については掲載を省略しております。

このページについてのお問い合わせ

市立札幌病院 

〒060-8604 札幌市中央区北11条西13丁目1-1

電話番号:011-726-2211

ファクス番号:011-726-7912