ドクガの駆除方法~薬剤を使う~
ホームセンターや、園芸店、薬店などで「毛虫用」として販売されている殺虫剤を使って駆除しましょう。
有効成分の例
薬剤の有効成分には、下記のようなものがあります。
このほかにも、多数の殺虫剤が販売されていますので、購入時にご確認ください。
ページの先頭へ戻る
薬剤の種類
- 乳剤、水和剤タイプ
一定の濃度にうすめて使うタイプです。必ず決められた濃度にうすめてから、使用してください。
散布するには写真のような散布機が必要です。
薬剤を購入するときに、散布機や散布方法についてあわせて相談してみるとよいでしょう。
- スプレータイプ
幼虫に直接吹きかけて使います。
購入後すぐ使うことができます。
屋内で成虫に使用すると毒針毛をまき散らしますので、使用しない方がよいでしょう。
ページの先頭へ戻る
薬剤を散布するときの注意
- 薬剤が皮膚につかないよう、長袖、長ズボン、ゴム手袋、マスクなどを着用しましょう。
- 薬剤を散布しても、全ての幼虫が死ぬ訳ではありません。また、幼虫の死がいにも毒針毛は残っています。薬剤散布後もむやみにその場に立ち入るのはさけましょう。
- 家の戸や窓は完全に閉め、食べ物や洗濯物、おもちゃなど、薬剤がかかってはいけない物は屋内にしまいましょう。
- 散布するときは、風の弱い日を選び、できるだけ風上から散布しましょう。
- 殺虫剤が皮膚についたときや、散布後は、石けんでよく手を洗い、うがいをしましょう。
- 殺虫剤はドクガだけでなく、人やその他の生き物にも影響を与えます。使用する場合は、必ず使用上の注意をよく読み、使用法を守って、周囲の迷惑とならないよう十分注意しましょう。
- 自然界にはドクガの天敵となる、ハチや寄生バエなどがいます。自然界のバランスを保つことも、ドクガの大量発生防止につながります。

死がいにも毒針毛は残っています。

風の弱い日に散布しましょう
次のページへ
前のページへ
「ドクガの被害を防ぎましょう」トップへ戻る