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更新日:2023年3月13日

今月の特集

このページでは、その季節に合わせた火災予防等の広報テーマを「今月の特集」としてお知らせします。

今月は「放火」「住宅用火災警報器」及び「IHクッキングヒーター」についてお知らせします。

放火に注意しましょう!

令和4年中の火災件数387件のうち、放火が62件発生しており、昨年に比べて10件も増えています(速報値)。建物での放火が45件と最も多く発生しており、夜間や早朝の時間帯に限らず、日中の時間帯にも多く発生しています。

放火を防ぐには、放火をされにくい環境づくりが大切です。市民の皆様には引き続きご協力をお願いします!

放火のイラスト

放火を防ぐためのポイント

  • 家の周りは整理整頓し、燃えやすい物は置かないようにしましょう
  • 郵便受けに新聞などを差し込んだままにしないようにしましょう
  • ごみは決められた日の朝に出しましょう
  • 物置、車庫などに必ずカギをかけましょう
  • 夜間、人目につかなくなる場所には照明等を設置しましょう
  • お隣やご近所の方と普段から挨拶するなど、顔の見える関係に努めましょう。

住宅用火災警報器の設置・維持管理は大丈夫?

住宅用火災警報器は、火災により発生する煙や熱を感知し、音や音声で警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器となっており、就寝中や別の部屋で火災が発生した時などに有効です。住宅用火災警報器は、消防法により、原則すべての住宅に設置が必要になっています。すでに設置されている方は、「いざ」という時にきちんと働くように、日頃から点検とお手入れをおねがいします!

札幌市では設置から10年を目安に交換を推奨していますが、交換をする際は「連動型住宅用火災警報器」がおすすめです。連動型は、別の部屋で火災を感知した場合でも、家中すべての警報器が鳴るので、家の中にいる全員が同時に火災を知ることができ、早期に避難を開始できます。

もっと詳しく知りたい方は、火の用心だより第92号(令和4年11月号)(PDF:891KB)を確認してみてください!

連動型住宅用火災警報器の仕組み

上記イラストは連動型住宅用火災警報器の仕組みです。

こんろ火災を防ぐために(IHクッキングヒーター編)

令和4年中に発生した住宅火災171件のうち、こんろ火災は48件で火災原因第1位となっています(速報値)。

さらに、令和5年に入ってからすでに16件のこんろ火災が発生し、昨年同月より8件も増加しています(令和5年2月28日現在)。

火を使わないIHクッキングヒーター(以下「IH」という。)でも、こんろ火災は発生しています。IHは温度設定ができる利便性がありますが、取扱い方法を誤ると大変危険です。

令和4年中には、IHを使用したてんぷら油の過熱発火が6件発生しています。てんぷら油を揚げ物設定で調理していない場合や、鍋底が反っている鍋の使用、てんぷら油の量の不足などにより、IHに付いている過熱防止装置が正常に作動しないことがありますので、取扱説明書を確認し、適切な取扱いを心がけましょう。

こんろ火災を防ぐためには、ガスこんろもIHこんろも、調理中は目を離さないことがなにより大切です。

ぜひ、IHによるてんぷら油の過熱発火の動画を確認してみてください。

前月までの特集(過去1年分)

 

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このページについてのお問い合わせ

札幌市消防局予防部予防課

〒064-8586 札幌市中央区南4条西10丁目1003

電話番号:011-215-2040 

ファクス番号:011-281-8119