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消火栓は、火災が発生したときに使用する大切な施設です。
消防署においても除雪を行っていますが、大雪の時には除雪が遅れる場合もあります。お近くの消火栓の除雪にご協力ください。
右の写真のように、消火栓の半分(先端から約30cm)が露出していればスムーズな消火活動ができます。
なお、けがや事故等については、除雪協力者の自己責任となりますので、車や歩行者などに十分気を付けてください。
先端から約30cmの部分が出ていれば十分です。
近年、本市において火災件数は減少傾向にあるものの、住宅火災における死者数の割合は減少していないことに加え、建物構造が変化している現代において火災時の室内環境はより過酷になっています。
当局が民間企業と共同で開発した「札消式水力換気ノズル~COBRA~」は隊員の安全性を向上させながら、火災室内の煙と熱気を排除することにより、過酷な環境を改善し、迅速な人命救助・消火活動を図ることで「要救助者と活動隊員の安全を守る」先進的な資機材です。全国初となる資器材を活用したこの火災戦術は令和2年12月から、市内の火災現場で使用し、その有効性を確認しており令和7年度までに市内の全水槽隊(51隊)に配置することを予定しています。
〇火災が起きている部屋の窓枠にCOBRAを設定し、屋外に向かって噴霧放水することにより発生する気流で部屋の内部が負圧となり煙や熱を排出します。
○排煙効果により視界がクリアーとなり検索活動の効率化が図られ、迅速な人命救助、消火活動につながります。
○火災室内から高温の可燃性ガス(煙と熱)を排出するとともに、室内温度上昇を抑制することで急速な延焼拡大が引き起こされる(フラッシュオーバー)危険性を低下させ、内部へ進入する隊員を守ります。
COBRAを使用した活動イメージ図
サイレンを鳴らして走っている消防車や救急車が向かう先には、1秒でも早く助けてほしいと待っている人がいます。
そうした人のもとへ消防隊や救急隊がいち早く駆け付けるためには、道路を車で走る皆様の、交通ルールに則った行動が必要です。
また、正しい運転行動だと思っていたことが実は間違っていて、気づかぬまま緊急走行を妨げてしまっていることもあります。
初心者・ベテランを問わず、緊急自動車が近づいてきたときの対応を、今一度おさらいしましょう!
交差点の近くでは、交差点を避けて、左に寄って一時停止しましょう。
※一方通行の道路で、左に寄ることが消防車・救急車の通行の妨げになる場合は、右側に寄ってください。
〈よくない例〉停止せずに交差点を通り過ぎてしまう
札幌市消防局では、安全・確実に現場へ駆けつけるため、緊急走行中、赤信号の交差点に進入するときは、一旦止まって安全を確認してから通過することとしています。
この安全確認を「急いでいる一般車両が通過するのを待ってくれている」ことと誤解して、一時停止せず、消防車・救急車の目の前を走り抜けていく車が見受けられます。
しかし、周囲の車が停止していることを確認するまで、消防車・救急車は交差点を通過することができません。また、衝突や接触の危険もあるため、消防車・救急車が通り過ぎるまでは停止したままでお待ちください。
左に寄って進路を譲りましょう。
〈よくない例〉消防車・救急車の前を走り続ける
「変なところで止まって道を塞いでいるわけでもあるまいし…」といって、左に寄らないで、消防車・救急車の前を走り続ける車がたくさんあります。
しかし、消防車や救急車は一般の車よりも速い速度で走行するため、通行の妨げにならないように走っているつもりでも、実は緊急走行を妨げてしまっているのです。
また、避けないままで赤信号に引っかかり、そのまま交差点の入口を塞いでしまえば、後続の消防車や救急車も前に進むことができなくなってしまいます。
消防車や救急車が前や後ろから近づいたときは、必ず左に寄って進路を譲ってください。
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