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更新日:2025年9月8日

応急手当にご協力をいただいた方へ

 救急現場において、大切な命を救うために勇気を出して応急手当にご協力をいただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

 このページでは、応急手当にご協力をいただいた際に生じる可能性のある不安(突然の出来事によるショック、傷病者の血液付着への心配など)に対する相談窓口や、応急手当の実施に伴う負傷時の給付・お見舞金についてご案内いたします。

応急手当を行ったあとは・・・

  • すぐに流水と石鹸で十分に手洗いをしましょう。
  • 傷病者の血液に触れてしまった場合、ご自身の皮膚に傷口がなければ、血液感染の危険はありませんのでご安心ください。
  • 傷病者の血液が衣服についてしまった場合は、ビニール手袋をするなど感染対策を行った上で、汚染箇所を水洗いしましょう。その後、漂白剤でつけ置きをしましょう。

相談窓口のご案内

 応急手当にご協力をいただいた際に生じる可能性のある不安(突然の出来事によるショック、傷病者の血液付着への心配など)に対する相談窓口を設置しております。

 その他にも、けがをしてしまった、傷病者の血液が傷口に付着したなどで医療機関の受診が必要となったときには、条例に基づく給付やお見舞金を支給できる場合がありますのでお問い合わせください。

 なお、傷病者の容体や搬送先など、個人情報についてはお答えできませんのでご了承ください。

電話相談をご希望の方

消防局救急課 011-215-2070
※受付時間 平日8:45~17:15

WEBでの相談をご希望の方

相談受付(スマート申請) WEB相談受付QRコード

※WEBでのご相談は24時間365日可能ですが、お返事は3営業日以内とさせていただきます。

札幌市の条例に基づく給付(協力要請に基づく協力の場合)

 救急隊や消防指令センターの指令員からの要請に基づき応急手当にご協力をいただいた方が、傷害を負ってしまったときなど、「札幌市消防等に協力援助した者の災害給付に関する条例に基づき、以下の給付ができる場合があります。

  • 療養給付
    負傷したり疾病にかかった場合に、医師の診察、処置、手術等に必要な療養の費用を支給します。
  • 障害給付
     一定の障害が残ったときに障害等級などに応じて算定した額を、年金又は一時金として支給します。
  • 遺族給付
    亡くなってしまった場合、ご遺族に対して、生計維持関係のあったご遺族の人数等に応じて算定した額を、年金又は一時金として支給します。

※上記は給付の一例です。他の給付や手続き等についてはお問い合わせください。

お見舞金の支給(自発的な協力の場合)

 自発的に応急手当にご協力をいただいた方は、「札幌市応急手当実施者見舞金支給制度」に基づき、以下のお見舞金を支給できる場合があります。 

見舞金の概要
  状況 見舞金金額
死亡 500万円
後遺障害 障害の程度に応じて20万円~500万円
入院・通院 入院・通院日数に応じて1.5万円~15万円
感染予防薬投与(エイズ・B型肝炎・梅毒) 5千円~5万円
感染症り患(上記の他、C型肝炎なども含む) 30万円
実施した心肺蘇生処置に起因して損害賠償請求等がなされた場合 5万円

 また、当該制度の他、感染症の検査(血液検査等)を行った際には、2.5万円のお見舞金を支給できる場合があります。

 手続き等についてはお問い合わせください。

最後に・・・

 ご協力をいただけたことで救命の連鎖をつなげることができました。本当にありがとうございました。応急手当実施後に生じる不安を少しでも和らげるために、どうか一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。

このページについてのお問い合わせ

札幌市消防局警防部救急課

〒064-8586 札幌市中央区南4条西10丁目1003

電話番号:011-215-2070

ファクス番号:011-271-0610