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札幌市では、平成17年4月に、子どもも含めた市民の方々が議論しながら「(仮称)札幌市子どもの権利条例」づくりに取り組むために、3人の高校生など25人からなる「札幌市子どもの権利条例制定検討委員会」を設置しました。
検討委員会は、委員自らが主体となって、「懇談会」「出向き調査」などを通じて市民の意見を集約しながら子どもに関わる理念・制度・施策等を総合的に定める条例の素案づくりを進め、平成18年5月に「最終答申書」を市長に手交しました。
中間答申書には、本書「子どもとともに札幌の未来を考える~子どもの権利条例の制定へ向けての検討課題~」のほか、別冊「子どもの気持ち・あなたの子ども観アンケート調査結果に関する報告書」、札幌市が作成した概要版、子ども用概要版があります。
また、中間答申書の内容に対して、市民の皆さまからのの意見募集を実施しました。
検討委員会では、できるだけ多くの意見を最終答申書に反映させるため、条例づくりに関心を持つ市民と、検討委員会委員による、意見交換会を開催しました。
平成18年4月16日(日曜日)13時30分から
屯田北児童会館「屯珍館」(札幌市北区屯田8条7丁目1番39号)
最終答申書には、本書「子どもとともに札幌の未来を考える~子どもの権利条例の制定に向けて~」のほか、札幌市が作成した概要版があります。
会議名称 | 日時 | 開催場所 | 傍聴 | 会議録・会議結果報告書 |
---|---|---|---|---|
第1回検討委員会 |
平成17年4月28日(木曜日) |
札幌市役所12階4号・5号会議室 |
3人 |
|
第2回検討委員会 |
平成17年5月27日(金曜日) |
WEST19研修室A・B |
17人 |
|
第3回検討委員会 |
平成17年6月18日(土曜日) |
WEST19講堂 |
19人 |
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第4回検討委員会 |
平成17年7月13日(水曜日) |
WEST19研修室A・B |
8人 |
|
第5回検討委員会 |
平成17年9月10日(土曜日) |
STV北2条ビル6階会議室A・B |
9人 |
|
第6回検討委員会 |
平成17年9月18日(日曜日) |
STV北2条ビル7階5号会議室 |
10人 |
|
第7回検討委員会 |
平成17年10月23日(日曜日) |
WEST19研修室A・B |
9人 |
|
第8回検討委員会 |
平成17年11月19日(土曜日) |
STV北2条ビル7階5号会議室 |
9人 |
|
第9回検討委員会 |
平成17年11月23日(水曜日) |
STV北2条ビル7階5号会議室 |
7人 |
|
第10回検討委員会 |
平成17年12月9日(金曜日) |
WEST19研修室A・B |
6人 |
|
第11回検討委員会 |
平成17年12月17日(土曜日) |
WEST19研修室A・B |
8人 |
|
第12回検討委員会 |
平成18年1月21日(土曜日) |
STV北2条ビル7階5号会議室 |
6人 |
|
第13回検討委員会 |
平成18年3月4日(土曜日) |
WEST19研修室A・B・C |
7人 |
|
第14回検討委員会 |
平成18年3月25日(土曜日) |
WEST19研修室A・B・C |
9人 |
|
第15回検討委員会 |
平成18年4月22日(土曜日) |
WEST19研修室A・B・C |
11人 |
|
第16回検討委員会 |
平成18年4月27日(木曜日) |
WEST19研修室A・B・C |
6人 |
|
第17回検討委員会 |
平成18年4月30日(日曜日) |
WEST19研修室A・B・C |
14人 |
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第18回検討委員会 |
平成18年5月20日(土曜日) |
STV北2条ビル6階1,2,3号会議室 |
15人 |
|
第19回検討委員会 |
平成18年5月27日(土曜日) |
WEST19研修室A・B・C |
7人 |
「子どものけんりニュース」では、子どもの権利条例の制定に向けた取組の状況や「子どもの権利」にかかわる話題をお伝えしました。
平成18年2月に発足した子ども委員会には、小学校5年生から高校3年生まで合計32人が参加しました(人数、学年は平成18年4月時点)。
子ども委員会では、子どもの権利についてグループディスカッションなどを行い、平成18年7月に、それらの結果を提案書にまとめ札幌市に提出しました。
提案書には、子ども委員が手書きでまとめた活動報告や、札幌の子どもにとって大切な権利、子どもを権利の侵害から救済するために大切な4つのこと(相談、まわりの支援、予防、友だち)などを掲載しています。
なお、子ども委員が提案した全115項目の権利は、資料編に掲載しています。
平成18年4月30日(日曜日)13時00分から13時50分
WEST192階研修室A・B・C(札幌市中央区大通西19丁目)
子ども委員:6人
検討委員:11人
「札幌の子どもたちにとって大切な権利」の提案書(PDF:78KB)
子ども委員会と検討委員会との意見交換会の概要(PDF:20KB)
平成18年7月24日(月曜日)16時30分開場、17時00分開会、18時30分閉会
WEST192階研修室A・B・C(札幌市中央区大通西19丁目:地下鉄東西線「西18丁目」駅1番出口)
約40人
平成18年7月24日。とうとう子ども委員会の最終回です。
これまで、「子どもにとって大切な権利」や、「権利侵害からの救済」などをみんなで話しあってきましたが、今日は、それらを市長に発表し、子どもの権利のことなどを市長と「なんでも話してみる」とても貴重な会です。
子ども委員の出席は合計29人。さらに会場には、ご家族の皆さんや先生たちをはじめ、たくさんの方にご来場いただきました。
まずは、司会の2人が自己紹介。小学校5年生の小林さんと、中学校3年生の依田さんです。
そして、市長や子ども未来局長、教育長など、札幌市の出席者を紹介したあと、瀧本委員長から「はじめ」のあいさつ。委員長からは、「この提案書が条例制定に一石を投じ、それが大きな波をつくりだし、他都市にも広まってほしいと願っている。」と言葉がありました。
司会の2人
上田市長あいさつ
瀧本委員長あいさつ
続いて、いよいよ、子ども委員からの提案発表です。
子ども委員を代表して発表するのは、齊藤副委員長、渡邊さん、澤畑さん、山西さん、丸山さんの5人です。
はじめに、齊藤副委員長が、今回作成した提案書をもとに、これまでの委員会の活動報告について発表したあと、渡邊さんと澤畑さんから、「子どもにとって大切な権利」について発表しました。
次に、山西さんと丸山さんから、「権利侵害からの救済」について発表しました。
上田市長からは、子ども委員からの発表について、
「子ども委員会で身のまわりの色々なことをふまえて権利を考えてくれたことがよくわかりました。
子どもの権利や、権利侵害からの救済というのは、とても抽象的ですが、みなさんが普段の生活をふまえて具体的に考えてくれたおかげで、とてもわかりやすかったです。よくまとめてくれたと感謝しています。これから、権利条例をつくっていくときに、とても役に立つと思います。」
と、感想がありました。
続いて、お待ちかねの「市長と何でも話してみよう」のコーナーです。
司会は、渡辺副委員長にバトンタッチし、子ども委員会で一番多くの時間をかけて話し合った「子どもにとって大切な権利」について、条例素案の子ども向け資料をもとに、市長と意見交換することになりました。
はじめに、「豊かに育つために必要な権利」で、お気に入りの権利は何でしょう?
という質問に対し、子ども委員からは、次のような意見が挙がりました。
市長からは、雪国の暮らしの権利について、「雪が降るということは、毎年特別な経験をするチャンスがあるということ。大人が色々な体験や暮らしの中での協力を子どもに教えてあげることを権利として挙げているもの。」と説明がありました。
また、失敗をしても新たなチャレンジをする権利については、「たとえ1回失敗してもへこたれないで。ダメな人間だと思うのではなく、色々な可能性があることを学ぶ権利がある。やり直せないと思うのではなく、失敗を前提に新たに出発してほしい。」と話がありました。
続いて、「安心して生きるために必要な権利、自分らしく生きるために必要な権利、参加するために必要な権利」のうち、お気に入りの権利として、以下のことが話題になりました。
また、人と比べられることの代表的なこととして、「テスト」が話題になりました。
市長からは、「テストは何のためにやるかというと、先生が自分の教え方によって子どもたちがどのくらい理解できたか確認するために行う、という意味もある。比べられていやだ、と思うだけではなく、ここは理解できていなかったので頑張ろう、という指標にしてほしい。知識が多くなると、豊かな人生を送る可能性が高くなると思います。」と話がありました。
貴重なひとときも、あっという間に時間が過ぎ、最後のコーナー。
出席した子ども委員全員が、これまでの子ども委員会の感想や市長への質問など、それぞれの思いをメッセージカードに書いて、市長へ手渡しました。
出席した全員からメッセージカードを受け取ったあと、上田市長から、
「一人ひとりからメッセージカードをちょうだいして、感動的でした。みなさんから、色々な角度から、自分や友だちの抱えている問題、課題などを素直に考えて、提案書やカードに託してくれました。今日まで議論してくれたことに心から感謝するとともに、みなさんの意見をいかしきる、という決意をさせていただきます。本当にありがとうございました。」
と話がありました。
札幌市は、検討委員会の答申や子ども委員会の提案などを参考に条例素案を作成し、平成18年7月3日から8月1日までの30日間、市民からの意見募集(パブリックコメント)を実施しました。意見募集にあたっては、一般向けと子ども向けの募集資料を作成しました。
条例素案に寄せられたご意見の概要と、それに対する市の考え方をまとめた結果資料を作成しました。札幌市は、素案に寄せられたご意見などを踏まえ、条例案を作成し、平成19年第1回定例市議会に提出しました。
なお、結果資料については、一般向け、子ども向け、概要版(子どものけんりニュース臨時号)を作成しました。
子どもの安心と救済について市民意識を把握するために、平成19年7月~8月に、NPO法人子どもの権利条約総合研究所と合同で、「札幌市子どもの安心と救済に関する実態・意識調査」を実施しました。
子どもの権利条例の制定に向け、子どもの権利侵害からの救済制度を含め、条例全体について検討するために、平成19年8月に「子どもの権利条例検討会議」を設立しました。
検討会議では、子どもの権利の有識者を招いての学習会や、子どもとの意見交換も行ないながら、条例全体について幅広く審議を進め、平成20年2月1日に答申書を市長に提出しました。
答申書には、本書と、札幌市が作成した概要版があります。
会議名称 | 日時 | 開催場所 | 傍聴 | 会議録・会議結果報告書 |
---|---|---|---|---|
第1回検討会議 |
平成19年8月27日(月曜日) |
札幌市役所12階1~3号会議室 |
16人 |
|
第2回検討会議 |
平成19年9月18日(火曜日) |
札幌市役所12階1~3号会議室 |
18人 |
|
第3回検討会議 |
平成19年10月14日(日曜日) |
STV北2条ビル6階1~3号会議室 |
12 |
|
第4回検討会議 |
平成19年10月29日(月曜日) |
STV北2条ビル6階A・B会議室 |
10人 |
|
第5回検討会議 |
平成19年11月19日(月曜日) |
STV北2条ビル6階1~3号会議室 |
16人 |
|
第6回検討会議 |
平成19年11月26日(月曜日) |
STV北2条ビル6階A・B会議室 |
9人 |
|
第7回検討会議 |
平成19年12月10日(月曜日) |
札幌市役所12階1~3号会議室 |
7人 |
|
第8回検討会議 |
平成19年12月17日(月曜日) |
STV北2条ビル6階A・B会議室 |
8人 |
|
第9回検討会議 |
平成19年12月22日(土曜日) |
STV北2条ビル6階1~3号会議室 |
10人 |
|
第10回検討会議 |
平成20年1月16日(水曜日) |
STV北2条ビル6階1~3号会議室 |
8人 |
|
第11回検討会議 |
平成20年1月25日(金曜日) |
STV北2条ビル6階1~3号会議室 |
11人 |
|
第12回検討会議 |
平成20年1月31日(木曜日) |
STV北2条ビル6階1~3号会議室 |
15人 |
札幌市は、札幌市子どもの権利条例検討会議の答申などを参考に条例素案を作成し、平成20年2月28日から3月28日までの30日間、市民からの意見募集(パブリックコメント)を実施しました。意見募集にあたっては、一般向けと子ども向けの募集資料を作成しました。
条例素案に寄せられたご意見の概要と、それに対する市の考え方をまとめた結果資料を作成しました。札幌市は、素案に寄せられたご意見などを踏まえ、条例案を作成し、平成20年第2回定例市議会に提出しました。
なお、結果資料については、一般向けと子ども向けを作成しました。
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