ここから本文です。

更新日:2025年10月30日

第1回子ども編集会議を開催しました

札幌市では、年齢や性別、障がいの有無などにかかわらず、誰もが互いに尊重し合い、安心して暮らせる共生社会の実現を目指す「つながるさっぽろ条例」(正式名称:札幌市誰もがつながり合う共生のまちづくり条例)を制定しました。
この条例の考え方を子どもたちにわかりやすく伝えるため、子どもたちがパンフレットの内容やデザインを考える「子ども編集会議」(第1回)を開催しました。

項目 概要
日時 令和7年(2025年)8月12日(火曜日)10時00分~12時00分
場所 札幌市役所会議室
参加者

子ども編集委員:12名(小学4年生~中学2年生)

高校生ファシリテーター:5名

※子ども編集委員は、公募によりお申込みをいただいた方の中から抽選で決定しました。

参考ページ:子ども編集委員を募集します!(募集は終了しました)

会議の内容

開会・市役所からの説明

会議では、市職員による条例の説明(条例=「地域に住むみんなが安心して気持ちよく暮らせるように札幌市が決めた約束」)、札幌には高齢者、子ども、障がい者、外国人など本当に様々な人が暮らしていること(多様性)についての説明や、パンフレットで使用するイラストの人気投票が行われました。

第1回子ども編集会議01

意見交換

各班での意見交換では、進行役の高校生ファシリテーターのサポートの下、子どもたちは「パンフレットの表紙」と「パンフレット全体」の2つのテーマで、活発な意見交換と発表を行いました。

意見交換1「テーマ:パンフレットの表紙」

最初に目にする表紙について、参加した子どもたちからは、「シンプルでカラフルなデザインが良い」「札幌の特徴である街や自然のイラストを入れてほしい」「主人公は女の子と男の子の2人にした方が、いろいろな人に興味を持ってもらえる」といった具体的なアイデアが出され、パンフレットを「読んでみたい!」と思わせる工夫の重要性について議論しました。

意見交換2「テーマ:パンフレット全体」

パンフレット案の文章や構成を確認し、よりわかりやすくするための改善案が数多く提案されました。

<主な改善案>

  • 表現・言葉づかい:親しみやすさを出すため、「です・ます調」ではなく、語尾には「だよ」などを使ったほうがいい。
  • デザイン:文字を少なくして、グラフや図、絵を大きくする。難しい言葉(例:希薄化、ワークショップなど)にはふりがなや説明をつける。
  • 構成:説明だけではなく、4コマ漫画やストーリー性を取り入れる。クイズや記入欄(「書いてみよう」など)を入れて、読みながら参加できるようにする。

子ども編集委員からは、「もっと興味を引く内容にしたらいいんじゃないか」「障がいのある人でも楽しく暮らせるようになったらいい」などといった、共生社会の実現に向けた前向きな声もありました。

第1回子ども編集会議02 第1回子ども編集会議03 第1回子ども編集会議04

今後の予定

今回いただいた意見を基に、パンフレット案を修正し、令和8年(2026年)1月に第2回子ども編集会議を開催します。
第2回会議での意見交換を踏まえ、令和7年度中にパンフレットが完成する予定です。

このページについてのお問い合わせ

札幌市まちづくり政策局政策企画部ユニバーサル推進室

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎5階

電話番号:011-211-2361

ファクス番号:011-218-5109