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更新日:2023年1月10日

札幌市立青葉中学校:青葉中学校リサイクルの取組(テキスト版)

<司会>

お待たせいたしました。つづいての発表は「札幌市立青葉中学校」の皆さんです。発表タイトルは「青葉中学校リサイクルの取組」です。それではよろしくお願いします。

<生徒>

これから青葉中学校の発表をはじめます。

発表内容です。私たち5組でのリサイクル活動について、一つ目、ダンボールの回収と整理、二つ目、ミックスペーパーについての取組を発表します。

まず、ダンボールのリサイクルです。私たち5組の教室の近くには給食室があります。給食室では給食の食材が入っていたダンボールがたくさん出ます。

私たち5組では10年以上前からダンボールをたたんで整理を行い、リサイクルしてくれる業者に持っていってもらう活動をしています。毎朝10分間の活動の中で、係になっている担当者が協力してダンボールを整理しています。

ダンボールは100%リサイクル可能な資源です。一度使用されたダンボールは分別・回収され、新しいものに再生できます。ダンボールがたくさんある日はたたみ終わるのに時間がかかってとても大変です。でも環境のためにみんなで一生懸命頑張っています。

僕がダンボールをたたんでいてホッチキスを外すことが大変です。大きさや硬さなど種類が違いまとめるのが苦労しています。業者の方に持っていてもらうため、しっかり取り組むことが大切だと思っています。また、この活動で大量のダンボールが捨てられないでリサイクルされるのはとても環境にいいことだと思います。この活動は私たちが社会に出たときにも役立つと思っています。

次にミックスペーパーの取組について発表します。ミックスペーパーの取組を始めたきっかけは新型コロナウイルス感染症によって私たちが普段学習している作業学習という授業でものづくりがあまりできなくなってしまったからです。私たちは普段、縫工といって布でランチマットやポーチを作ったり、木工といって木材を使ってペン立て小物入れなどを作っています。

作業学習は将来働いた時に取り組む学習で、作った製品を学校祭やレインボーフェスティバルという場で販売していました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で販売活動ができなくなり、これをきっかけに学校で使わなくなった電気機器の解体、木製品の解体、図書室の廃棄図書の分別などいろいろな取組を行いました。

この写真は用務員さんと一緒に木のテーブルを解体しているときの様子です。

リサイクルの活動をする中で、5組のプリントを一般ごみや資源化ごみに捨てるのではなく、リサイクルできるものはリサイクルしようというところからスタートしました。昨年の11月から私たちの学級で始め、今年1月から学校全体で取り組んでいます。

事務の方、用務員さんにも協力してもらい、専用のごみ箱を設置してもらいました。

ミックスペーパーの取組は簡単です。学校ではとてもたくさんの紙のごみが出ます。私たち生徒や教職員の方々にも簡単に取り組めるように、用紙がきれいなプリントと、そうではない雑紙の2種類に分けて回収しています。また、この活動をする際に、調べ学習を行い、インターネットを使って調べ、まとめました。

本格的にミックスペーパーの活動が始まったのが今年の1月ですが、活動が学校で定着した4月から10月までの間の青葉中学校のごみの量をグラフにして比較してみました。

令和2年度から今年にかけて、休校や夏休みがあるときを除き、ごみの量が減っていることがわかります。これは学校全体の協力のおかげで、このような結果となりました。

教室の専用の回収箱を使ってみたら、簡単に分別できました。写真の回収箱はすべての学級に置いてあります。これからもひきつづき頑張って取り組みたいです。

今回の発表を通して、体力をつかう大変な活動だけど地球に良い活動をこれからも続けていきたいです。ダンボールのリサイクルはたたむのが硬いけど、これからも続けていきたいです。ミックスペーパーの活動は簡単です。

ご清聴ありがとうございました。

<司会>

青葉中学校の皆さま発表ありがとうございました。リサイクルの取組は工夫次第でいろいろな活動につながるのですね。ご紹介ありがとうございます。

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