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更新日:2022年6月22日
市立札幌病院は、安全で良質な高度急性期医療を提供し、患者さんや他の医療機関に信頼される地域医療支援病院としての役割を果たす使命があります。そのためには、質の高い医療の提供とともに、継続的に医療の質を改善していく取り組みが必要不可欠です。そこで、組織横断的に医療の質を評価し、質向上に向けた取り組みを支援して医療の質全般を管理する部門として医療品質総合管理部が2016年4月に設置されました。
医療品質総合管理部は、業務改善支援課、医療安全担当課、感染管理担当課、診療支援担当課の4課4係で構成し、相互に連携しながら活動しています。
私たちは「みえる」「つながる」「かわる」を大切に、医療の質向上に貢献します
業務改善課は、業務改善支援係とクリニカルパス担当係、看護職3名で医療の質を評価し、組織横断的に医療の質向上のための改善活動を推進しています。
業務改善支援係は、他部門・関係各署との共働により、医療の質向上を目指します。組織として、改善活動を継続する仕組みをつくり、当院の医療の質を可視化し、院内外に発信しています。
クリニカルパス担当係は、専従の看護師を配置し、クリニカルパスの作成・改訂の支援をはじめ運用管理、審査、地域連携パス運用などクリニカルパスに関する業務全般を担当しています。チーム医療の推進と科学的根拠に基づいた医療の標準化と質の向上に貢献しています。
当部署は、信頼される医療の実現のため院内におけるインシデント・アクシデントを総合的にマネジメントし、医療事故の防止及び医療安全の推進により安全文化の醸成を図ることを目的として設置されました。専従の医療安全管理者2名で、患者さんが安心し信頼される安全な医療の提供を目指して活動しています。
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納得した医療を受けるためには、自分自身が医療に参加することです。治療や検査は内容を理解し、わからないときは医師や看護師にお尋ねください。
患者誤認防止のため、検査・処置、薬剤投与の際には、患者さん自身にお名前を名乗っていただいています。ご協力をお願いいたします。
~安全な入院生活を送っていただくためにご協力をお願いします~
入院中の患者さん全員にリストバンドを装着させていただいています。
転倒や転落を防ぐため、スリッパや樹脂製サンダルはご遠慮ください。
病院感染を制御し、高度医療を支える感染対策を推進します。
当院は、1977年から院内感染対策委員会(委員長:病院長)を設置し、病院感染対策に取り組んでいます。当課は、2004年4月病院長の直属の組織として新設された感染管理推進室から、2016年4月、より質の高い高度急性期医療を提供するために新設された医療品質総合管理部内の感染管理担当課となり役割発揮に邁進しています。現在、感染管理担当課は、専従看護職員5名(感染管理認定看護師2名)、臨床検査技師職員1名医療事務職員1名で、院内の多職種で構成されたICMT(感染制御マネジメントチーム)、ICT(インフェクション・コントロール・チーム)及びAST(抗菌薬適正使用支援チーム)と共に感染対策を推進し、安全で質の高い医療を提供するために活動しています。
院内における感染管理全般の対応や調整を、多職種で構成されたメンバーとともに行っています。
ICT会議の様子
AST会議の様子
感染制御の実働については、下記のような組織を構築し、医療品質総合管理部とは別建てで独立した活動を行なっています。
診療支援担当課は、看護職員1名を担当課長として、医療秘書業務指導員3名を中心に、医療秘書(医師事務作業補助者)49名で構成しています。
診療支援担当課は、医療秘書が医師の代わりに事務作業を行うことで、医師が患者さんと向き合う時間を確保し、患者満足度の向上や医療の質向上に貢献できるように取り組んでいます。医療秘書は、多職種と連携し、医師との信頼関係を築き、医師の業務負担の軽減に「力を発揮」しています。専門知識の向上を図りながら、多方面から診療をサポートしています。
演題名 | 出題者名 | 所属 | 学会名 | 発表 月日 |
発表地 |
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患者満足度・職員やりがい度事例報告 |
松本厚子 仁木恵美子 |
市立札幌病院 医療品質総合管理部 業務改善支援課 |
日本医療機能評価機構主催2019年度 第2回 患者満足度・職員やりがい度活用支援セミナー |
2020年 1月30日 |
東京 |
演題名 | 出題者名 | 所属 | 学会名 | 発表 月日 |
発表地 |
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職場環境改善に向けた「提案・相談窓口」開設の成果 |
松本厚子 仁木恵美子 |
市立札幌病院 医療品質総合管理部 業務改善支援課 |
日本医療マネジメント学会第19回北海道支部学術集会 |
2019年 11月16日 |
札幌 |
クリティカルパス審査における抗菌薬審査導入の成果 |
山本さつき 松本厚子 仁木恵美子 |
市立札幌病院 医療品質総合管理部 業務改善支援課 |
第21回日本医療マネジメント学会学術集会 |
2019年 7月19日 |
名古屋 |
重要度、医療・看護必要度2の精度向上に向けた取り組み~モニタリング方法の構築~ |
1.大岡恵介 2.松本厚子 2.仁木恵美子 |
市立札幌病院 1.経営管理部医事課医事係 2.医療品質総合管理部業務改善支援課 |
第21回日本医療マネジメント学会学術集会 |
2019年 7月19日 |
名古屋 |
患者と接する機会のある委託職員の麻疹罹患歴・ワクチン接種歴調査結果と課題 | 土佐理恵子 |
市立札幌病院 医療品質総合管理部 感染管理担当課 |
第8回日本感染管理ネットワーク学会学術集会 |
2019年 5月24日 |
徳島 |
麻疹抗体陽性者11年後の追跡調査結果 |
1.土佐理恵子1.梅津三智 2.児玉文宏 3.高橋俊司 4.上田晃 4.大下直宏 4.横関恵 |
市立札幌病院 1.医療品質総合管理部感染管理担当課 2.感染症内科 3.検査部 4.薬剤部 |
第34回日本環境感染学会学術集会 |
2019年 2月22日 |
横浜 |
演題名 | 出題者名 | 所属 | 学会名 | 発表 月日 |
発表地 |
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市立札幌病院におけるQIを活用したTQM活動の実際 |
田中祐子 松本厚子 仁木恵美子 |
市立札幌病院 医療品質総合管理部 業務改善支援課 |
日本医療マネジメント学会第18回北海道支部学術集会 |
2018年 10月14日 |
室蘭 |
診療科共通パスの作成に向けたDPCデータによる比較検討 |
山本さつき 松本厚子 仁木恵美子 |
市立札幌病院 医療品質総合管理部 業務改善支援課 |
第19回日本クリニカルパス学会学術集会 |
2018年 10月12日~13日 |
函館 |
副看護師長が期待される役割を発揮できるための看護師長による支援 | 1.山本さつき 2.福井純子 |
1.市立札幌病院 医療品質総合管理部 2.北海道医療大学看護福祉学部 |
第22回日本看護管理学会学術集会 |
2018年 8月24日~25日 |
神戸 |
イレウスパスのバリアンス分析によるパス改訂の課題 |
山本さつき 仁木恵美子 |
市立札幌病院 医療品質総合管理部 業務改善支援課 |
第20回日本医療マネジメント学会学術集会 |
2018年 6月8日~9日 |
札幌 |
SSI防止対策を複合的に導入・遵守することによる効果の検討 ~消化器外科における14年間のSSIサーベイランス評価~ |
山本謙太郎 | 市立札幌病院 医療品質総合管理部 感染管理担当課 |
第33回環境感染学会 |
2018年 2月23日 |
東京 |
論文名 | 著者名 | 所属 | 雑誌名 (書名) |
発表年 | 巻 | ページ ~ |
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患者満足度・職員やりがい度事例報告 |
松本厚子 仁木恵美子 |
市立札幌病院 医療品質総合管理部 業務改善支援課 |
日本医療機能評価機構主催2019年度 第2回 患者満足度・職員やりがい度活用支援事例集 | 2020 | 16 | 125 | 131 |
水周りの環境の見直し |
山本謙太郎 |
市立札幌病院 医療品質総合管理部 感染管理担当課 |
INFECTION CONTROL | 2020 | 29 No.8 |
33 | 36 |
感染しない、させない職員の安全を守る感染対策 |
仁木恵美子 土佐理恵子 佐藤奈津子 山本謙太郎 |
市立札幌病院 医療品質総合管理部 感染管理担当課 |
日本看護協会出版会編集部編:新型コロナウイルス ナースたちの現場レポート | 2021 | 103 | 112 |
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