「都心まちづくりの今日的動向等に関する調査・研究業務」に係る公募型企画競争（プロポーザル）の結果について

　令和3年10月14日に「都心まちづくりの今日的動向等に関する調査・研究業務」に係る公募型企画競争（プロポーザル）のヒアリング審査を行った結果、以下の提案者を契約候補者として選定しました。

【契約候補者】

株式会社ノーザンクロス

「都心まちづくりの今日的動向等に関する調査・研究業務」に係る公募型企画競争（プロポーザル）の実施について（募集は終了しました。）

　本市の都心まちづくりは、平成14年に策定された「都心まちづくり計画」や平成23年に策定された「さっぽろ都心まちづくり戦略」を経て、平成28年に策定された「第２次都心まちづくり計画」や平成30年に策定された「都心エネルギーマスタープラン」及び令和元年に策定された「都心エネルギーアクションプラン」に基づき進められています。

現在、都心においては、北海道新幹線の札幌延伸に伴い、札幌駅周辺では過去に類を見ない大規模な再開発の検討が進められているところですが、都心全体の均衡ある発展のためには、他のエリアも含めて都心全体で賑わいや魅力の創出を図っていく必要があります。また、今後は札幌市においても人口減少が見込まれているほか、2030年冬季オリンピック・パラリンピックの札幌招致、都心の多くのビル等が一斉に更新時期を迎えるなど、まちづくりの大きな転換点を迎えています。

　さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機として、三密の回避が求められているほか、街路空間や公開空地等のオープンスペースの価値が見直されるなど、まちづくりの前提となる考え方が変化していく可能性もあり、多様なニーズや変化、リスクに対応できる都市機能・空間が求められています。

　また、国においては多様な人々との交流を通じたイノベーションの創出や人を中心とした豊かな生活を実現するため、ウォーカブルなまちづくりを推進しているところであり、本市の都心まちづくりにおいても、これまで以上に具体的なウォーカブル推進策を検討する必要があります。

　さらに、本市まちづくり計画の最上位計画となる札幌市まちづくり戦略ビジョンの改定に向けた検討が進められているところであり、都心における2030年、2040年を見据えたまちづくりの方向性を早急に検討する必要があります。

　本業務は、都心の土地利用等の現況を把握するとともに先進事例の収集等を行い、上記の背景や課題を踏まえた今後の都心まちづくりの方向性の検討を円滑・適切に進めるための調査・研究を目的とするものです。

　当該業務を運営する事業者について、以下のとおり公募型企画競争による企画提案を募集いたします。