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協定締結式の様子(2025年7月26日、環境広場さっぽろ2025において実施)
札幌市環境局、札幌市小中学校環境教育研究会(会長:札幌市立資生館小学校教頭 斉藤 健一、以下:環教研)及び株式会社アドバコム(代表取締役 臼井 純信)は、環境教育・環境学習や啓発活動(以下「環境教育等」)の推進によって、子どもたちやその家庭、地域社会における環境意識の向上と行動変容を促すことを目的とした「札幌市の子どもたちへの環境教育・環境学習や啓発活動の推進に関する連携協定」を2025年7月26日に締結しました。
三者が有する資源や強みを有効に活用し連携協力することで、次世代の子どもたちが笑顔で暮らせる持続可能な都市「環境首都・SAPP‿ RO」の実現を目指してまいります。
札幌市では、持続可能な社会をつくるため、環境について理解と認識を深めるとともに、自ら考え、判断・行動することのできる人を育てることを目標に「札幌市環境教育・環境学習基本方針」(2019年3月改定)に基づき、環境教育等に関する様々な施策を進めているところです。
今後、札幌市における環境教育等をより実効性のあるものとするため、環教研の設立や、株式会社アドバコムが発行する子ども環境情報紙「エコチル」の創刊20年目を契機に、行政・学校教員・企業が役割分担の上で連携して環境教育等を推進するという、先進的な環境教育等モデルの構築を目指し、本協定を締結しました。
児童・生徒により豊かな環境を創造する資質と能力を身に付けてもらう目的で2025年4月に設立された、札幌市内の現役教員を中心とする研究団体です。文部科学省・環境省・日本環境教育学会とも連携する「全国小中学校環境教育研究会」(昭和39年設立)の札幌支部にあたります。
学校や教科の枠組みを越えて、様々な主体と連携・協力しながら環境教育等の研究や授業実践を行うことにより、先生方の環境教育等の資質向上や児童・生徒の環境意識を高めることを目指しています。
株式会社アドバコムは2001年3月に設立されました。同社が発行する子ども環境情報紙「エコチル」は、子どもたちから環境活動の輪を広げていくことを目的に、2006年4月に創刊され、今年で20年目を迎えます。現在は北海道・首都圏・関西圏を中心に全国計約146万部を各地域の小学校などに毎月無料配布(8月と一部地域を除く)しています。札幌市内では、小中学校・高校に約136,000部配布しており、子どもたちへの環境教育等の実践機会になっています(2025年7月時点)。
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