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札幌市では、環境に配慮した行動が社会全体に定着し、次世代に継承されていくことを目的として、1996年(平成8年)に「札幌市環境教育・学習基本方針」を策定しました。その後、2007年(平成19年)に改定した「札幌市環境教育基本方針」では、地球環境問題を重点化テーマとして、さまざまな取り組みによって、多くの児童・生徒に環境問題に興味・関心を持ってもらうよう働き掛けを続けてきました。
その後、10年余りが経過し、国や世界は持続可能な社会や、その担い手づくりを進める姿勢をより強力に打ち出し、動き始めています。
こうした背景の中、札幌市では、2018年(平成30年)、「第2次札幌市環境基本計画」を策定し、横断的・総合的な取り組みを推進するため、幅広い世代の環境教育・環境学習を進めることとしました。
これらを受けて、より広い視野で環境教育・環境学習を捉え直すとともに、環境問題をより多くの人に伝え、環境に配慮した行動を促していくため、札幌市の環境教育・環境学習の取り組みの方向性を示すものとして、2019年(平成31年)3月、「札幌市環境教育・環境学習基本方針」として改訂しました。
本方針は、全5章で構成されており、各章で記載されている主な内容は以下のとおりです。
札幌市環境教育・環境学習基本方針(本書)(PDF:7,442KB)
札幌市環境教育・環境学習基本方針(概要版)(PDF:1,315KB)
札幌市環境教育・環境学習基本方針(本書) |
分割 |
表紙 改訂にあたって もくじ はじめに 本方針の全体構成 |
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第1章改訂の背景と目的 1環境教育・環境学習を取り巻く状況の変化 2改訂の目的 3本方針の位置づけ |
第1章(PDF:2,290KB) |
第2章基本的な事項 1基本理念 2目指す将来像 3環境教育・環境学習を行う際に重視すべき点 (1)自然からの恩恵や命を大切にする感性を持つ (2)体験により実感を伴う学習をする (3)生涯にわたって継続して学習する (4)経済的側面、社会的側面も同時に向上させるよう配慮する (5)理解度や実践度に応じた働き掛けをする |
第2章(PDF:1,345KB) |
第3章札幌の特徴を生かした環境教育・環境学習 1環境教育・環境学習に活かすべき札幌の特徴 2環境教育・環境学習が対象とする分野と内容 (1)健康で安全な生活環境の確保に関すること (2)低炭素社会の実現に関すること (3)循環型社会の実現に関すること (4)自然共生社会の実現に関すること |
第3章(PDF:5,784KB) |
第4章環境教育・環境学習の進め方 1札幌市が主体となって推進する取り組み (1)学校などの教育機関等で行われる環境教育の推進 (2)「環境人材」の育成 (3)環境教育・環境学習の場と機会の充実 (4)普及啓発のための情報の発信・広報と行動の後押し 2さまざまな担い手に期待される取り組み (1)家庭 (2)地域 (3)市民団体・事業者など |
第4章(PDF:2,373KB) |
第5章環境教育・環境学習の推進体制と点検等 1推進体制 2点検・評価・改善 3本方針の見直し |
第5章(PDF:348KB) |
資料編 1前方針に基づく取り組みの実績と評価 2改定までの検討経過 3札幌市の主な環境関連施設 4法令等の関係条文 裏表紙 |
資料編~裏表紙(PDF:1,746KB) |
本方針の策定にあたって、札幌市では、札幌市環境教育基本方針推進委員会等での審議やワークショップ(全3回)を実施し、検討を進めてきました。
また、方針案がまとまった段階で、市民の皆さんから本方針案に対するご意見を募集するパブリックコメントを実施しました。
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