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更新日:2024年8月6日
ASTは、抗菌薬適正使用(患者予後の改善・耐性菌抑制・医療費軽減)推進のために2016年発足し、医師(感染症専門医、ICD他)、薬剤師(感染制御認定薬剤師、抗菌薬抗菌化学療法認定薬剤師)、臨床検査技師(感染制御認定微生物検査技師)、看護師(感染管理認定看護師、感染対策担当者ICS)を中心に活動しています。
個々の患者に対して主治医が抗菌薬を使用する際、最大限の治療効果を導くことが出来ると同時に、有害事象(副作用や耐性菌の出現)を出来るだけ最小限にとどめ、いち早く感染症治療が完了(治療の最適化)出来るように、診療科の枠を超えた支援を行っています。
*AST;Antimicrobial Stewardship Team
血液培養陽性事例、および、カルバペネム系抗菌薬(メロペネム)使用症例に関して、抗菌薬を使用する際の思考プロセス*にそって、抗菌薬の選択、投与量、投与回数の妥当性を検討しています。必要時、ASTから直接、主治医に変更案の提示や再検査の依頼などを行っています。
*抗菌薬を使用する際の思考プロセス:
問診、身体所見⇒鑑別診断⇒微生物学的な確定診断を付けるための検査⇒初期治療⇒培養検査、感受性結
果の確認⇒抗菌薬の狭域化
抗菌薬治療が長期にわたっている、感染した臓器、細菌侵入門戸が不明など感染症治療に難渋している症例に関してラウンドを行い、主治医と共に今後の治療に関してカンファレンスを行っています。
年2回以上開催しています。
2018年5月より相談を受け付けています。
曜日 |
時間 |
窓口 |
平日 |
9時~17時 |
感染管理担当課 (内線2630) |
抗菌薬ポケットマニュアル、感染症診療マニュアルなどの、診療材料の作成と改訂
採用抗菌薬、クルニカルパス使用抗菌薬の検討
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