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敷地整序型土地区画整理事業は、空き地や青空駐車場が多い場所で、土地の入れ替えや集約を行い、使いやすい土地に変えることができる事業です。各開発会社(デベロッパー)や地権者の土地の有効利用のアイデアから、事業を始めることができます。
※一般的な土地区画整理事業の紹介ページを先にご覧いただきますと、さらに理解が深まります。
区画整理による土地の入替で、空き地や駐車場、不整形な土地、接道状況の悪い土地を集約し、土地の有効活用を図ることができます。
敷地整序型土地区画整理事業のパンフレットに、事業概要がまとめられています。
敷地整序型土地区画整理事業パンフレット(PDF:824KB)
これまでの土地区画整理事業 | 敷地整序型土地区画整理事業 | |
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目的・規模 | 新市街地の整備や宅地の供給が主な目的で、広いエリアで宅地や公共施設等の一体的な整備が進められました。 | 新規建築物を計画する際に、少数の土地の入替え等を行うことにより、土地の有効利用をすることができます。 |
都市計画 | 広範囲かつ都市計画決定が必要な場合もあり、施行期間が長期化する傾向にありました。 | 限られた範囲であり、都市計画決定も不要なため、短期間でスピード感のある施行が可能です。 |
施行者 手続き |
札幌市及び組合による施行が主流で、審議会・総会の設置・開催等の諸手続きが必要でした。 | 土地所有者やデベロッパーが施行者となる個人施行が主流で、関係地権者全員の同意により、事業を開始できます。 |
建築計画 | 宅地の供給が主な目的であるため、建築計画は区画整理と切り離して作成されていました。 | 新規建築物の整備が主な目的であるため、建築計画を事業の最初の段階で作成します。 |
区画整理では公共施設の整備が必要ですが、敷地整序型事業土地区画整理事業の場合は、以下のような簡易な整備で足りるため、宅地面積があまり減りません。
事業の流れは施行者によって異なります。詳細は組合施行と個人施行の土地区画整理事業についてをご覧ください。
なお、敷地整序型土地区画整理事業は、主に個人施行により行われています。
札幌市が事業を施行認可する際の基本的な考え方は、札幌市敷地整序型土地区画整理事業認可取扱要領にまとめられています。
札幌市敷地整序型土地区画整理事業認可取扱要領(PDF:130KB)
なお、上記取扱要領の認可要件に合致しない場合であっても、敷地整序型でない通常の土地区画整理事業として認可できる場合もありますので、ご相談ください。
札幌市内の各種事業者の方々に敷地整序型土地区画整理事業を周知するため、講演会を以下のとおり開催いたしました。
名称 | 札幌市“敷地整序型”区画整理講演会~より柔軟な手法を使った土地活用~ |
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日時 | 2023年3月14日火曜日14時から16時 |
場所 |
ロイトン札幌中会議場(リージェントホール) 札幌市中央区北1条西11丁目 |
参加者数 | 計121名(会場59名、オンライン62名) |
主な目的 | 札幌市内の事業者の方々に対し、敷地整序型土地区画整理事業について周知すること |
プログラム |
講師:大沢昌玄氏(日本大学理工学部土木工学科都市計画研究室教授)
講師:小林彩佳氏(国土交通省都市局市街地整備が市街地防災計画係長)
講師:喜田昌氏他(大阪市都市整備局市街地整備部連携事業課長)
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チラシ | ダウンロード(PDF:1,092KB) |
当日の様子 |
講演会の様子 大沢昌玄氏による基調講演 |
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