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活動を効果的、効率的に行うためにも、地域の現状について情報を交換し、課題を洗い出しておくことが大切です。
地域の中で発生した犯罪の状況を把握し、危険箇所を確認するとともに、メンバーが日ごろ不安に感じている場所や事柄などについて情報を交換し、どのような活動ができるか、みんなで活発に意見を出し合いましょう。
その際、地域を管轄する交番・駐在所に相談し、犯罪の発生状況や危険な場所などの情報を提供してもらい、参考にするとよいでしょう。
自主防犯活動グループを組織し、活動を始めたばかりのときは、グループの運営や活動の進め方など、分からないことが多く、不安なものです。日ごろから他のさまざまなグループや団体と情報交換を密にし、協力関係をつくることが大切です。困ったときに相談にのってくれたり、活動を進めていく上で必要な情報やノウハウを提供してくれたり、場合によっては経験豊富なメンバーを臨時に派遣してくれるといった支援を受けることもできます。
ホームページなどを活用してネットワークの輪を広げていくことも有効です。
活動していく中で、グループの運営や活動内容などについて、ちょっとした疑問が生じることでしょう。ここでは、その代表的な疑問についてお答えします。
たくさんの人たちが参加すれば、負担は減少します。1日に2回のパトロールを3人1組で実施する場合、パトロールする人が20人いると、1人当たり週2回程度の参加で実施できます。
これから悪いことをしようとする人間は、声をかけられることにより、顔を見られたと思って犯行を思いとどまったり、立ち去ったりするので、犯罪の抑止に大変効果があります。また、この運動が定着することにより、広く地域全体が顔見知りとなり、地域の連帯感を高めることにもつながります。
パトロールの目的は、不審者の拘束や犯人逮捕ではありません。それは、警察に任せてください。不審者、不審な車を発見した際や少年のたまり場を発見した際は、むやみに声をかけたり近寄ったりせずに警察へ通報してください。また、事件・事故を目撃した際は、直ちに110番通報をしてください。
活動中の不慮の事故に備え、ボランティア保険に加入することも検討してください。ボランティア保険の詳しい内容は、札幌市ボランティアセンターに相談してください。
あくまで住民の皆さんの自主的な活動ですから、地域の実情やメンバーに合わせた方法で実施してください。
犯罪は、昼も夜も関係なく24時間発生しています。特に空き巣は昼間に発生することも多いので、昼間のパトロールも犯罪抑止に大変有効です。
ステップ1:一緒に活動する仲間を集めよう!
ステップ2:さあ、パトロールをしよう!
ステップ3:いろいろな人に声をかけよう!
ステップ4:パトロールが終ったら反省会をしよう!
ステップ5:いろいろな人と情報交換しよう!
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