自家製堆肥でガーデニング！フォトコンテスト2025結果発表

さっぽろスリムネットでは、ご家庭から出た生ごみを使った自家製堆肥で育てた野菜、花、観葉植物、自慢の庭・菜園などの写真を募集する「自家製堆肥でガーデニング！フォトコンテスト2025」を開催しました（募集期間：2025年7月1日から10月31日まで）。

今年度も、楽しみながら生ごみの堆肥化とガーデニングを実践していることが伝わってくる作品が寄せられました！

ご応募いただいた全ての皆様に感謝するとともに、これからも「自家製堆肥でガーデニング！」を続けていただければ幸いです。

このたび、さっぽろスリムネット運営員の選考審査により、最優秀賞1作品、優秀賞3作品、奨励賞6作品を選出しましたので発表いたします。

最優秀賞（１作品）

タイトル：ベランダで大粒ふどうがたわわ

作者コメント	マンションのベランダで鉢植え栽培の大粒ふどうを何種類か作っています。写真は今年ももうすぐ収穫できるBKシードレスです。 親は人気の巨峰とベリーAで種無しの優秀な品種です。６月にジベレリン処理をして肥大化させてます。BKシードレスは酸味が少なく、たわわに実り、とても美味しいし、一番の気に入りです。です。とても元肥や秋肥にダンボール堆肥も入れてます。もちろん無農薬です。ひさしがあるので、雨除けも傘がけも入りません。 皆さん、難しくないかと聞きますが、そんなでもありません。毎朝の水やりが日課でリハビリになってます。追肥はマガァンプKと液肥です。ダンボール堆肥は葉の伸びを見て、少しだけ使います。毎朝の水やりは、寝間着のまま寝室のベランダから出入りしてます。味見もできて気楽です。冬越しは元肥やお礼肥を多めに与えます。熟成させたダンボール堆肥も結構入れますよ。マンションなので、臭いがない有機肥料は嬉しいです。春の葉や新梢の伸びが違います。冬越しは根の凍結を防ぐために、新聞紙や不織布でぐるぐる巻きにして置いてます。もちろん水やりはお休ですが、外気温が気になり、毎朝チェックしています。これも楽しみです。 ダンボール堆肥をやって良かったことは、生ゴミが減るし、肥料化できること。ベランダ園芸や観葉植物の土づくりに役立つこと。葉も良く茂るに栄養たっぷり、何より安全なこと。いいことづくめの手軽なエコです。無駄に生ゴミが出ず精神的に罪悪感が減ることだね。かき混ぜをサボるとコバエがでますが、御愛嬌出ず。
撮影場所	自宅マンションのベランダ
堆肥化歴	20年以上
堆肥化の方法	ダンボール式

 

優秀賞（３作品）

作者コメント	前年10月20日頃種を約150個程植えて翌年の7月に収穫します。肥料はＥＭボカシの他リン酸を少し施肥します。追肥は翌年2回します。 収穫の約8割は古い電気炊飯器で黒ニンニクを12日間位掛けて毎年作ります。
撮影場所	自宅の庭
堆肥化歴	17年目
堆肥化の方法	密閉式容器

奨励賞（６作品）

 

 

 

作者コメント	今年は落花生にチャレンジしてみました。収穫したての落花生を茹でて頂くのは格別の味でした。コンポスターのおかげで、落花生が土に潜りやすいような柔らかい土になってきています。 他の作物も年々出来が良くなってきています。土がどんどん良くなっているからでしょうね。毎年楽しみです。
撮影場所	自宅庭
堆肥化歴	19年
堆肥化の方法	コンポスター

 

 

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審査員コメント

選考審査は、さっぽろスリムネット運営委員が行いました。選考を終えた運営委員からの感想の一部をご紹介します。

• 写真の説明が興味深く、しっかりと生ごみ堆肥の良さを感じて下さり、 家庭菜園・ガーデニングを楽しんでいる様子が写真から伝わりました。 様々なお野菜を上手に育てられ、生ごみ堆肥をしっかりと活用されているのが分かりました。
• マンションという限られた空間の中で堆肥化に取り組まれ、立派なぶどうの栽培を実現されたことに、深く感銘を受けました。
• ダンボール式、密閉式容器、コンポスター、電動生ごみ乾燥処理機と様々ですが、各ご家庭に合わせた堆肥化方法で、生ごみが削減でき、花や美味しい野菜、果物を収穫し、一石二鳥いや三鳥かもしれません。 
• コンポスターでの堆肥化歴40年の方の「冬は埋もれ雪の布団の中でゆっくりですが分解」の堆肥たっぷりで、たわわに実ったブドウは美味しそうです。またプロでも難しいと言われるぷっくりとしたニンニク、温暖化のせいなのでしょうか、北海道でも採れるようになった落花生も見事な出来です。 
• アパートやマンションでも匂いのあまりないコンパクトなベランダでの堆肥化でコスパの良いハーブ作りに挑戦している方、自宅の庭で、あるいは借用の畑でと、みなさんこれからも続けてどのように進化していくのか大変楽しみです。 
• いずれの写真においても、排出される食材廃棄物を堆肥化することで、意識変化とリサイクルを楽しむ写真・コメントばかりで、とてもいい活動だと感じ、今後ますます写真コンテストを通じ広めていきたいと感じています。
• ご応募いただいた皆さんは、ダンボール、コンポスター、密閉式容器、電動生ごみ処理機など、それぞれのご家庭に合った方法で堆肥化に取り組まれ、楽しみながら野菜や果物、花畑づくりをされているご様子が伝わってきました。 
• 堆肥化を始めて１年目の方から３０年、４０年続けてこられた方まで経験年数は様々ですが、今後も継続して生ごみの減量に取り組んでいただくようお願いいたします。