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2009年の調査結果(分布と発生環境)
124の個人・団体が参加し、札幌市内から合計1098個体の“ぬけがら”が寄せられました。2008年の調査で確認されたアブラゼミ、コエゾゼミ、エゾゼミ、エゾハルゼミ、ツクツクボウシに加えて、今回新たにアカエゾセミとミンミンゼミの“ぬけがら”が見つかり、合計7種のセミの発生が確認されました。調査票とアンケートの回答から、“ぬけがら”が見つからない場所や鳴き声が聞かれた場所など74地点の情報が得られました。
全種 | ニイニイゼミ | アブラゼミ | コエゾゼミ |
エゾゼミ | アカエゾゼミ | エゾハルゼミ | ミンミンゼミ |
ツクツクボウシ | エゾチッチゼミ |
寄せられたぬけがらの数:176個体
採集地点数:84地点
鳴き声確認地点数:6地点
ぬけがらの見つかった環境の内訳
市街地(1)、住宅地・庭(4)、社寺(1)、公園(38)、田畑(3)、針広混交林(11)、針葉樹林(3)、広葉樹林(22)、不明(1)
分布の傾向
主な発生環境は公園と森林で、分布域は平地から低山地に集中します。山間部にも局所的な発生地があります。
*分布図にはコエゾゼミ、エゾゼミ、アカエゾゼミの3種は鳴き声が似ているため、エゾゼミ類として報告されたものも表示(3地点)しました。
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