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2009年の調査結果(分布と発生環境)
124の個人・団体が参加し、札幌市内から合計1098個体の“ぬけがら”が寄せられました。2008年の調査で確認されたアブラゼミ、コエゾゼミ、エゾゼミ、エゾハルゼミ、ツクツクボウシに加えて、今回新たにアカエゾセミとミンミンゼミの“ぬけがら”が見つかり、合計7種のセミの発生が確認されました。調査票とアンケートの回答から、“ぬけがら”が見つからない場所や鳴き声が聞かれた場所など74地点の情報が得られました。
全種 | ニイニイゼミ | アブラゼミ | コエゾゼミ |
エゾゼミ | アカエゾゼミ | エゾハルゼミ | ミンミンゼミ |
ツクツクボウシ | エゾチッチゼミ |
寄せられたぬけがらの数:332個体
採集地点数:72地点
鳴き声確認地点数:13地点
ぬけがらの見つかった環境の内訳
市街地(2)、住宅地・庭(2)、公園(58)、川原の林(2)、針広混交林(3)、針葉樹林(2)、広葉樹林(3)
分布の傾向
主に平地の公園で発生し、市街地中心部の公園でも“ぬけがら”が見つかりました。場所によっては大発生していましたが、全く生息していない公園もありました。山間部の小金湯温泉や定山渓温泉には局所的な発生地があります。
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