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札幌の本格的な冬、想像しただけでも寒いですね。
もしもそんな冬に大地震が発生し、電気が消え、暖房が使えなくなったら、あなたはどうしますか?
2018年の北海道胆振東部地震のブラックアウトを思い出してみてください。
札幌近郊の活断層によって、札幌でも直下型地震発生の可能性があります。
その被害想定は「最大震度7」。
災害時の被害を最小限にするためには、日ごろからの備えが肝心です。
「備えって、難しそう」と思う方もいるかもしれませんが、案外簡単な備えもたくさんあります!
ここでは、冬の地震への備えで、どなたでも、「今日からできるアクション」を3つご紹介します。
何か1つやってみるのでもOK!気軽にスクロールしてみてください!
冬に地震が発生し、停電で暖房が使えなくなると、家の中は急速に冷えてしまいます。室内にいても、低体温症のリスクが高まりますので、体温を保つことが命を守る最優先の対策です。
そのために「体温を逃がさない」「体の中から温める」の2つが重要です!
災害時でも、備えがあれば「あったかい」を作れます。案外、ご家庭にあるものが多いですよ!

停電時、ニュースや行政からの情報は主にスマートフォン経由になります。
そんなときに、スマートフォンの充電が切れてしまうと、情報が途絶え、不安感が増します。
まずは、スマートフォンの電源の確保をしましょう!
・モバイルバッテリーをひとつ常備。
・家電も動かせるポータブル蓄電池があると、さらに安心。
・「モバイルバッテリーは持ってるけれど、充電してなかった!」が一番のリスク!
スマートフォンの充電と一緒に、モバイルバッテリーも充電する習慣をつけましょう。
・スマートフォンに、札幌市の防災アプリ「そなえ」をダウンロードしておくと便利です。
ハザードマップもご覧になれます!
地震発生時、特に深夜。真っ暗の中で家具が倒れてきたら、逃げることもできません。
頭上に物が落ちてくると、大きなケガにつながります。
寝室を見直して安全にしましょう!
・配置換え
まずは、棚の上段にある重いものは、下の段に移動!
もしできれば、ベッドや布団の周りからタンスなどを移動すると安心です。
・家具の固定チェック
ぐらついている家具は固定!L字金具や転倒防止器具などが役立ちます。
ベッドや布団からドアまでの動線(逃げ道)に背の高い家具を置かないこと。
暗闇で転倒してケガをすると、寒さの中で動けなくなり危険です。
「災害関連死」という言葉を知っていますか?
地震など、災害そのものではなく、避難生活の疲れや寒さ、持病の悪化などが原因で、健康被害が生じ、助かったはずの命が失われてしまうことです。令和6年の能登半島地震でも、多くの方が犠牲となりました。
特に若い世代の方は「自分は若いから大丈夫」と思わず、家族や大切な人と一緒に、1つからでも、備えを行ってください。
例えば、こんなことから始めてみませんか!
これだけでも、あなたの身を守る大事な一歩です。
札幌市では、令和8年2月1日(日曜日)午前10時から午後4時まで、大和ハウスプレミストドームで、
冬の防災訓練を行います。
これまで行ったことがない方もたくさんいると思いますが…
なんと、今回の総合防災訓練は、防災について楽しみながら体験できるんです!
お子さんに楽しんでいただけるゲーム感覚のワークショップ、はたらくくるまの大集合、消防車による訓練も間近でご覧いただけます!
冬の避難所体験や地震体験装置もあります!
申込不要、入場無料で、どなたでもご参加いただけます。ぜひご来場ください。
この冬は、みんなで楽しく「冬の安心」を確かめましょう! 特設ページはこちらをクリック

もっと詳しく知りたい方はコラムも読んでみてくださいね。

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