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「快適な歩行環境と円滑な自動車交通」を実現するためには、都心部の格子状の道路網構造を生かして、道路機能の役割分担を図っていくことが重要です。
都心まちづくり計画に位置付けた骨格軸であり、特に象徴的な通りである駅前通と創成川通を中心に道路空間の再配分を進めています。
また、市民やNPO、地元団体、企業などと一体となって、道路空間を活用したにぎわいづくりの取組を行っています。
札幌の都心を特徴づけている格子状の整然とした街路構成のなかでも、骨格軸である駅前通、創成川通、大通、北三条通は、それぞれ際立った特徴を持っている通りであることから、都心の活性化に寄与する交通施策を推進するという観点から、将来性を踏まえた空間構成が求められます。
駅前通は札幌のメインストリートとして、都心の魅力向上とともに、四季を通じて安心安全な交通環境を創出することが必要であったことから、地下歩行空間を整備するとともに、歩行空間の拡幅と地上部の車線数変更などの再整備を行いました。
創成川通は、道央圏の骨格幹線道路であり、自動車需要に対する道路ネットワークとしての円滑化を図ることが重要である一方、都心部における貴重な水辺空間と緑地空間を有しており、円滑な車両交通と魅力的な歩行環境が共に求められていました。
そこで、昭和46年に完成した南アンダーパス(南5条~南2条)と北アンダーパス(大通~北3条)の2つのアンダーパスを連続化し、交通環境の改善を図るとともに、地上部の車線数を減少させ(6車線→4車線、)それによって生まれた地上部の空間を親水緑地空間として再整備しました。
道路空間の再配分などによって都心内に創出された道路空間を開かれたオープンスペースとして活用し、都心ににぎわいを生み出します。
市民、NPO、企業、商店街、行政などが一体となって、協働で道路空間の活用に取り組んでいきます。
市民の方々による道路空間活用が積極的に行われ、都心の魅力アップと活性化につながる一助となるよう、「道路(みち)づかいのススメ」をまとめました。
前半ではより多くの方々に楽しく道路活用をしていただくために、将来のにぎわいのある道路の様子を夢のある絵で表現しています。また、後半では、実際に道路を使いたい方のための手引きになるよう、手続きなどをわかりやすく紹介しています。
内容 | ページ番号 |
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表紙・目次 | (PDF:125KB) |
第1章 さっぽろの道路(みち)づかい 今・昔・未来 | |
・伝統的な道路活用と道路の現状 | 1-5(PDF:374KB) |
・こうなったらいいなあ 都心の道路 ・なぜ道路空間?さまざまな人のおもい |
6-9(PDF:901KB) |
第2章 道路(みち)づかいのススメ | |
・歩いて楽しい道路づかい ・もっと楽しくするために |
10-15(PDF:571KB) |
・にぎわいが生まれる道路づかい ・もっと魅力を高めるために |
16-19(PDF:728KB) |
第3章 楽しく魅力的な道路(みち)づかいを目指して | |
・「さっぽろ都心交通計画」が目指していること ・今後の展開 ・展開その1 海外の活用の経緯から ・展開その2 海外の条例、ルールから |
20-29(PDF:545KB) |
第4章 道路(みち)づかいの実践 | |
・活用するための重要ポイント ・活用Q&A ・活用までの基本的な流れ ・活用までの手続例 都心でのオープンカフェ |
30-39(PDF:303KB) |
・活用するときに用意するもの | 40-41(PDF:941KB) |
第5章 道路(みち)づかい便利帳 | |
・窓口、問合せ先 ・関係法令の解説 |
42-49(PDF:213KB) |
・沿道カルテ | 50-55(PDF:870KB) |
・課題解決に向けたヒント集 | 56-59(PDF:276KB) |
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