ここから本文です。

更新日:2020年4月16日

道路の無電柱化事業

CCB整備写真

 

目的・背景

 これまで全国各地で発生する大規模地震や台風等の災害により、数多くの電柱が倒壊し、生活物資の輸送や緊急車両の通行に支障を及ぼしてきました。また、電柱が立つ位置によって、歩行空間が狭くなり、歩行者や車いす利用者等の通行に支障を及ぼす場合があります。さらに、電柱が立ち並び、電線が上空に張り巡らされていることにより良好な景観を阻害しています。
 このため、電線類を地中へ埋設する等の無電柱化は、道路の「防災」、「安全・円滑な交通確保」、「景観形成、観光振興」のために、全国的に重要な施策となっています。
 本市の無電柱化事業につきましては、防災、安全・円滑な交通確保、景観などの観点から、まずは災害時に救急・消火活動や緊急物資の輸送などの機能を確保するための緊急輸送道路から無電柱化の整備を進めてきております。

■防災機能の向上
 台風や地震時に、電線が切れたり、電柱が倒壊すると沿線に被害が及ぼすとともに避難や救援活動の妨げになりますが、地中に埋設されていれば、消防車や救急車などの緊急車両もスムーズに通行できます。

無電柱化の手法

1.単独地中化方式:電線管理者が整備する方式

2.要請者負担方式:要請者が整備する方式

3.キャブ方式:電線類を集約するため蓋付溝型の大型トラフを設置し、ケーブルを収納する方式

4.電線共同溝方式:電線共同溝法に基づき、道路管理者が電線共同溝を整備し、電線管理者が電線、地上機器を整備する方式
【本市は、引き続き主に電線共同溝方式により無電柱化を推進していきます。】

 この他に各建物の軒下に直接電線を這わす軒下配線や表通りに電線・電柱を設置しない裏配線等の非地中化方式を採用することもあります。

電線共同溝とは

 電線共同溝とは、上空の電線類を、地下空間に収容するための施設で、『電線共同溝の整備などに関する特別措置法』に基づき整備を行う無電柱化手法のひとつです。この法律によって、電線共同溝の整備道路に指定された道路での新たな電柱及び電線の占用を制限することが可能になります。本体を道路管理者が建設し、その中に電力会社、電信電話会社、有線放送会社などがケーブルを入れていく方式です。管路はケーブル毎別々に埋設し、分岐引込のための接合部のみ統合しています。

CCB図面

電線共同溝は、CCBとも呼ばれています。(最初のCには「Community(地域・共同)」「Communication(通信・伝達)」「Compact(コンパクト)」の意味。二つ目のCは、「cable(ケーブル)」、Bは「box(箱)」の意味。)

標準的な工事手順

①上下水道管、ガス管などの埋設管の(先行)移設工事

②電線共同溝の埋設工事

③地上機器等の据付工事

④電線類の各戸引込工事

⑤舗装復旧工事

⑥電線類の入線工事

⑦電柱の抜柱工事

⑧完成

 

電線共同溝整備を進めている主な路線

 平成22年2月に国から示された「無電柱化に係るガイドライン」に基づき、道路管理者と電線管理者等で構成される「北海道無電柱化推進協議会」において合意された区間の整備を進めています。

路線名
(都市計画道路名)

整備区間(今後の予定含む)

起点

終点

整備延長
(km)

西5丁目線
(西5丁目・樽川通)
北区
北19条西5丁目
北区
北24条西5丁目

1.70

西15丁目線
(福住・桑園通)
中央区
南14条西15丁目
中央区
南1条西15丁目

3.58

西7丁目線
(西7丁目通)
中央区
南13条西7丁目
中央区
南4条西7丁目

3.02

道道札幌環状線
(環状通)
中央区
南19条西14丁目
中央区
南19条西7丁目

2.24

白石区
南郷通1丁目南
豊平区
平岸6条10丁目

4.40

南14条中央線
(米里・行啓通)
中央区
南14条西7丁目
中央区
南14条西14丁目

2.28

南1条線
(南1条通)
中央区
南1条西4丁目
中央区
南1条西6丁目

0.78

北3条線
(北3条通)
中央区
北3条東14丁目
中央区
北3条東1丁目

3.56

旭山公園米里線
(菊水・旭山公園通)
中央区
南8条西10丁目
中央区
南9条西1丁目

2.45

道道宮の沢北一条線
(北1条・宮の沢通)
中央区
北1条西19丁目
中央区
北1条西17丁目

0.52

・令和元年(2019年)12月末時点の整備実施路線です。
・今後、社会情勢の変化等を踏まえ、実施路線について適宜見直しを行います。
*北海道無電柱化推進協議会:道路管理者、電線管理者、地方自治体関係者等からなる組織で無電柱化を促進するための方策を広い視野から検討及び調整し、計画的かつ円滑な無電柱化の推進に資することを目的に設置されています。

札幌市無電柱化の推進に関する計画の策定

 近年、災害の激甚化・頻発化、高齢者・障がい者の増加、訪日外国人を始めとする観光需要の増加等により、無電柱化の必要性がさらに増してきています。この情勢の変化を踏まえ、国では平成28年(2016年)に無電柱化の推進に関する法律を施行し、平成30年(2018年)4月には「無電柱化推進計画」を策定しています。
 本市では、札幌市総合交通計画を策定し、今後20年間を想定した将来交通に対する基本的な考え方と10年間の交通施策を示しており、無電柱化についても今後の方向性や目標等を示しています。
 この方向性等に基づき、地震や風水害、雪害等の災害に強い交通環境の形成を図るため、無電柱化の推進に係る実施計画として「札幌市無電柱化の推進に関する計画」を策定しました。

札幌市無電柱化の推進に関する計画(PDF:1,236KB)

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

このページについてのお問い合わせ

札幌市建設局土木部業務課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎8階

電話番号:011-211-2612

ファクス番号:011-218-5137

札幌市建設局土木部道路課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎8階

電話番号:011-211-2617

ファクス番号:011-218-5137