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札幌市内にあるトンネルについて、代表的なものを管理所管ごとに紹介します。
創成川通は都心南北交通の主軸でありますが、都心部においては、高次な都市機能と快適で魅力ある空間として、交通混雑の緩和や都心空間の有効利用などが求められていたことから、昭和46年に完成した南アンダーパス(南5条~南2条)と北アンダーパス(大通~北3条)の2箇所のアンダーパスを連続化し、旧アンダーパス間の地上道路8車線のうち4車線を地下化する事業に平成14年に着手し、平成21年3月24日に延長1,078m(内トンネル部約900m)の創成トンネルが開通しました。 これにより、都心通過交通とアクセス交通を分離し、通過交通の速達性確保、都心部の交通混雑緩和及び道路を横断する歩行者の安全確保を図ると共に、道路の地下化によって生まれた空間には約1.8haの創成川公園が整備され、都心環境の改善にも寄与しております。 |
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路線名 (所在地) |
主要市道真駒内篠路線 (中央区南4条西1丁目) |
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延長(m) | 1,078 | ||
幅員(m) | 19.5 |
主要道道西野真駒内清田線は、西区宮の沢を起点とし中央区盤渓と南区真駒内を経由して豊平区福住までを結ぶ延長約24kmの道路であり、札幌市の幹線道路ネットワークの一部を形成しています。 この路線の中間に位置するこばやし峠区間(中央区盤渓~南区北ノ沢)は、急勾配のうえに急カーブが連続しており、特に冬期間においては、路面の凍結や降雪による影響で道路幅が狭くなるなど、道路環境の悪化が著しい状況となっていました。 これらの問題点を解消し、安全で円滑な交通を確保することを目的と+して、盤渓北ノ沢トンネルを含む前後区間の道路整備を行いました。 平成23年から工事に着手し、平成29年2月3日に開通した盤渓北ノ沢トンネルは、延長が1,612mと札幌市内で最長の道路トンネルとなっています。 |
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路線名 (所在地) |
主要道道西野真駒内清田線 |
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延長(m) | 1,612 | |
幅員(m) | 10.0 |
環状通エルムトンネルは、北海道大学キャンパスの地下部分にトンネル方式で道路をつくり、地上部分には歩道を設けて、車道と歩道を別々につくりました。この環状通エルムトンネルが開通することにより、交通面では渋滞は大幅に緩和され、歩行も安全になり、道路事情は格段に向上します。環境面でもトンネル方式を採用することによって、大学周辺の貴重な動植物など、環境への影響も最小限にとどめるように工夫を凝らしています。 さらに地上部の歩行者・自転車ゾーンは散策路的に整備し、人々に自然との触れ合いをもたらす憩の場を誕生させます。また、北海道大学は災害時の避難場所に指定されていますが、歩行者用道路と車道を上下に分けることにより、それぞれが経路を安全に確保できるように計画されています。 北海道大学周辺の豊かな自然と歴史を守りつつ、より快適でより安心な生活環境を創造し、ささえる道路として環状通エルムトンネルが整備されました。 |
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路線名 (所在地) |
北大環状線 (北区北18条西7丁目) |
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延長(m) | 730 | |
幅員(m) | 26.3 |
八剣山トンネルは、がけ崩れによる現道の通行不通区間の解消を抜本的に解消するため、札幌市施工として初の本格的な道路トンネル工事として整備されました。先受け補助を併用したトンネル工法により、周囲の自然環境や景観的に価値のある柱状節理を大きく失うことなく、合理的な問題解決が図れます。 |
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路線名 (所在地) |
砥山豊平川沿線 |
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延長(m) | 760 | ||
幅員(m) | 11.8 |
札幌市南区南沢にある市道南の沢連絡線は、交通量の増加にともない、朝夕のラッシュや冬期の交通渋滞、また急な勾配やカーブによる冬期交通の安全性確保が課題でした。このため、札幌市では幅員の拡張やロードヒーティングなど道路利用者に快適性を提供するとともに、今日の重要なテーマである自然や生態系に配慮した道(エコロード)としての整備に積極的に取り組んできました。 この計画の中心である南沢トンネルは、成熟した樹林地が道路で分断されるのを防ぐために覆道形式を選択し、上部を緑化することを目的として建設されました。この結果、タヌキやリスなど小動物の広い生息環境を守ることが可能となり、周辺景観の向上にもつながっています。 |
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路線名 (所在地) |
南の沢連絡線 |
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延長(m) | 90 | ||
幅員(m) | 17 |
札幌市では、石山立体交差による交通の流れをさらにスムーズにするため、真駒内石山線の整備事業の一部として石切山隧道を整備しました。これにより、真駒内方面から石山・支笏湖方面への移動の際に生じていた渋滞が緩和されます。 |
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路線名 (所在地) |
真駒内石山線 |
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延長(m) | 95 | ||
幅員(m) | 7.3 |
藤野地区は、起伏の多い地形状の制約から国道230号を中心とした市街地が形成され、国道へのアクセスを重視した南北方向の道路が主体であり、地区内を連絡する道路整備が遅れていました。このため、当地区の地域間交流、通勤通学などの日常生活、また防災対策の上から、当地区の補助幹線道路として、藤野通の整備に入りましたが、札幌市南区藤野5条8丁目の一部区間が丘陵地のため、地元との協議の上、トンネル(開削ボックス)による整備となり、平成18年6月9日全線開通となりました。 トンネル区間は190mで、住宅地にあり、また小中高校の通学路にもなっていることから、騒音に配慮した吸音内装板や壁面の内装により照明効果を上げるなどの工夫をしております。 |
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路線名 (所在地) |
藤野通線 |
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延長(m) | 190 | ||
幅員(m) | 14.5 |
路線名 (所在地) |
主要道道小樽定山渓線 (南区定山渓) |
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延長(m) | 1,487 | |||
幅員(m) | 8.8 |
路線名 (所在地) |
主要道道小樽定山渓線 (南区定山渓) |
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延長(m) | 294 | |||
幅員(m) | 8.8 |
路線名 (所在地) |
主要道道小樽定山渓線 |
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延長(m) | 430 | |||
幅員(m) | 8.8 |
路線名 (所在地) |
主要道道小樽定山渓線 |
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延長(m) | 631 | |||
幅員(m) | 8.8 |
路線名 (所在地) |
主要道道小樽定山渓線 |
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延長(m) | 129 | |||
幅員(m) | 8.8 |
路線名 (所在地) |
主要道道小樽定山渓線 |
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延長(m) | 809 | |||
幅員(m) | 8.8 |
小別沢トンネルは、農作物の輸送時間を短縮するために小別沢地区の有志の方々が出資し、昭和2年頃に発破をかけながらノミなどの人力作業で掘った素掘トンネルが始まりでした。その後、昭和30年の本市と琴似町の合併時に札幌市道として認定され、通算して約70年もの間、利用されてきました。 しかし、長年にわたる使用のため、トンネル内部の岩盤の風化による老朽化が著しく、また、全幅が3.5m程度と非常に狭く乗用車1台がようやく通ることができる小さなトンネルであったことから、円滑な通行や安全確保を図るため、本市建設局において、平成11年度から新しいトンネルの整備事業に着手いたしました。 平成15年4月25日に開通した新しい小別沢トンネルは、延長が231.5m、道路幅員が9.5mとなり、旧トンネルに比べますと非常に大きなトンネルとなりました。また、トンネル前後の道路には、西区側約70m、中央区側160mの区間にロードヒーティングを設置しております。 |
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路線名 (所在地) |
小別沢線 |
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延長(m) | 232 | |
幅員(m) | 9.3 |
市道平福線は、平和地区と福井地区を連絡するほか、手稲区方面と南区方面を結ぶバイパス的な役割を果たしている路線ですが、山間部に位置していることから、急勾配のうえに、急カーブとなっているため、冬期間は通行止めになっていました。 一方、平和地区・福井地区においては年々交通需要が増加を続けていることから、手稲左股通と右股通が合流する交差点では交通渋滞が発生しています。 この渋滞の緩和と通年の通行を可能とするため、平成10年度から道路改良事業に着手し、平成19年11月26日から通年通行が可能となりました。 |
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路線名 (所在地) |
平福線 |
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延長(m) | 138 | |
幅員(m) | 12.3 |
北1条・宮の沢通は、本市道路網の骨格をなす「2バイパス・2環状・13放射線」の1放射線であり、起点の札幌駅前通(札幌市中央区北1・西4)から西方向に北海道神宮前を通り宮丘公園内を横断して国道5号(札幌市西区宮の沢)を終点とする、延長9,900mの都市計画道路であります。 北1条・宮の沢通は都心部から円山と手稲山の山麓を東西に貫通するため、札幌市の街路としてはめずらしく起伏に富んだ道路であり、特に西野・屯田通から国道5号線までは縦断勾配6%の区間が約1,000mもあることから冬道安全対策としてロードヒーティングが敷設されました。 また、宮丘公園を横切る丘陵部は掘割により公園が二つに分断することから、公園の機能、周辺の環境景観に配慮し、公園内に生息するうさぎやきつねなどの小動物の往来を確保するため、幅員32mの大規模な開削トンネル工法による宮丘トンネルが完成しました。 |
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路線名 (所在地) |
主要市道南19条線 |
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延長(m) | 60 | |
幅員(m) | 29.8 |
路線名 (所在地) |
国道230号 |
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延長(m) | 108 | ||
幅員(m) | 10.6 |
路線名 (所在地) |
国道230号 |
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延長(m) | 104 | ||
幅員(m) | 8.8 |
路線名 (所在地) |
国道230号 |
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延長(m) | 116 | ||
幅員(m) | 10.6 |
路線名 (所在地) |
国道230号 |
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延長(m) | 159 | ||
幅員(m) | 9 |
路線名 (所在地) |
国道230号 |
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延長(m) | 1,124 | ||
幅員(m) | 8.5 |
路線名 (所在地) |
主要道道小樽定山渓線 |
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延長(m) | 616(市内延長:430) | |||
幅員(m) | 9.7 |
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