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更新日:2022年5月23日

気候変動対策・SDGsに取り組むユースの活動紹介~北海道札幌Blue Earth project編~(テキスト版)

<ナレーション>

この動画は、北海道札幌で、気候変動問題を始めとする環境問題に対するアクションが広がっていくことを目的に、持続可能な世界を目指し、札幌で活動する高校生の団体「北海道札幌Blue Earth Project」と神戸を拠点に環境問題に対するアクションを全国に広げる活動をしている「NPO法人Blue Earth Project」と札幌市が共同で制作した動画です。

<テロップ>

それでは、北海道札幌Blue Earth Projectの活動をニュース風動画でお伝えします。

<キャスター(濱野さん)>

こんにちは。今日は最近関心が高まっている気候変動問題について取り組む北海道札幌市の女子高生の皆さんをご紹介し、地球温暖化について考えていきたいと思います。

その前に専門家のお二人に、今起こっている気候変動の現状やその原因についてお話ししていただきます。村松さん、鏡さん、よろしくお願いします。

<専門家(村松さん)>

はい、皆さんも知っているとおり、札幌市のみならず世界中で問題となっている地球温暖化による気候変動は、地球上の生物にさまざまな影響をもたらしています。地球温暖化の原因である温室効果ガス排出量削減のために“COOL CHOICE”という地球にやさしい「賢い選択」をしようという取組が行われています。

<専門家(鏡さん)>

例えば「エコな家電に買い換える選択」「車ではなく公共交通機関を使用する選択」など地球にやさしい「賢い選択」を行うことです。“COOL CHOICE”を積極的に行うことが、地球温暖化を止めることにつながり、多くの環境問題を解決することができます。地球に住む私たちの未来のために“COOL CHOICE”というアクションを起こす必要があるでしょう。

<キャスター(村上さん)>

専門家のお二人、ありがとうございました。それでは今から気候変動問題に取り組む札幌の女子高校生に突撃インタビューしていきたいと思います。北海道札幌市藤女子高校にいるリポーターの西村さん、お願いします。

<リポーター(西村さん)>

はい、今日は気候変動問題について取り組む藤女子高校の「北海道札幌Blue Earth Project」の皆さんにお話を伺いたいと思います。

<インタビュー>

質問:今何をされているのですか?

回答:ポプリを作成していて、このポプリは果物の皮を用いています。果物の皮を用いた理由は、食べ物の皮には水分が多く含まれていて、その水分が焼却する際に火力量を増してしまい、CO2排出を増やしてしまうので、ポプリを作成しました。

回答:地球温暖化を防ぐために暖房の使用電力を抑えることを目標にして活動しています。湿度が上がると体感温度が上昇するというデータがあるので、かわいく簡単に作れる加湿器を企画しているところです。

~製作中~

質問:活動を始めたきっかけを教えてください。

回答:この活動を始めたきっかけは、元々、SDGsに興味があったことと、学生という小さい力ですが誰かの心を変えるきっかけになればと思い参加しました。

回答:私は6年生の先輩方が一度説明に来てくださった際に、その姿がとてもキラキラしていて楽しそうだったので、この活動に参加したいと思いました。

質問:これまで取り組んできたことを教えてください。

回答:2019年度に活動された先輩方はコロナ前だったので、(Blue Earth Projectの)拠点である神戸の松蔭高校に行き、メンバー達と交流したりしていました。また、さっぽろ雪まつりでは、(株)アレフ(びっくりドンキー等を運営)の会社と協力して、エコレシピを作ったり、自作の小豆と玄米のカイロ作り体験などをしていました。加えて、ラジオ番組(FMアップル「香るパラダイス」)に出演したり、札幌市主催の気候変動対策会議やワークショップに参加しました。

2020年度、私たちは東京湾大感謝祭でBlue Earth Projectのオンラインミーティング(※)に参加し、自作のエコグッズを紹介しました。

(※)気候変動に関する啓発イベントをテーマに、全国各地でBlue Earth Projectに参加している163名の女子高校生が交流する環境活動

また、環境広場さっぽろでは活動紹介をオンラインで行いました。私たちは2021年度再び、ラジオ番組(FMアップル「香るパラダイス」)に出演しました。そこで、先輩方のカイロを進化させた私たちのカイロを広めるいい機会になりました。

質問:活動を始めて自分自身の変化・周りの変化を教えてください。

回答:活動を始める前から、地球温暖化について興味はあったのですが、活動を始めてオンラインミーティングを通して、他校の活動を聞いて、さらに関心が高まりました。また、私たちは6人ずつのグループで活動してきたので、メンバー全員が積極的に意見交換できるようになりました。

質問:これからの活動への想いを一言お願いします。

回答:私たちはオンラインミーティングで他校から学んだことを活かして、どの世代の方々にも、分かりやすい説明をできるように活動していこうと思います。

<キャスター(村上さん)>

北海道札幌Blue Earth Projectの皆さん、ありがとうございました。濱野さんも藤女子高校出身ですよね。

<キャスター(濱野さん)>

はい、実は私も北海道札幌Blue Earth Projectのメンバーとして活動していました。これからも頑張っていってほしいです。

<専門家(村松さん)>

この動画を見て、私たちのように気候変動対策のために活動する人がもっと増えてほしいなと思っています。

<ナレーション>

札幌市でのこのような活動が、これからの社会を担う若い世代から増えてほしいです。

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