ここから本文です。
札幌市では、環境に影響を及ぼす可能性がある活動を管理し、PDCAを基本に、継続的な改善を図る組織体制と組織運営を行うため、平成13年4月から環境マネジメントシステム(EMS)の運用を開始し、省エネ・省資源など環境負荷の低減に取り組んでいます。
平成23年4月からは、エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)や地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)の改正・施行に伴い、札幌市の実情に合った効果的・効率的な温暖化対策の推進を図るため、EMSの対象範囲を全施設に拡大、ISO14001認証を返上し、札幌市独自のEMSへ移行しました。
近年、気候変動の影響が深刻化する中、脱炭素社会の構築に向けて、気候変動対策は大きな転換期を迎えています。地球の平均気温の上昇を1.5℃に抑える努力を追求するというパリ協定の目的を踏まえて、札幌市では2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」を宣言するとともに、2030年についても高い目標を掲げて温室効果ガスの排出量の削減に取り組んでいくこととしました。
札幌市役所は、市域の温室効果ガスの約6%を排出する市内最大級の事業者であるため、札幌市EMSにおいても、これらの動向を踏まえて地球温暖化対策の強化を行っていくこととしました。 札幌市役所は、市域の温室効果ガスの約6%を排出する市内最大級の事業者であるため、札幌市EMSにおいても、これらの動向を踏まえて地球温暖化対策の強化を行っていくこととしました。
■EMSにより重点的に取り組む課題
これまでEMSでは、地球環境への負荷を継続的に低減するため、環境配慮取組の推進や、エネルギー使用量及び温室効果ガス排出量の削減に継続して努めてきました。今後も、環境方針に示す環境配慮の取組の推進し、省エネと再エネ推進を基本的な方向としたエネルギー削減の対策に加えて、電力における環境配慮契約や次世代自動車の普及など、温室効果ガスの排出量の削減に焦点をあてた対策にも力を入れて取り組んでいきます。
■EMS関係規程
公共工事 公共工事における環境負荷低減をさらに進めるために「土木」、「建築・設備」、「雪対策」の3つのEMSプロジェクトを設置し、各部門においてガイドラインを策定して環境マネジメントを実践しています。
|
||||||
グリーン購入ガイドライン(グリーン購入のページへ) |
■取組結果
札幌市EMSレポートにおいても取組結果を紹介しています。
■市長取組指示
上記の取組結果をうけて、市長からシステム改善のための取組が以下のとおり指示されました。
札幌市役所は、脱炭素社会の実現に向けて、新たな環境方針を策定するとともに、2030年度までに温室効果ガス排出量を2016年度比で60%削減することを全庁目標として掲げた。 その達成のために、下記の取組を推進し、事務事業に伴うエネルギー使用量及び温室効果ガス排出量を着実に削減すること。
関連ページ
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.