ホーム > 健康・福祉・子育て > 食の安全・食育 > 食の安全情報 > 食中毒 > ワックスエステルを含有する魚に注意してください

ここから本文です。

更新日:2022年12月21日

ワックスエステルを含有する魚に注意してください

ワックスエステルとは

 単に、ワックス(ろう)とも呼ばれている脂質のことです。大量に摂食した場合、体内で消化できないため、食後18~56時間後、下痢、腹痛、皮脂漏症などの症状が現れることがあります。また、下痢便は、特有の悪臭があり、ひどい場合には脱水症状を起こすことがあります。

  

販売が禁止されている魚

バラムツ、アブラソコムツ

 厚生省通知(昭和45年 環乳第83号、昭和56年 環乳第1号)により販売が禁止されています。(有毒魚ハンドブック12~13ページ参照)

 

 食べるときに注意の必要な魚

オオメマトウダイ

 スーパー等で干物として販売されていることの多い魚ですが、ワックスエステルが含まれています。 

 ワックスエステルは消化されにくいため、生で食べないようにし、網の上でよく焼くなど脂分を取り除くようにしましょう。また、食べ慣れない方は、少量から食べるようにしましょう。

オオメマトウダイの干物の写真

  【オオメマトウダイの干物】                      

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局保健所食の安全推進課

〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階

電話番号:011-622-5170

ファクス番号:011-622-5177

こちらのフォームは掲載内容に関するお問合せにご利用ください(対応・回答は開庁日のみとさせていただきます。)。
食中毒の発生や不良食品に関する個別のご相談は直接相談窓口までお願いいたします。