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高齢者施設に従事等、高齢者の支援に携わる方へ、結核の早期発見及び感染拡大防止についての周知を目的に、研修動画を公開いたします。ご視聴後アンケートの記載にご協力よろしくお願いいたします。
テーマ:「高齢者の結核~高齢者関係施設との連携の実際~
公開期間:令和6年9月24日(火曜日)~令和6年11月29日(金曜日)
第1部「結核の基礎知識」
第2部「結核治療、施設等での感染防止対策」
研修動画視聴後アンケート
下記いずれかの方法で「研修動画視聴後アンケート」にご協力をお願いします。
1.こちらの研修受講後アンケート入力ページから入力
2.アンケート用紙(PDF:156KB)をダウンロードし、FAXでの送信
(送信先:札幌市保健所感染症総合対策課FAX:011-622-5168)
BCG接種は、結核の発病や重症化を防ぐための免疫をつける重要な予防接種です。
結核は、特に乳幼児が感染すると重症化することが多く、髄膜炎などになることがあります。
このため、1歳未満の時期に予防接種を受けることが重要です。(望ましい接種時期は生後5~8カ月未満です)
札幌市では、この時期のお子さまのために、各保健センターでBCG接種を実施しています。
対象となるお子さまの保護者へは、お住まいの区の保健センターから案内文書をお送りしています。実施日時などは、お住まいの区の保健センターへお問い合わせください。
また、BCG接種にあたってのお願いについても、併せてご覧ください。
結核は、免疫力が低下すると発病しやすくなります。
普段から、睡眠・食事・運動・ストレスなどに気を配り、健康的な生活を送って免疫力を高めるように心がけましょう。
また、症状がかぜの初期症状とよく似ている為、気がつかないで悪化させてしまったり、他人に感染させてしまうことも少なくありません。
症状が2週間以上続く時は、結核を疑って早めに医療機関を受診しましょう。
学校や職場の健康診断、結核住民健診(65歳以上)なども早期発見に役立ちますので、できるだけ受けるようにしましょう。
健康チェックリスト(結核早期発見のためのポイント)(PDF:739KB)をご活用ください。
結核患者数は減少傾向にありますが、高齢者が占める割合は増加しています。札幌市では新たに結核患者として登録された方の、約80%が65歳以上、65%が75歳以上の高齢者です。高齢者は咳や痰などの症状が現れにくく、受診の遅れにつながる可能性もあるため、早期発見に向けた対策がとくに重要です。
<年次別・年齢別新規結核患者数の推移>
札幌市保健所で作成した上記健康チェックリストのほか、公益財団法人結核予防会では以下のような資料も作成しておりますのでご活用ください。
高齢者施設・介護職員対象の結核ハンドブック(PDF:2,558KB)
高齢者介護に関わる人のための“結核”基礎知識(PDF:295KB)
『在宅高齢者への結核対応ポイント&事例集』(結核予防会結核研究所ホームページ)
※この資料は国立研究開発法人日本医療研究開発機構委託研究開発費(新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業)「地域における結核対策に関する研究」(研究開発代表者石川信克)により作成されました。
<札幌市における結核患者の新登録者数(男女別)>
<札幌市の活動性分類別新登録患者数>
<札幌市における外国生まれ結核患者の推移>
9月24日から30日までは、結核予防週間です。
札幌市では、年間約92人ほどが新たな結核患者として登録されています。
咳・痰・発熱・体のだるさが2週間以上続くようであれば、結核も疑い、早めに医療機関を受診しましょう。
健康管理のため、年に1回は定期健診も受けましょう。
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