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本市下水道事業では、「札幌市下水道ビジョン2020」(平成23年3月策定)及び「札幌市下水道改築基本方針」(平成27年3月策定)に基づき、平成28年3月に、平成28年度から令和2年度までの5年間の行動計画として「札幌市下水道事業中期経営プラン2020(平成28年3月策定)」(以下、「中プラ2020」という。)を策定し、「安全で安心な市民生活の維持」、「環境に与える負荷の低減」、「健全で持続可能な経営」の3つの基本目標を実現するための取組を着実に進めてきました。
現在「中プラ2020」は5年目を迎え、累積資金残高は、計画上の金額よりも好転している状況です。しかし、収入の根幹となる下水道使用料は、節水機器の普及や、今後は人口減少に転ずると見込まれていること等から増加が見込めず、さらに令和2年度決算では、新型コロナウイルス感染症の影響により減収となるおそれがあります。
また、令和2年8月に策定した「札幌市下水道ビジョン2030」では、下水道施設の老朽化に伴う維持管理費・建設事業費の増加が見込まれ、また、今後、人口減少に伴う下水道使用料の減少が見込まれるため、財政状況は厳しさを増していくとしており、現在、ビジョンの前半5年間の具体的な行動計画である「札幌市下水道事業中期経営プラン2025」(以下、「中プラ2025」)を策定しているところです。
令和3年度の予算編成については、「中プラ2025」のスタート年度として、こうした状況を職員一人一人が認識し、「公営企業」としての公益性、経済性を発揮し、良好な下水道サービスを継続して提供できるよう、事業運営していく必要があると考えております。
下水道事業会計は、施設の維持管理などに関わる収入と支出(収益的収支)、および施設の建設・改築などに関わる収入と支出(資本的収支)からなっています。
下水道事業会計は、施設の維持管理などに関わる収入と支出(収益的収支)、および施設の建設・改築などに関わる収入と支出(資本的収支)からなっています。
下水道事業については、平成26年度決算から、全国的に総務省から示された統一の様式である「経営比較分析表」により、公営企業の経営について分析を行い公表することとなりました。
この「経営比較分析表」は、経営の健全性・効率性・老朽化の状況を示す11指標について、過去5年間の決算の経年変化及び類似団体平均との比較等を示し、また、それぞれの公営企業が経営の健全性・効率性及び老朽化の状況等の分析を行った資料となっています。
公共下水道・・・主に市街地における下水を排除し、処理するための下水道
特定環境保全公共下水道・・・市街化調整区域内における下水を排除し、処理するための下水道
経営比較分析表(特定環境保全公共下水道)(PDF:64KB)
なお、令和3年度経営比較分析表の策定及び公表要領、経営指標の概要、類似団体一覧等については、下記の総務省のホームページをご確認ください。
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