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更新日:2011年5月17日

家庭・工場等から水再生プラザまでの流れ

 家庭や工場等で使った汚水や雨水は、敷地内の排水設備から公共ますを経由して下水道管に流れます。また、道路上の雨水も道路雨水ますから下水道管に流れます。下水道管に流入した下水(汚水と雨水を合わせて下水といいます)は、管のこう配によって自然に流下しますが、下水道管が地下深くなるとポンプ場で下水をいったんくみ上げて水再生プラザへ流します。水再生プラザでは、下水に含まれるごみや土砂を取り除いた後、微小な生物の働きで浄化処理し、河川に放流します。

家庭・工場等から水再生プラザまでの流れ

 

下水を排除する方法には「合流式」と「分流式」があります

合流式

雨水と汚水を同一の管路で排除する方式

分流式

雨水と汚水を別々の管路で排除する方式

雨水は水再生プラザへ流入せず、直接河川などに放流されます。

排水設備

 家庭や工場の汚水や宅地内に降った雨水を公共ますまで流すための宅地内の排水管や私設ますなどを「排水設備」といいます。
 排水設備は、公共下水道ではなく、私有の財産なので、設置や維持管理は個人等が行うものです。
 また、札幌市下水道条例において、排水設備の基準等が定められています。

管路施設

 下水を収集し、ポンプ場や水再生プラザ、放流先まで流下させる目的のもので、下水道管、マンホール、公共ます、取付管などを「管路施設」といいます。
 下水道管は、一部の地域を除いて、管のこう配により自然流下方式で下水を流下させています。

ポンプ場

 埋設される管が地下深くなると維持管理などが困難となるので、中継ポンプ場を設け下水を地表近くまでくみ上げ再び自然流下させます。
 台風などによる大雨のときなど、下水道管に流れ込んだ雨水を速やかに川などに排除し、浸水を防ぐ役割の雨水ポンプ場もあります。 

<関連リンク>「ポンプ場」へリンク