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更新日:2023年4月21日

障がい者スポーツの活動拠点の整備に向けた調査

障がいのある方のスポーツ環境の整備については、「札幌市スポーツ推進計画」において、「障がいの有無にかかわらず、誰もがスポーツを楽しめるようにするために、利用しやすいスポーツ施設の環境整備(中略)などを通して、障がいのある方のスポーツの機会を確保し、障がいのある方とない方のスポーツによる交流を支援します。」とされ、同計画改定版(令和元年6月28日策定)においても、「年齢、性別、障がいの有無にかかわらず、スポーツは誰もが参加できるものであり、(中略)多様な人々がスポーツを通じて社会に参加することができるよう、スポーツを楽しむ環境を充実させるとともに、そのための活動を支援します。」とされております。

このような中、「札幌市まちづくり戦略ビジョンアクションプラン2019(令和元年12月25日策定)」において、「障がい者スポーツセンター検討調査事業」として、令和3年度及び令和4年度に「冬季オリンピック・パラリンピックの招致を見据え、障がい者スポーツの普及振興や競技力向上のため、障がい者スポーツの活動拠点の整備に向けた検討調査」を進めることとされたことから、2ヵ年度にわたり「札幌市障がい者スポーツ普及促進協議会(以下「協議会」という。)(※)」で検討するとともに、札幌市における現状や他都市の事例等について調査を行いました。

※障がい者団体や学識経験者、スポーツ施設の運営者など多様な関係者で構成された会議体

令和3年度

令和3年度は、以下の2点について調査・考察を行いました。

  1. 障がい者スポーツセンター設置の必要性に係る情報収集及び考察
  2. 障がい者スポーツセンターの性質の考察

令和4年度

令和4年度は、以下の2点について調査・考察を行いました。

  1. 障がい者スポーツ振興の施策に係る調査及び考察
  2. 障がい者スポーツセンターの運営に必要な体制に係る調査及び考察

最終報告

協議会において、2ヵ年度にわたる調査及び検討結果として、「最終報告」を取りまとめました。

令和4年度障がい者スポーツセンターの設置に係る検討結果(最終報告)(PDF:2,819KB)

最終報告では、札幌市においては、障がいのある方がスポーツを行うに当たって、スポーツをする場所や指導者、情報が不足しているといった課題があることから、これらの課題を解決し、札幌市が目指す障がいのある方のスポーツ環境(※)を実現するため、障がい者スポーツセンターの設置が必要と結論づけられました。

※札幌市が目指す障がいのある方のスポーツ環境

  1. 誰もがスポーツに触れることのできる環境
  2. 裾野拡大から競技力向上まで一貫したサポート
  3. 体育授業の見学者ゼロの実現
  4. 情報の集積・発信
  5. 雪のまち札幌市の特性を活かした冬季障がい者スポーツの充実
  6. 障がいのある方とない方がスポーツを通じて交流する機会の充実

 

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札幌市スポーツ局スポーツ部企画事業課

電話番号:011-211-3044

ファクス番号:011-211-3046